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へうげもの(2) モーニングKC
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へうげもの(2) モーニングKC

山田芳裕(著者)

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へうげもの(2) モーニングKC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2006/04/21
JAN 9784063725124

へうげもの(2)

¥220

商品レビュー

4.2

22件のお客様レビュー

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2022/09/27

あー 古田さんが苦心のアレがー  家康公は かうなるんだよな。「藝術によるノモス」を信長公がやり、秀吉公といふ無粋なのも襲ひ、我らがへうげもの古田さんがそれをなさんとするアレで、徳川がー、とするのは、いろいろ、うーん、なのでこのマンガは読みかつ買ふに値するんだけど、ふう。  信長...

あー 古田さんが苦心のアレがー  家康公は かうなるんだよな。「藝術によるノモス」を信長公がやり、秀吉公といふ無粋なのも襲ひ、我らがへうげもの古田さんがそれをなさんとするアレで、徳川がー、とするのは、いろいろ、うーん、なのでこのマンガは読みかつ買ふに値するんだけど、ふう。  信長公の制覇し「信州」と号さんとするところが、支那とか天竺てふ小さい者でなくて、北狄とかスパンと言ふのは恐れ入った。

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2021/02/24

ずっと前に1巻だけは読んだ気がするけど、内容はまったく忘れてました。信長時代の物語化と思いきや、2巻の最後で早々に退場。江戸に至るまでの数寄モノの話か?あと、みんなちょんまげだから、ってのもあると思うけど、登場人物が見分けづらい。戦国時代好きで、基礎知識がそれなりにあれば良いけど...

ずっと前に1巻だけは読んだ気がするけど、内容はまったく忘れてました。信長時代の物語化と思いきや、2巻の最後で早々に退場。江戸に至るまでの数寄モノの話か?あと、みんなちょんまげだから、ってのもあると思うけど、登場人物が見分けづらい。戦国時代好きで、基礎知識がそれなりにあれば良いけど、そうじゃなかったらちょっとキツイのでは?全25巻。今のところ、正直読み通すのはしんどいかも。

Posted by ブクログ

2019/12/30

山田芳裕『へうげもの 2』(モーニングKC)は本能寺の変までを描く。織田信長は弟と家督争いをしたために冷酷なイメージがあるが、実は身内に甘かった。それが自分の領地を確保し、そこでの安定を求める家臣の不安を招いた。封建制度は家臣に無制限の忠誠を要求できるものではない。本領安堵は主君...

山田芳裕『へうげもの 2』(モーニングKC)は本能寺の変までを描く。織田信長は弟と家督争いをしたために冷酷なイメージがあるが、実は身内に甘かった。それが自分の領地を確保し、そこでの安定を求める家臣の不安を招いた。封建制度は家臣に無制限の忠誠を要求できるものではない。本領安堵は主君による家臣への約束である。この点が強大な将軍権力を持ちながらも安定した江戸時代との差異である。 本能寺の変は陰謀であったが、多くの武将にとっては晴天の霹靂で、織田信長が順調に天下を平定すると思っていた。それは身分が固定化し、槍働きによる立身出世が望めない時代になることを意味する。そうなる前に武功をあげたいという焦りを抱いている。 九州や東北では、これから大きな戦が起きる。伊達政宗や島津の活躍は、これからである。豊臣秀吉の天下平定も歴史書ではあっさり書かれがちであるが、実際は際どい戦いの連続であった。この時点で太平の世が近いと想像することは、上方武士の気の緩み、地方軽視を感じる。 面白い点は古田織部も戦国の終焉を焦る一人であることである。茶道で名をなすならば平和な時代の方がやりやすいように思えるが、そのようには考えない。あくまで古田織部は武将茶人である。 本書では古田織部が徳川家康を怒らせている。家康はポリシーを持った人物として描かれており、織部の価値観と家康の価値観が相容れないことを予想させる。これは織部の最後につながっていくのではないか。

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