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息子と父親 エディプス・コンプレックス論をこえて 青年期臨床の精神分析理論
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息子と父親 エディプス・コンプレックス論をこえて 青年期臨床の精神分析理論

ピーターブロス(著者), 児玉憲典(訳者)

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息子と父親 エディプス・コンプレックス論をこえて 青年期臨床の精神分析理論

定価 ¥2,990

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 誠信書房
発売年月日 1990/06/30
JAN 9784414402551

息子と父親

¥385

商品レビュー

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2009/01/31

『ハムレット』は文学上のモナリザ。 E.Jonesの名前を聞きかじったことがある程度の私には、それを越えていこうとするブロスの解釈は、興味深かった。 カフカ論はもう少し煮詰める必要があるとともに、機が熟す必要もある。 総論では、特にエリクソンを引きながら論じている、64Pが秀逸。...

『ハムレット』は文学上のモナリザ。 E.Jonesの名前を聞きかじったことがある程度の私には、それを越えていこうとするブロスの解釈は、興味深かった。 カフカ論はもう少し煮詰める必要があるとともに、機が熟す必要もある。 総論では、特にエリクソンを引きながら論じている、64Pが秀逸。 二者期という観念を知ったのは大きい。 言わせてもらうと、訳が読みにくいのが難点である。 この訳者の読みやすい他作品の訳も知っているので、ブロスが硬い表現をしているのだとは思う。 しかし、もっと柔軟に訳すことはできるはず。

Posted by ブクログ

2008/04/21

土井健郎 「エディプス・コンプレックスと甘えとはまさしく反比例する。つまり甘え(前エディプス期)が稀薄であればあるほど、性愛的傾向や敵意があらわになりやすい」  (『精神分析と精神病理』医学書院、1965)より 一体感への甘え:他者を他者として認める現実的な想像力を欠く−未...

土井健郎 「エディプス・コンプレックスと甘えとはまさしく反比例する。つまり甘え(前エディプス期)が稀薄であればあるほど、性愛的傾向や敵意があらわになりやすい」  (『精神分析と精神病理』医学書院、1965)より 一体感への甘え:他者を他者として認める現実的な想像力を欠く−未熟な心理 愛の目的・究極:心身を含む全体存在としての人間の一体化                ▼            愛の真の対象は自己ではなく他者                ▼            甘えの幻想、投影(相手の中に自己を見る)       ナルシシズム(⇒自体愛)での愛であり、対象愛ではない 同一化:相手との幻想的な一体感、甘え、自己の確率の脆さ、相手への依存

Posted by ブクログ

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