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知への意志 性の歴史Ⅰ
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知への意志 性の歴史Ⅰ

ミシェルフーコー【著】, 渡辺守章【訳】

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知への意志 性の歴史Ⅰ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1986/09/10
JAN 9784105067045

知への意志

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商品レビュー

4.2

11件のお客様レビュー

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2024/06/17

凄かったなぁ。 私達は性にまつわる言説が抑圧されているとばかり思ってきたけど、実際はむしろその逆で、人間を生きながらえさせ自らを増殖させる「生権力」により言説が煽動されているらしい。抑圧言説は性的欲望装置の域を出ないという指摘にギクリ。 知と権力と欲望は、リゾーム状に複雑に絡み合...

凄かったなぁ。 私達は性にまつわる言説が抑圧されているとばかり思ってきたけど、実際はむしろその逆で、人間を生きながらえさせ自らを増殖させる「生権力」により言説が煽動されているらしい。抑圧言説は性的欲望装置の域を出ないという指摘にギクリ。 知と権力と欲望は、リゾーム状に複雑に絡み合い、現実世界で機能しているのであり、支配-被支配という単純な二項対立で世界が成立しているわけではないのである。その他人口の概念なども興味深い。5章の血と性的欲望の話は、サドやバタイユへのクリティカルな批判となっており、すごい。 ここまで読んでフーコーがどういう生き方を目指しているのか気になった。

Posted by ブクログ

2022/02/07

いや知恵熱しか出なかった。 最後の一文でさらに「う〜ん」となってしまった。 フーコーの入門書読んで再読します。

Posted by ブクログ

2021/08/12

性の歴史Ⅳの『肉の告白』が出版されたこともあり、性の歴史を改めて読むことにした。先日亡くなった渡辺守章先生の訳書でもあり、その点でも感慨深い。 渡辺守章先生も訳者あとがきで言及されているように、フーコーが明らかにしようとしている性をめぐる言説が、ドゥルーズ=ガタリの『アンチ・オイ...

性の歴史Ⅳの『肉の告白』が出版されたこともあり、性の歴史を改めて読むことにした。先日亡くなった渡辺守章先生の訳書でもあり、その点でも感慨深い。 渡辺守章先生も訳者あとがきで言及されているように、フーコーが明らかにしようとしている性をめぐる言説が、ドゥルーズ=ガタリの『アンチ・オイディプス』を意識していることが伺えるし、リゾームのような形態をとっているのだということも理解できる。 このフーコーの言説をどのように現代社会に活かすのか、アクチュアリティを持たせるのかは現代を生きる我々の課題なのだと思う。

Posted by ブクログ

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