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小説・捨てていく話
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商品詳細
| 内容紹介 | 内容:薔薇の家.電気釜のうた.猫の会議.靴.滝.死の仮面.親指姫.二つの縁側.雨.山姥の林.狼.踏切り.二つの手紙.モスクワにて.夫婦漫才.死.ストップウォッチ.人形.ある埋葬.葬式泥棒.蝋燭 |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 1992/11/06 |
| JAN | 9784480803146 |
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商品レビュー
3.8
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2024.12.11市立図書館 松谷みよ子「自伝 じょうちゃん」を読み終え、そこに出てきた作品を借りてみた。 初出はPR誌「ちくま」で、1989年2月号から21回にわたって連載したものをまとめた自伝的小説。主人公の蕗子が夫であった人(湯川土志)とすれ違うようになったあたりから、離...
2024.12.11市立図書館 松谷みよ子「自伝 じょうちゃん」を読み終え、そこに出てきた作品を借りてみた。 初出はPR誌「ちくま」で、1989年2月号から21回にわたって連載したものをまとめた自伝的小説。主人公の蕗子が夫であった人(湯川土志)とすれ違うようになったあたりから、離婚・別居を経て夫であった人が亡くなった後始末までの思い出がぽつりぽつりと語られていく。「自伝 じょうちゃん」や「モモちゃんとアカネちゃん」シリーズのエピソードをふまえて読んでみると、小説と銘打っているものの、人物の名前こそ変えているが内容はほぼ実話ベースと見受ける。別れたと言っても娘たちにとってはかけがえのない父親だからと自分の感情には蓋をして娘たちの心情を思いやり、心ある姻族との関係も続き、別れたあともなにかと頼られれば応え、死後には共に始めた後に蚊帳の外に置かれた事業の尻拭いをし⋯いろいろな行き掛り上の理不尽に耐えに耐えた人生だったのだなあ、と改めて思う。人前では決して見せない、当時を思い返すだけで病んでしまうほど重い、夫だった人への暗い気持ち。墓までもっていこうにも、やっぱり、なかったことにはできなかったのだな⋯ 民話収集家とか児童文学者という肩書抜きに、一人の女の一生として、すごい体験を読ませてもらってありがたいと思った。 1987年の詩集「とまり木をください」はまさに夫とその劇団との関係からうまれた作品だとわかったし、当時としては画期的なモモちゃんとアカネちゃんシリーズも、こういう体験から生まれたのだと思ってもう一回読みなおしてみると発見があるかもしれない。
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子どもの頃から何度も読み返した、 モモちゃんとアカネちゃんシリーズを もう一度改めて読み返しながら、 この本を読みました。 子どものときには、ちょっと不気味で 意味が良くわからなかった 靴だけが帰って来ること、歩く木の意味が 大人になってから理解できたときの驚きは衝撃的でした。 ...
子どもの頃から何度も読み返した、 モモちゃんとアカネちゃんシリーズを もう一度改めて読み返しながら、 この本を読みました。 子どものときには、ちょっと不気味で 意味が良くわからなかった 靴だけが帰って来ること、歩く木の意味が 大人になってから理解できたときの驚きは衝撃的でした。 そして人生のままならなさならば、身に沁みてわかるようになった今知ったのは あの、愛と幸せがギュッと詰まったような物語の源にあったのが 嫉妬と怒りと猜疑心で出来上がっている 底なしの沼だったという事実でした。 人間の本性を濾過して浄化して出来上がったあの物語が たとえ子ども向けであっても、子どもだましであろうはずもなく 長い間大人も子どもも惹きつける理由なのだと思いました。
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小説 捨てていく話 松谷みよ子 雨はやはり、こやみなく降っていました。三千大千世界の、どの暮らしにもあまねく、ひとしく、降りそそいでいました。 p82 雨 そうです。でも心だって、すうっと割れることもあるんですよね。 p14 薔薇の家 これ以降は引用しようと思う文は無か...
小説 捨てていく話 松谷みよ子 雨はやはり、こやみなく降っていました。三千大千世界の、どの暮らしにもあまねく、ひとしく、降りそそいでいました。 p82 雨 そうです。でも心だって、すうっと割れることもあるんですよね。 p14 薔薇の家 これ以降は引用しようと思う文は無かった。 最後まで読めば、これを書こうと彼女が思うのもなんとなくは理解した。 重なる部分は、わたしには無い。 涙した部分も。 ただ、図書館で今日偶然に手に取ったこの本が、夫との別れを描いている内容だったことがわたしを惹きつけただけだ。 わたしと重ならなくても、他人の離婚、人生と感情の積み重ねを見るのは新しい世界を知る手かがりとなる。新しい、というか、気づいていなかった自分自身の思いと出来事の側面を見ることに繋がる。
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