- 中古
- 書籍
- 文庫
帰路 新潮文庫
定価 ¥440
220円 定価より220円(50%)おトク
獲得ポイント2P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 1986/02/25 |
JAN | 9784101095202 |
- 書籍
- 文庫
帰路
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
帰路
¥220
在庫なし
商品レビュー
3.5
3件のお客様レビュー
女と二人、ヨーロッパ…
女と二人、ヨーロッパを旅する男に次第にみえてくる「日本」。西洋と日本を対比させ、日本人の帰るべき場所を問う著者最後の長編小説。
文庫OFF
ヨーロッパに行ってしまった。 ヨーロッパの街や建物、食の描写もよかった、地図をみながら読みたくなる。 構図というか主張、テーマが明快すぎて、本気なのか冗談なのか分からないと思った場面もある。 視えてしまう とか、妙なものを見たという表現は、使うようになってしまいそう。
Posted by
なぜ読むのだろうと思う。自分がなぜ日本に生きているのか、なぜ人は惹かれるのか、そういう答えを探すために読むのだろうか。 時間潰しの読書というのがある。そういう読書をしたいときもあるけれど、それっきりになってしまうことも多い。この作品はそういう読み方をさせてくれない。読みながら、...
なぜ読むのだろうと思う。自分がなぜ日本に生きているのか、なぜ人は惹かれるのか、そういう答えを探すために読むのだろうか。 時間潰しの読書というのがある。そういう読書をしたいときもあるけれど、それっきりになってしまうことも多い。この作品はそういう読み方をさせてくれない。読みながら、もっと色んな絵を視てみたい、色んな映画を見尽くしてみたい、なにより日本の風土に基づいた体験をしなおしたい、と駆られる。 螺旋階段のような1日、人生、時代、どれも似たようなものだと思ったのはいつだったか。 対象化するまなざし。 駅の中吊りに出た故郷をみて、なにも海外にいかなくとも、自らを顧みることはできると思った。どこにいたとしても、大切なのは日常を対象化するまなざしなのだと思った。 「分からなければ考えろ。」
Posted by