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花田少年史(モーニングKC)(4) モーニングKC
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2006/04/21 |
JAN | 9784063725223 |
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花田少年史(モーニングKC)(4)
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多分…昭和30年代のお話し。 私がワルガキぶりを発揮していたのが昭和40年代なかばだから この漫画の主人公「花田一路」の方が年上だな(笑)←勝手に決め付けておる いや~。それにしても…エライ悪ガキぶりじゃ(ガハハハハハ) 私も相当だと自負しておるが、彼には負けると思った。 そ...
多分…昭和30年代のお話し。 私がワルガキぶりを発揮していたのが昭和40年代なかばだから この漫画の主人公「花田一路」の方が年上だな(笑)←勝手に決め付けておる いや~。それにしても…エライ悪ガキぶりじゃ(ガハハハハハ) 私も相当だと自負しておるが、彼には負けると思った。 そんな悪タレ小僧の一路が、ある日オート三輪に轢かれてしまう 頭を強く打ち、後頭部を9針縫い、ツルっぱげになるものの、奇跡的に命をとり留める ところが事故の後遺症か、一路は幽霊が見えるようになってしまう 見えるどころか、話まで出来ちゃうもんだから幽霊達が一路を頼って集まりだす 「一路なら、 思いが残り成仏できない我等を きっと、なんとかしてくれる」 表紙絵の…この脳天気な一路に… 「一路(一る)の望みを託す」のである(笑) 私なら、絶対にこの小僧には頼まん…とか思いながら読んでおったがの(笑) ところがコイツ。悪ガキだし、悪タレだし、小学生だしだけど…とってもエエ奴なのだ。 それに周りの大人たちが素晴らしい。普通のオッちゃんオバちゃんだけど 「悪いことは悪い!」っと他人の子でも、ちゃんと叱る。 子供は子供らしく、ノビノビと遊び そしてちゃんと大人は大人として子供を見守っているのだ。 ああ、そうだったよな、昔は…っと思うシーンが沢山あった(ハハハハ)←年寄り発言 2002年にアニメ化され、 2006年に『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』として実写映画化された ココで始めて「ああ~、アレか…」っと私は気が付いただ(笑) 一色まことさんと言えば、「ピアノの森」が有名かもしれんが 私が大好きだった彼の作品は、1987年にビックコミックスピリッツで連載されていた 「出直しといで!」である。 主人公「森下茜」の、ぶんむくれた顔がたまらなく可愛かった~(ハハハハ)←オヤジ発言 そんなむくれ顔は「花田少年史」でも健在で、ちょっと嬉しかった この作品は何時もブログで遊んでもらっておる「さくらどん」からお借りした どんな漫画も一気に読めるってのが一番の幸せだの(アハハハハ)ありがとう!面白かった さて、 私が生まれて初めて「これ…幽霊かい?」ってのに遭遇したのは、小学4年生の時である 一人で寝ていると誰かが足元に立っていた…ってなオーソドックスなパターンであった 真っ暗な部屋の中で、そこだけボーっと光っていたもんで「オバケだ~」っとなった。 布団を頭から被って震えていたんだが、見間違いかもしれん。 そこでソ~っと布団の隙間からのぞいて見たら…何にも居なかった(笑) だからてっきり勘違いだったと思って、そのまま爆寝したのだ ただ、勘違いにしては顔の細部までハッキリと見えたもんで記憶には残った。 それから3年経ち、ある日バーさまがコソコソと手招きした。 また何か美味い菓子でも手に入れたんか?と思い、喜び勇んで近づくと 菓子ではなく、古ぼけた白黒写真を一枚くれた。 丸々と太った赤子を抱いた、ちょっと気の強そうな女性が写っておった どうやらそこに写っていた女性が、私を産んでくれた母親らしかった 母は私を産んで1年で父と離婚し、その後も何度か私に会いに来たらしいのだが その頃私は継母を本当の母だと疑いもせずに暮らしていたもので 父は、私の気持ちが不安定になるのを恐れ、母とは会わせなかったらしい バーさまも知らなかったそうだが、3年前に胸の病で亡くなったと聞いたそうな 年に何度もバーさまのもとへ連絡を寄越していたのに 「胸の病で入院するの」と言ったのを最後に、連絡が付かなくなってしまっていたので バーさまも心配していたそうな。 父が母の写っている写真を全部焼き捨ててしまっていたもんだから 残っている写真はコレ一枚じゃ あの日、私の前に現れた幽霊は写真の中で微笑む人よりも老けておったが… きっとこの人だったような気がする。そう思いたいだけかもしれんがの(笑) もし、一路のような子が居たら「さよなら」くらいは言えたかな… なんぞと思いながらこの漫画を読んだ エエ話が満載ぞ。機会があればぜひ、一読あれ~~(笑)
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漫画は一概にネタ勝負とは言えない。 そんなことを改めて気付かされた作品。 まあ、他のもんだってそうだろうけど。 だいたい、なんでも泣ければいい作品だなんて風潮があるのに疑問を覚える私が、 アマゾンのレビューの“泣ける”という言葉の多さに苛立っていたんですが、 結局、泣いちゃった...
漫画は一概にネタ勝負とは言えない。 そんなことを改めて気付かされた作品。 まあ、他のもんだってそうだろうけど。 だいたい、なんでも泣ければいい作品だなんて風潮があるのに疑問を覚える私が、 アマゾンのレビューの“泣ける”という言葉の多さに苛立っていたんですが、 結局、泣いちゃった。 いや、しかし、別に話がいい訳じゃない。 一色まことの表現がいいんだ。
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