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バガヴァッド・ギーター 岩波文庫
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バガヴァッド・ギーター 岩波文庫

上村勝彦【訳】

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バガヴァッド・ギーター 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1992/03/16
JAN 9784003206812

バガヴァッド・ギーター

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商品レビュー

4.2

56件のお客様レビュー

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2026/02/21

活動とその停止、行うべきことと行うべきでないこと、危険と安全、束縛と解脱を知る知性は、純質的な知性である。 その知性により、人が美徳と不徳、行うべきことと行うべきでないことを、不適切に理解する時、それは激質的な知性である。 その知性が闇に覆われて、不徳を美徳と考え、またすべてのも...

活動とその停止、行うべきことと行うべきでないこと、危険と安全、束縛と解脱を知る知性は、純質的な知性である。 その知性により、人が美徳と不徳、行うべきことと行うべきでないことを、不適切に理解する時、それは激質的な知性である。 その知性が闇に覆われて、不徳を美徳と考え、またすべてのものごとを顚倒して考える時、それは暗質的な知性である。 ヨーガによって不動となった堅固さにより、人が意と気息と感官の活動を固持(抑制)する時、それは純質的な堅固さである。 また、人が成果を期待して、その堅固さにより、美徳と享楽と実利を、執着して固持する時、それは激質的な堅固さである。 また、愚者がその堅固さにより、睡眠、恐怖、悲しみ、嘆き、酔い(驕恣)を捨てない時、それは暗質的な堅固さである。

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2026/01/28

『バガヴァッド・ギーター』は、古代インドの壮大な叙事詩『マハーバーラタ』第6巻に編纂された、全18章、約700の詩節から成る哲学的聖典(神の歌)である。 読解にあたっては、多岐にわたる人物相関や用語の定義に、初読では戸惑うかもしれない。特に同一人物が多彩な敬称で呼び分けられるが...

『バガヴァッド・ギーター』は、古代インドの壮大な叙事詩『マハーバーラタ』第6巻に編纂された、全18章、約700の詩節から成る哲学的聖典(神の歌)である。 読解にあたっては、多岐にわたる人物相関や用語の定義に、初読では戸惑うかもしれない。特に同一人物が多彩な敬称で呼び分けられるが、その呼び名一つひとつに「二人の心の距離」や「教義の意図」が込められていると気づけば、当初の戸惑いは奥深い面白さへと変わる。 その核心は、「結果(成否や賞罰)に執着せず、今この瞬間に課せられた自らの義務(ダルマ)を全力で遂行せよ」という実践的な指針にある。この真意を紐解くと、執着を捨てるべき理由が「三つの側面」から浮かび上がる。 1. 行為のヨーガ:執着からの自由 クリシュナは、「汝には行為そのものに対する権限はあるが、その結果に対する権限は決してない」と説く。結果という「未来」を過度に憂慮すれば、心に不安や迷いが生じ、現在のパフォーマンスは低下する。また、期待が外れれば苦しみ(ストレス)も生まれるだろう。結果への執着を断つことで初めて心は静まり、状況に左右されない「不動の心」が確立される。 2. 義務(ダルマ)の遂行:社会秩序の維持 これは放縦な行動を推奨するものではない。各人が「自らの本分(ダルマ)」、すなわち親、職能、あるいは市民としての役割を私利私欲なく果たすことが、社会、ひいては宇宙全体の調和を保つことに直結する。アルジュナにとって、それは「戦士として義のために戦うこと」であった。 3. 至高の真意:神への献身(バクティ) さらに深遠な段階として、すべての行為の結果を至高の存在へ捧げる生き方がある。「私が成し遂げた」という執着、すなわちエゴ(慢心)を捨て、「自分は大いなる生命のうねりの一部(道具)として動いている」と自覚することだ。自身をその流れに委ねきることで、個人の矮小な悩みから解放され、究極の安らぎである「解脱」に至る。 『バガヴァッド・ギーター』が数千年を経てもなお読み継がれる理由は、ここにある。結果を恐れて立ちすくむという経験は、時代を問わず人間の本質的な弱さといえるだろう。そこから一歩踏み出す勇気を授けてくれる本作は、単なる古典の範疇を超え、現代を生きる私たちのための実学的な哲学として響き続けるはずだ。

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2025/12/12

インドで最も有名な神様のクリシュナが、戦の寸前に戦そのものに意味を見出せず戦意喪失したアルジュナ王との対話形式で教えを説いた作品。 全体の半分が本編で、残り半分は訳注+解説となっている。 どうにか普通の暮らしの中でもヨーギン達の境地に近づけないだろうかと思っていたところ、『行...

インドで最も有名な神様のクリシュナが、戦の寸前に戦そのものに意味を見出せず戦意喪失したアルジュナ王との対話形式で教えを説いた作品。 全体の半分が本編で、残り半分は訳注+解説となっている。 どうにか普通の暮らしの中でもヨーギン達の境地に近づけないだろうかと思っていたところ、『行為と行為の結果を放棄(ブラフマンに捧げる)しつつも自己の義務は果たすべきである』という点に救われた。 スピリチュアル界で言うところの"ワンネス"や"ハイヤーセルフ"などを真に理解したい人におすすめ。 ブラフマンに感謝を忘れず純質的な選択を心がけていきたい。

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