成瀬は都を駆け抜ける の商品レビュー
宮島未奈先生『成瀬は都を駆け抜ける』読了。 『島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う』から始まった成瀬との2年間、楽しかったー。 終わってほしくない気持ちもあるけど、これからは想像で成瀬の活躍を補完していこう。 本当に読みやすく、普段本を読まない方にもオススメできる作品です。...
宮島未奈先生『成瀬は都を駆け抜ける』読了。 『島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う』から始まった成瀬との2年間、楽しかったー。 終わってほしくない気持ちもあるけど、これからは想像で成瀬の活躍を補完していこう。 本当に読みやすく、普段本を読まない方にもオススメできる作品です。 成瀬と出会えて良かった!! 宮島先生、ステキな作品をありがとうございました。
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成瀬が帰ってきた!どこからどこまでもずっと成瀬。大好きだー!いろんな人との出会いがあって、ほんと愛されてるなー。滋賀愛もすごい!私も滋賀大好きやから大好きすぎる。 琵琶湖疏水行きたいなー。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
面白かった。最初と最後が島崎とのエピソードで終わるのもいいよね。 今更ながら成瀬の名前が『あかり』でああ太陽みたいにみんなを照らしてくれるんだなと思いました。 天然ではなく自然に、そして何よりも自由に生きる姿や周りの人のカタリストとなる成瀬が支持される理由がわかります。 個人的には『親愛なるあなたへ』で西浦が再登場して手話で成瀬とやりとりするシーンが大好きです。『月がきれいですね』の現代版だろ、これ。
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成瀬三部作読了しました。 これが最後で成瀬に会えなくなるのが普通に寂しく感じます。 今回も多くの登場人物と読者に影響を与えてくれた事感謝しています。 成瀬に巻き込んでもらえた事は、とても嬉しいかな☺️ 不器用ではあるし、大半の人から見たら親切な人ではないように感じてしまう生き方を...
成瀬三部作読了しました。 これが最後で成瀬に会えなくなるのが普通に寂しく感じます。 今回も多くの登場人物と読者に影響を与えてくれた事感謝しています。 成瀬に巻き込んでもらえた事は、とても嬉しいかな☺️ 不器用ではあるし、大半の人から見たら親切な人ではないように感じてしまう生き方をしているかもしれませんが、私は成瀬が好きになったし、今後もこんな作品に出会える機会が訪れる事を願いつつ読書に励みます。
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最近いろいろあって、私のレビューを読書メーターに無断転載してる人がいるとか教えていただき、見てきたらまるっきりコピペしてて呆れてしまったり、仕事が忙しかったりで読書に時間が取れなかったのですが ちょっと本屋さんに寄ったら成瀬あかりの新刊が出てたぁあ。 とゆう事で興奮のあまり秒で買...
最近いろいろあって、私のレビューを読書メーターに無断転載してる人がいるとか教えていただき、見てきたらまるっきりコピペしてて呆れてしまったり、仕事が忙しかったりで読書に時間が取れなかったのですが ちょっと本屋さんに寄ったら成瀬あかりの新刊が出てたぁあ。 とゆう事で興奮のあまり秒で買ってしまいました。 でも、せっかく買ったので一気に読んでしまうのは勿体無いと1日1章と決めてたのにぃ。3日目でゾーンに入ってしまい読み切ってしまいました。 京都も滋賀も大好きで出てくるところみんな行ったことあるので大興奮でした。 今回、森見作品にも触れていたので読んでみようと思ったり、琵琶湖疏水はこの春、桜を見ながら大津まで歩いてついでに三井寺まで行ったのでデジャブ感がハンパなかったです。 滋賀県民は小6になると海の子とゆう学習船に乗り琵琶湖を巡るって件も大好きでロマンを感じるし、成瀬あかりのまっすぐな郷土愛には感銘してしまいます。 帯に完結編ってあったからこれが最後なんですね。 ちょっと前に成瀬あかりみたいに抜きに出た性格の友人が山で亡くなってショックを受けてたのですが、200歳まで生きるって根拠ない自信溢れる発言がジーンと来てしまいました。 追記・・琵琶湖疏水に桜見に行ったの今年の春だと思ってたら去年の春でした。2巻を持参してミシガンに乗りに行ったのも去年の春でした。てか歳をとると1年経つのもあっという間ですぅ
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成瀬あかりさん ありがとう。 自分らしく生きていいということを 教えてくれて。 ぜひ 200年、300年、400年と あなたらしく生きてほしい。 完結編だが、 もっともっと あなたのことが知りたくなりました。
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成瀬は都を駆け抜ける 著:宮島未奈 成瀬シリーズ全3巻にして堂々完結。 滋賀県大津市膳所生まれの主人公成瀬あかり。 今春から京都大学生として新たな生活がスタート。 舞台は滋賀から京都へ!? 前回に引き続き様々な魅力的なキャラ達と織りなす 滋賀愛溢れた本作はびわこからお寺へ ...
