1,800円以上の注文で送料無料

バガヴァッド・ギーター 岩波文庫
  • 新品
  • 書籍
  • 文庫

バガヴァッド・ギーター 岩波文庫

上村勝彦【訳】

追加する に追加する

バガヴァッド・ギーター 岩波文庫

858

獲得ポイント7P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1992/03/16
JAN 9784003206812

バガヴァッド・ギーター

¥858

商品レビュー

4.1

48件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/06/27

ヒンドゥー教の聖典「バガヴァッド・ギーター」(神の歌)。 本書を正しく理解するには、ヴェーダやウパニシャッド哲学、ヨーガの知識が必要不可欠。ゆえに難しい。 けれど、「果報を意図して、偽善のために祭祀を行う場合、それを激質的な祭祀であると知れ」「捨離により直ちに寂静がある」「欲望...

ヒンドゥー教の聖典「バガヴァッド・ギーター」(神の歌)。 本書を正しく理解するには、ヴェーダやウパニシャッド哲学、ヨーガの知識が必要不可欠。ゆえに難しい。 けれど、「果報を意図して、偽善のために祭祀を行う場合、それを激質的な祭祀であると知れ」「捨離により直ちに寂静がある」「欲望、怒り、貪欲。これは自己を破滅させる、三種の地獄の門である」といったあたりは、なるほどと思わせる。 老荘思想は、形ばかりで真心の伴わない儀礼を批判する。また、ありのままを受け入れる姿勢は、故加島祥造さんの詩集「求めない」を想起させるし、万物に宿るとするクリシュナ(本書ではシヴァ神と概ね同義)は、まさに八百万の神と似た性質を持つ。以上浅薄な理解だけど、こう考えるとヒンドゥー教も案外身近に感じられる気がする。 一回挫折した「リグ・ヴェーダ」も通読したい。

Posted by ブクログ

2023/10/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

バガヴァッド・ギーターは、マハーバーラタの一部。 聖バガヴァッドとアルジュナとの対話。それをサンジャヤが王に報告している様子。 聖バガヴァッド=ヴァースデーヴァ=クリシュナ(人間の姿)、ということでよいのかな。 結果に執着せず、行為に専心せよ。 やたら聖バガヴァッドを褒め称える内容で、だんだん滑稽に思えてくる。私の理解が浅すぎるからかもしれないが。注釈をちゃんと読まないと理解には遠い。 ヒンドゥーのカタカナ語が多いので、もっと意訳してほしいとも思ったが、それを岩波文庫に期待するのはナンセンスか。

Posted by ブクログ

2023/04/06

39.あなたの職務は行為そのものにある。決して結果にはない。行為の結果を動機としてはいけない。また無為に執着してはならぬ 41愛憎を離れた、自己の支配下にある感官により対象に向かいつつ、自己を制した人は平安に達する。平安において彼の全ての苦は滅する。 57憎むことなく、期待するこ...

39.あなたの職務は行為そのものにある。決して結果にはない。行為の結果を動機としてはいけない。また無為に執着してはならぬ 41愛憎を離れた、自己の支配下にある感官により対象に向かいつつ、自己を制した人は平安に達する。平安において彼の全ての苦は滅する。 57憎むことなく、期待することない人は、常に放擲した者と知られるべきである。実に、相対を離れた人は、容易に束縛から解放される。 60外界との接触に執心せず、自己のうちに幸福を見出し、ブラフマンのヨーガに専心し、彼は不滅の幸福を得る。実に、接触から生ずる諸々の享楽は、苦を生むものにすぎず、始めと終わりのあるものである。知者はそれらにおいて楽しまない 63自ら自己を克服した人にとって、自己は友に。自己を制していない人にとっては、自己は敵に。 体と頭と首を一直線に不動に保つ、堅固に坐す、鼻の先を凝視し、諸方を見ない、自己を静め、恐怖を離れ、禁欲の誓いを守り、意を制御して、私に心を向け、私に専念し、専心して坐す 行為をして知識を得る 65苦との結合から離れることがヨーガと呼ばれるものであると知れ 67ヨガを信じているが、自己を制御せず心がヨガから離れた人はどうなるか→来世の環境が変わる 105私にのみ意を置け。私に知性を集中せよ。無理なら常修のヨーガをせよ。無理なら私のための行為に専念せよ。無理なら私へのヨーガに依存して、自己を制御し、すべての行為の結果を捨てよ。寂静←行為の結果の捨離〉瞑想〉知識〉常修 不滅の存在→ブラフマン→行為=祭祀(供物)→太陽→雨→食物→生類=行為 116彼は中立者のように静止し、諸要素によって動揺させられず、諸要素が活動するのみと考え、安住して動かない。 125欲望、怒り、貪欲りこれは自己を破滅させる、三種の地獄の門である。それ故この3つを捨てるべきである 222魂は殺されない、自己の義務である、故に戦えサーンキヤ(理論)における知性 224行為者が知性を確立し、行為の結果を顧みず、 232 235 236 244 行為のヨーガを完成すれば、自分と万物が一体であるという、自他の差別をなくした平等の境地に達し、行為をしても汚されない

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品