- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 書籍
免疫の意味論
定価 ¥2,420
550円 定価より1,870円(77%)おトク
獲得ポイント5P
在庫あり
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
11/25(月)~11/30(土)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 青土社/ |
発売年月日 | 1993/04/30 |
JAN | 9784791752430 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
11/25(月)~11/30(土)
- 書籍
- 書籍
免疫の意味論
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
免疫の意味論
¥550
在庫あり
商品レビュー
4
33件のお客様レビュー
免疫学の第一人者である著者の1993年の著作。 免疫とは「自己」と「非自己」を見分けて非自己を排除する営みであるということを出発点に、免疫機能の仕組み、HIVウイルス(免疫不全症候群)、アレルギー、老化現象、自己免疫、寄生虫や癌のこと等々に話は至る。 まるで哲学書でも読んでいるか...
免疫学の第一人者である著者の1993年の著作。 免疫とは「自己」と「非自己」を見分けて非自己を排除する営みであるということを出発点に、免疫機能の仕組み、HIVウイルス(免疫不全症候群)、アレルギー、老化現象、自己免疫、寄生虫や癌のこと等々に話は至る。 まるで哲学書でも読んでいるかのような深淵さに雑誌「現代思想」の連載をまとめたものと知ってなるほどなと。 我々の体内の小宇宙とも呼ぶべき驚くべき現象世界にワクワクしながら読み進んだ。本書にはノーベル賞学者の利根川進や本庶佑も登場し、当時の日本免疫学界の充実ぶりもうかがえる。 読み通してあらためて思うことは、人間(生物)が自身では全く意識することなしに、このような驚くべき生体組織を進化させてきたということだ。このような精密で複雑で合理的な営為(不可思議で非合理的に見えることもあるとはいえ)はやはり人間の想像力構想力を遥かに超えていて、創造主の意思、所業としか思えない。医療や科学に限らず自然科学は何かを全く新しく創造するというよりは、自然世界の原理法則を発見してそこに応用を加え未知の技術を開発していくものだと思うが、そういうダイナミズムも感じられて読んでいてワクワクさせられ、また哲学的で文学的な語り口が大いに好奇心を刺激してくれる。ただ少々古い本なのでアフターコロナの最新の知見も得たくなった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
―20081023 自己と非自己を識別するのは、脳ではなく免疫系である。「非自己」から「自己」を区別して、個体のアイデンティティを決定する免疫。臓器移植、アレルギー、エイズなどの社会的問題との関わりのなかで、「自己」の成立、崩壊のあとをたどり、個体の生命を問う
Posted by
でたらめな思い込みや陰謀論が跋扈しているのが社会の実相だと思いますが、ワクチン接種について考える時に、まず読み直すべき名著にして基本文献です。文章も素晴らしい。落ち着いて「免疫論」の基本に戻る時期になっているのではないかとぼくは思います。
Posted by