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古代哲学史 タレスからアウグスティヌスまで
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古代哲学史 タレスからアウグスティヌスまで

A.H.アームストロング【著】, 岡野昌雄, 川田親之【訳】

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古代哲学史 タレスからアウグスティヌスまで

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房
発売年月日 1987/03/10
JAN 9784622006190

古代哲学史

¥2,475

商品レビュー

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2015/12/23

ヘラクレイトスを読みたくて読んだ。 反対するものが協調するのであり、相違するものから最も美しい音律が生まれる。そして全ては争いによって生じる。 生まれてから生きていくつもりになるが、それはまた死を覚悟することなのだ。そして子供を後に残すがそれは死なせるためなのだ。 人間は夜...

ヘラクレイトスを読みたくて読んだ。 反対するものが協調するのであり、相違するものから最も美しい音律が生まれる。そして全ては争いによって生じる。 生まれてから生きていくつもりになるが、それはまた死を覚悟することなのだ。そして子供を後に残すがそれは死なせるためなのだ。 人間は夜になると明かりをつける。自分の眼の明かりが消えるからだ。しかし生者も眠れば死者に接続し、目覚めている時でも眠っている時でも眠っている自分に接続しているわけなのだ。 最上のひとはすべてをすてても一つを選ぶ。不朽の誉れをとって死滅すべきものを捨てる。しかし大多数の者どもはさながら家畜のごとくに飽食するだけで済んでいる。 現れている結びつきより現れていない結びつきの方が優れている。 死なぬ者が死ぬ者であり、死ぬ者が死なぬ者なのだ。たがいに他の死を生き、他の生を死んでいる。 人間のうちで一番賢いものでも神に対すれば猿のごとくに見えるだろう。智においても美においても、その他の何においても。 変化によって休息するのだ。同じ主人に仕え、同じもののためにのみ労働するというのはうみつかれることだ。 神にとってはすべてが美であり、善であり、正である。しかし人間は、そのあるものを不正と考え、他のものを正とした。 円周の上では始めと終わりが共同だ。 人間にとってなんでも望み通りになるということはあまり良いことではない。 まるでがらくたのように、いい加減に積み重ねられたものから、この極美の世界秩序。 混合酒も、かき回さないと、元に戻って別々になる。 冷たいものが熱くされ、熱いものが冷たくされる。湿ったものが乾かされ、乾いたものが潤される。 よく思われるには良くなるのが一番の近道。

Posted by ブクログ

2008/04/10

名著です。 ミレトス派から始まった哲学がどのようにしてアウグスティヌスにつながってゆくのか、古代哲学をキリスト教への結実を目指してたどってゆくもの。 入門者が読むには分量が多いかもしれないけれど、読み終えたころにはかなりモノになると思う。 個人的には哲学にはあまり興味がなかった...

名著です。 ミレトス派から始まった哲学がどのようにしてアウグスティヌスにつながってゆくのか、古代哲学をキリスト教への結実を目指してたどってゆくもの。 入門者が読むには分量が多いかもしれないけれど、読み終えたころにはかなりモノになると思う。 個人的には哲学にはあまり興味がなかったが、キリスト教思想→西洋思想、の母体が哲学にあるということを改めて知り、とても為になりました。

Posted by ブクログ

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