1,800円以上の注文で送料無料

アジア史概説 中公文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

アジア史概説 中公文庫

宮崎市定【著】

追加する に追加する

アジア史概説 中公文庫

定価 ¥792

495 定価より297円(37%)おトク

獲得ポイント4P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

10/9(水)~10/14(月)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論社
発売年月日 1987/02/10
JAN 9784122014015

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

10/9(水)~10/14(月)

アジア史概説

¥495

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4.3

7件のお客様レビュー

レビューを投稿

2021/06/04

 この本は、1987年に発行された古い本であるが、とてもいい本です。アジア史全体を記述した本というのは極めて珍しく、その分量を500頁に抑えることは、宮崎市定という歴史の大家だからこそできたのだろう。  アジア全体の歴史に触れながら、通り一遍ではなくその本質を記述しているところが...

 この本は、1987年に発行された古い本であるが、とてもいい本です。アジア史全体を記述した本というのは極めて珍しく、その分量を500頁に抑えることは、宮崎市定という歴史の大家だからこそできたのだろう。  アジア全体の歴史に触れながら、通り一遍ではなくその本質を記述しているところがすごい。途中で飽きるかななんて思っていたのですが最後まで興味深く読むことができた。良書でオススメします。

Posted by ブクログ

2018/11/04

・ウマイア王朝…第四代教主アリのときに、教主選挙についての内訌により、シリア総督ムアビアがシリアを根拠地としてダマスクスに都した。以後父子相続 ・ムガール王朝…蒙古人バーブルが西北インドを確保し基礎を築く(1526年)。ムガールとは蒙古という意味 ・インドは第二次世界大戦における...

・ウマイア王朝…第四代教主アリのときに、教主選挙についての内訌により、シリア総督ムアビアがシリアを根拠地としてダマスクスに都した。以後父子相続 ・ムガール王朝…蒙古人バーブルが西北インドを確保し基礎を築く(1526年)。ムガールとは蒙古という意味 ・インドは第二次世界大戦における日本の行動に賠償を求めなかった。さらにインドは、東京裁判において、戦犯の罪を問う不合理さを主張

Posted by ブクログ

2018/10/25

おもに「中国」を記述、戦中の原稿では支那か。宋がそれまで軽蔑し朝貢貿易で利を与えて化外の民と見下していたキルギスに征服され皇帝の両立鼎立を認めざるを得なくなって阿Qのようにひねり出した自尊心の朱子学、民族意識が征服王朝である清に引き継がれ、それを倒した孫文、蒋介石にまで波及したと...

おもに「中国」を記述、戦中の原稿では支那か。宋がそれまで軽蔑し朝貢貿易で利を与えて化外の民と見下していたキルギスに征服され皇帝の両立鼎立を認めざるを得なくなって阿Qのようにひねり出した自尊心の朱子学、民族意識が征服王朝である清に引き継がれ、それを倒した孫文、蒋介石にまで波及したとする。『特殊権益』は正当なもので、自衛的戦争として「大東亜戦争」と名付けた必然性が浮き上がる。情熱の書で見かけの厚さに反して読みやすい。「安易にアジアに介入する」アメリカの愚を鳴らしている必読の書。東南アジア、インドにも独創の見解 2014/10/14 Hironobu Yazawa 唐から宋までの説明で全体の1/3。古代からアジア全体にわたって交流があり、文化や政治体制に影響を与えていたことがよく分かる。テュルクや蒙古族などの中央アジアさらには西アジアとのあいだの活発な交流が生き生きと描かれる。近世史以降は、各国史をつなげただけという印象は少なからずあるが、最後にある近現代日本史の解説は秀逸。 2016/06/16 たかしくん 中々の骨太な1冊です。本著の真髄は第3章以降にあると思います。ユーラシア全体を、交通(すなわち物流、民族の移動)の観点から捉えてます。故にその要地である西南アジアこそが中世・近世への先駆けとなった主因であること、中でもイスラム教の出現が西南アジアのルネサンスで、それがヨーロッパ・東アジアの歴史に大きく影響を及ぼしていくとの史観にも説得力がある。もう一つ、ヨーロッパのアジア・アメリカへの帝国主義には、彼らの革命を通じた国民主義の勢いが不幸に発展した結果であること、この議論は新鮮でした。 2015/08/16 isao_key 宗教について踏み込んで書かれているのが興味深かった。「小乗仏教が各派に分裂し、おのおのその主張の中にたてこもって細かい分析註解と論争を累積して他を顧みないうちに、かえって仏教の理想を見失い、しだいに現実社会から遊離してゆくのに対し、進歩的な大衆部の中より、仏教の本義を考えて現実社会にこれを活用して共済の実をあげようとする新運動が台頭した」 MAT-TUN 宮崎先生の本だからまずハズレは無いが、本書はその執筆された経緯から面白い。太平洋戦争中の1942年の文部省から、大東亜共栄圏が成立した暁には共栄圏内の諸国民に読ませようとする遠大な目的が本書にはあった。皇国史観のようなものではなく極めて良心的なわかりよい概説書で今読んでも非常に面白い。西アジアで興起した文明が東流する様が読んでる端から伝わってくる。 umeko 勉強モードで読み始めたのですが、見事にひっくり返されました。時間においても地域においても広範囲の歴史を的確にまとめ、ところどころに挟まれる筆者の歴史観が興味深かったです。とりわけ第8章の最後、「経済の高度成長も、短期間で達成できたものは、また短期間で失い易いと覚悟しなければならない。」の辺りは、まさに今現在の日本の状況を予言したかのよう。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品