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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 角川書店/ |
| 発売年月日 | 1992/03/10 |
| JAN | 9784048726672 |
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商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
私はまだ小林多喜二を読んだ事がない。 蟹工船も共産主義もぼんやりとしか分からない。 そんな私でもこの本、この母の語りはぐっと迫るものがあった。更に馴染みのある方言がその感情に拍車をかけてくる。 貧乏人の日々の暮らし、北海道への移住の空気感、タコ部屋を隣で見守る様子。色々な事が温...
私はまだ小林多喜二を読んだ事がない。 蟹工船も共産主義もぼんやりとしか分からない。 そんな私でもこの本、この母の語りはぐっと迫るものがあった。更に馴染みのある方言がその感情に拍車をかけてくる。 貧乏人の日々の暮らし、北海道への移住の空気感、タコ部屋を隣で見守る様子。色々な事が温度と湿度を持って初めて見えた気がする。 朴訥でまっすぐで清らかな心の目。 何で殺されねばならなかったんだべか。 そんたに悪い事したんだべか。 そんな訳ない。 この理不尽な歴史も繰り返してはならないと強く思う。 なんて素直で賢く強く優しい人なんだろうと感嘆な思いで本を閉じた。
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中学か、高校くらいで、母の本棚の塩狩峠やら、氷点やらを読んで泣いた記憶がある。 それに通ずる久々の三浦綾子さん。 小林多喜二の名前は知っていても、人となりはまったく知らず、またその母の語りという物語とも知らずに読み始め、あまりの理不尽な最後に辛くて悲しかった。 労働者のよりよい...
中学か、高校くらいで、母の本棚の塩狩峠やら、氷点やらを読んで泣いた記憶がある。 それに通ずる久々の三浦綾子さん。 小林多喜二の名前は知っていても、人となりはまったく知らず、またその母の語りという物語とも知らずに読み始め、あまりの理不尽な最後に辛くて悲しかった。 労働者のよりよい労働環境をうたい、小説を書き、共産党で活動したために壮絶な最期を迎えてしまう。 皮肉なことに今の時代、お金や物は溢れていても、この時代の人情や助け合いや、個々の希望なんかは失われてるし、何がよいのか分からなくなる。 民主主義の弊害としての格差社会も、あるべき格差との隙間に児童の貧困や育児放棄など社会問題はてんこ盛り。 とにかくいろいろ考えさせられる。 とりあえず蟹工船、読みたい。 多分、高校生の時に、読んでるはずだけど。
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小林多喜二の名は知っていたし かの「蟹工船」もかつて読んだけど、人となり はこの本で知れた。時代が時代とは言うものの官憲の拷問で30歳で死亡した多喜二、その時 母は60歳。その母が88歳になった今 多喜二の思い出を振り返る形で話は進む。一番素晴らしいのは この家族の気持ちがいつも...
小林多喜二の名は知っていたし かの「蟹工船」もかつて読んだけど、人となり はこの本で知れた。時代が時代とは言うものの官憲の拷問で30歳で死亡した多喜二、その時 母は60歳。その母が88歳になった今 多喜二の思い出を振り返る形で話は進む。一番素晴らしいのは この家族の気持ちがいつも通い合っていることで、文字も読めない母だけれども家族の皆が互いを認めていて強いけど優しい。小説だからどこまで史実に添っているのか分からないけど、小林多喜二像がくっきり浮かんできた。朴訥な訛り混じりの老母の語り と言うスタイルが効いている。
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