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のんのんばあとオレ(文庫版) 講談社漫画文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 1997/07/10 |
| JAN | 9784062603331 |
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のんのんばあとオレ(文庫版)
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商品レビュー
4.5
26件のお客様レビュー
水木しげるの鳥取県・境港での幼少期を描いたお話です。 昭和初期、1930年代頃の出来事でしょうか。 私が生まれるずっと前、まだテレビやゲームもなかった時代の物語です。 子供にとって、世の中は不思議なことだらけ。 のんのんばぁがそれを妖怪の仕業だと教えてくれることや、その対処法も...
水木しげるの鳥取県・境港での幼少期を描いたお話です。 昭和初期、1930年代頃の出来事でしょうか。 私が生まれるずっと前、まだテレビやゲームもなかった時代の物語です。 子供にとって、世の中は不思議なことだらけ。 のんのんばぁがそれを妖怪の仕業だと教えてくれることや、その対処法もとてもユニークで、興味深く読めました。 また、お父さんがとても賢い人で、哲学的なことも幼いゲゲにわかりやすく教えてくれるのが印象的です。 賢いけれどマイペースなお父さん、それをしっかり支えるお母さん、真面目なお兄ちゃん、素直で可愛い弟と、ゲゲの周りの家族もとても魅力的です。 一方で、松っちゃんや千草さんなど、子供が病気で亡くなってしまうことが日常にあった時代なのだと感じました。 友達を亡くした悲しみを抱えるゲゲに対して、お父さんが 「その悲しみは宝だ。ええ思い出をもらったな」 と声をかける場面がとても心に残りました。 また、勉強をそっちのけで絵を描くゲゲに対して、 「勉強なんか落第しない程度にしたらええ」 とたびたび呼びかけるお父さんも素敵です。 怪談界隈でも小説家界隈でも漫画家界隈でも、水木さんは多くの人に愛されている印象がありますが、そうした人間性はこのような幼少期の経験から育まれたのだと感じました。 もちろん、その後の戦争体験も大きく影響しているのでしょうが。 水木さんの著書の中でも、比較的ほのぼのとした雰囲気で読める良い漫画でした。
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鳥取、境港市にある水木しげる記念館を訪れた際に購入。 昭和初期の著者の少年時代をコミックエッセイにしたもの。 水木さんが妖怪に造詣が深くなるきっかけとなった「のんのんばあ」との暮らし。初恋の女の子との死別や、友達が身売りされるのに助けてあげられないことへの無念、隣町の子どもたちと...
鳥取、境港市にある水木しげる記念館を訪れた際に購入。 昭和初期の著者の少年時代をコミックエッセイにしたもの。 水木さんが妖怪に造詣が深くなるきっかけとなった「のんのんばあ」との暮らし。初恋の女の子との死別や、友達が身売りされるのに助けてあげられないことへの無念、隣町の子どもたちとの戦争?など、現代ではなかなか考えにくいさまざまな経験が水木さんを作っていったことがわかる。 身近な人々との心温まる交流の中で成長することで、水木さんが形作られていったのだなあと思う。 また、ちょいちょい妖怪が出てきて水木少年とやり取りを交わし、現実なのか?空想なのか?分からなくなってしまう場面もある。 また、「妖怪が出るから」と風呂桶をきれいに洗ったり、「妖怪に連れて行かれる」と気に病んだり、暮らしと妖怪とが非常に近かった時代の様子も見られて興味深い。 記念館では、水木さんが戦争に従軍することになった絶望や戦争の凄まじい経験などを見ることができたが、この本にはそこまで書かれていない(12歳くらいまでか)。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
漫画よりドラマが好きなのですが... 戦前の水木しげるが小学生だった頃のお話。 売られていく美和ちゃんが不憫でならず、茂はついお父さんに「美和を買うてくれ!」と言ってしまい、お父さんは「私には人買いの真似をしろというのか!」と茂を叱ります。 ですが、茂の気持ちに寄り添いながらもとても現実的で大事な話をします。 父「百歩譲ってあの子を買うとしよう。して、その金はどうする?」 茂「じいちゃんに借りる」 父「肝心なところを人に頼ってどうする。この家を売るか?」 茂「え!いや、オレはそげなことまでは...」 と言葉が出ない。 父「いいか、茂。本気で人を幸せにしようと思ったら、自分が傷つくことくらい覚悟しなければならんのだ。あの子は幼い身で不憫ではあると思うが、不幸の中にも何かしらの幸せの芽はあるものだ。」 ※私の頭の中にあるものなので正確ではないと思います
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