成瀬は都を駆け抜ける 著:宮島未奈 成瀬シリーズ全3巻にして堂々完結。 滋賀県大津市膳所生まれの主人公成瀬あかり。 今春から京都大学生として新たな生活がスタート。 舞台は滋賀から京都へ!? 前回に引き続き様々な魅力的なキャラ達と織りなす 滋賀愛溢れた本作はびわこからお寺へ 成瀬の冒険はまだまだ続く・・・。 構成は以下の6章から成る。 ①やすらぎハムエッグ ②実家が北白川 ③ぼきののか ④そういう子なので ⑤親愛なるあなたへ ⑥琵琶湖の水は絶えずして 完結策である本書。 読みたいような、終わるのが寂しくてなかなか ページをめくることができなかった。 こちらの高いテンションとは裏腹に 書き出しから最後まで非常に非常に丁寧に 穏やかに記されている。 それはまるで波風少ない琵琶湖のように・・。 今作になりはじめて登場する 「琵琶湖の水止めたろか」に胸躍らせ 丁寧な進行の中にきっちりと山場もあり 読み手が満足する最終巻と仕上がっている。 膳所から世界にのゼゼカラは 本作では膳所から京都に飛び出している。 膳所から大阪に膳所から東京に 膳所から世界への展開はやはり読みたい。 番外編でも良いので 琵琶湖つながりでカスピ海を舞台にした別冊 期待してます。
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相変わらずキャラクターの勝ち。読み終えるのが、成瀬との別れにもなり寂しいが三作楽しませてくれてありがとうございます。そして、食わず嫌いの僕に自信を持って勧めてくれた爆笑問題太田さんありがとうございます。読書の恩人です。
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終わってしまった。正直な感想である。 初めの頃は、成瀬の行動のひとつひとつに度肝を抜かれてばかりだった。常識の枠を軽々と飛び越えるのに、単なる突飛な人間として処理できない。読み進めるほど、成瀬の行動には独自の軸があり、「成瀬ならきっとやる」と思わず納得してしまう説得力が宿っていく...
終わってしまった。正直な感想である。 初めの頃は、成瀬の行動のひとつひとつに度肝を抜かれてばかりだった。常識の枠を軽々と飛び越えるのに、単なる突飛な人間として処理できない。読み進めるほど、成瀬の行動には独自の軸があり、「成瀬ならきっとやる」と思わず納得してしまう説得力が宿っていく。 そして何より不思議なのは、彼女はどんな状況でも微塵も暗くならないことだ。彼女の存在は灯のようで、その光に触れた周囲の人たちは自然と前を向き、気づけば行動し、変わっていく。巻き込まれているというより、成瀬の光に照らし出されて、世界が勝手に動き出してしまうような感覚がある。 読み終えたころには、あの行動力と透明な信念がもし政界に向かったらどうなるのだろう、と本気で想像してしまった。日本に漂う閉塞感を、成瀬なら軽々と吹き飛ばし、明るい未来への道筋をつくってしまう気がする。彼女が一歩踏み出すだけで空気が変わり、景色が塗り替わる。そんな人物像が、小説という枠を越えて胸に残る。 成瀬が日本を照らし、その先の世界へ――。 荒唐無稽にも聞こえるのに、成瀬なら本当にやりかねないと思わせてしまう。 その“ありえなさ”にリアリティを与えてしまうところこそ、このシリーズが唯一無二の輝きを放つ理由だと思う。 島崎では無いが、まだまだ見ていたかった。
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大団円とも言える青春3部作だった。 軽やかに読めるタッチと、彼女の前向きさに影響を受けた周りの人々の群像劇。 同じ年代であれば、俺もあの輪に加わりたい、あるいは手を差し伸べたい、そして、あのようにして生きていたい。
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