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柳田國男全集(15) 石神問答・大白神考 ほか ちくま文庫
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商品詳細
内容紹介 | 内容:石神問答.大白神考.みさき神考.田社考大要.塚と森の話.十三塚.境に塚を築く風習.七塚考.耳塚の由来について.民俗学上における塚の価値 |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 1990/05/29 |
JAN | 9784480024152 |
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柳田國男全集(15)
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柳田国男さんとイマヌエル・カント「1765-66冬学期講義計画公告」について 柳田国男さんの姿勢にカントさんの言う悟性的人間をみたと思いました。もっと単純にいうとそれは帰納法という自分で熟慮して推断する方法のことだろうと思いました。柳田国男さんの姿勢はカントさんのいう帰納法で...
柳田国男さんとイマヌエル・カント「1765-66冬学期講義計画公告」について 柳田国男さんの姿勢にカントさんの言う悟性的人間をみたと思いました。もっと単純にいうとそれは帰納法という自分で熟慮して推断する方法のことだろうと思いました。柳田国男さんの姿勢はカントさんのいう帰納法である。僕は演繹法と帰納法について漸く理解ができました。柳田国男全集を読みその手法に帰納法のお手本を見たからです。そして柄谷行人さんが数学についてゲーデルの不完全性定理による演繹法の自律的証明の不可能性を指摘した意味をやっと明確に知ることができました。悟性的にわかっていても学問として秩序ある全体のうちで見て取らなければ単独性(哲学)と複数性(政治)に渉って生きることが可能ではないだろうと思います。 悟性による直観は複数性(政治)にはなりがたい。やはり学問として秩序ある全体の内で見て取られなければ複数性(政治)になりえない。ハンナ・アーレントが容易に見捨てられた存在になりやすいと指摘した単独性(哲学)は学問として複数性(政治)として救済されるように感じた。 ここに柳田国男さんというお手本があることが救いになるだろう思いました。
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