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極東学園天国(4) ヤングマガジンKC
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極東学園天国(4) ヤングマガジンKC

日本橋ヨヲコ(著者)

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極東学園天国(4) ヤングマガジンKC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2000/09/06
JAN 9784063368956

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商品レビュー

4.2

12件のお客様レビュー

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2024/08/12

日本橋ヨヲコ「極東学園天国」読了。 モラトリアムな時間。逃げ込む人間。偽悪であろうと振る舞う人間。刹那的享楽に耽る人間。雌伏のための時間とする人間。 様々な人間たちが心の中に抱えたものを、隠し暴き晒し嘘をつき騙し騙され、そして磨き合い自分だけのものに精製していった学園生活であっ...

日本橋ヨヲコ「極東学園天国」読了。 モラトリアムな時間。逃げ込む人間。偽悪であろうと振る舞う人間。刹那的享楽に耽る人間。雌伏のための時間とする人間。 様々な人間たちが心の中に抱えたものを、隠し暴き晒し嘘をつき騙し騙され、そして磨き合い自分だけのものに精製していった学園生活であったのか、と思います。 中毒性が高い漫画を描く人だと常々思っていて、それは日本橋ヨヲコ自身の魂を削り尖らせ擦り減らして、の繰り返しで描いているからなんだな、と感じています。 感情が強くこわい。 見て見ぬふりをして、なんとか日常をやり過ごしているところって、生きている中で大なり小なりあるものです。他人からしたら些細なことで。歯牙にも掛けないことでも、引っかかってしまった人間には、とてつもない大きなこと。 それを日常が崩れないように、折れないように、なんとか折り合いをつけてやり過ごしているのに、お節介というか無遠慮というか独特の距離感で刺してくるのが、日本橋ヨヲコ作品のこわいところで、度し難い魅力。 何者でもないけど何者でもないことは認めたくない。特別な何かになりたいけど、何かを捨て去る覚悟はなく、誰かが虚勢を剥ぎ取ってくれることを待っている。でも、剥ぎ取られて精神の核を暴き立てられるのはこわいから、できるだけ優しくしてほしい。みたいな心に潜んでしまう弱さと向き合うことができない状態。それを少しでも感じたことがある人間ならば、リーチをはじめとした学生たちそれぞれに共感できて、反発もして、嫌悪も拒否も感じることもあるけども、彼らが選んだ道程を祝福する気持ちになるんじゃないでしょうか。 10代で読まなくてよかったという気持ちと、10代に読んでおくべきだったという気持ちを、読んでいたらどうなっていたんだろう、がぐちゃぐちゃしている読後です。 こわいのですよ日本橋ヨヲコ作品は。

Posted by ブクログ

2024/05/14

日本橋ヨヲコにしか書けない青春群像劇。著者の別作品も含め、私はこの世界に浸ったまま年老いていくのだろう。著者の描く漫画の世界観から抜け出すことは出来なさそうだ。

Posted by ブクログ

2017/11/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

10年以上前に3巻まで買って読んだ。 今回最終巻がようやく読めた。 ...やっぱり日本橋ヨヲコは熱かった。 筆で書いたような男性的で力強い線の絵と、青臭く魂を感じさせる台詞は好き嫌いが分かれるかもしれない。 でも私にはフィットした。 物言いがストレートで飾りがなくって、グサッとくるんだよな~。 小説じゃなくて漫画で、あの絵で、あのコマ割りで書かれると思わず胸と目頭が熱くなる。 この作品の登場人物たちも大好きで、シンゴやリーチ達の存在はずっと私の心の中にあった。 こんな「生きてるって実感」するような青春送りたかったなー。 まあ薄らぼんやりとした自分は何度生まれ変わっても(笑)この学園に入れそうにないんだけど(笑) あ、でも漫画家志望(でも絵が下手)の武者小路君にはシンパシーを感じた。 作者さんの中には第3部の構想があったのに、途中で終了してしまったのは残念。 彼ら彼女らの「続き」が読みたかったな。 城戸先輩のこの言葉が心に残った。 「『もしオリジナルでありたかったらどこまでも自分に忠実であるように』とドストエフスキーは言いましたが(中略)己の身のほどを自覚して、凡人であることを肝に銘じて、オレは何者でもなく生きる」

Posted by ブクログ