成瀬は都を駆け抜ける の商品レビュー
一作目から大好きだから終わってしまって寂しいけど最高のエンディングでした。 島崎にはこれからも成瀬あかり史を見届けてほしい。
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人を否定しない成瀬があまりにもカッコ良い。 その姿に、周囲は反社会的勢力に呑み込まれてしまうのではないかと心配になり気を揉むが、いつだって杞憂に終わる。 人を照らし続ける存在。 200歳•300歳•400歳、それ以上に年を重ねても、 ずっと誰かの「あかり」でいて欲しい。 面白...
人を否定しない成瀬があまりにもカッコ良い。 その姿に、周囲は反社会的勢力に呑み込まれてしまうのではないかと心配になり気を揉むが、いつだって杞憂に終わる。 人を照らし続ける存在。 200歳•300歳•400歳、それ以上に年を重ねても、 ずっと誰かの「あかり」でいて欲しい。 面白かった! 森見登美彦作品を読みたくなったので、 次は『夜は短し歩けよ乙女』を読もうかな。
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みんな「極める」という到達点に注目するのだが、わたしはそこに至る道が重要だと思っている。ゴールに辿り着かなくても、歩いた経験は無駄じゃない。 さらっといえる成瀬が最高にかっこいいです!
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成瀬パワーアップ。 口角を上げ、感情を少しばかり出せるようになった成瀬。 成瀬の魅力に人は集まる。 その人たちも少しづつ良い影響を受けている。 今回は成瀬のお母さんがフォーカスされた。 成瀬はお母さん譲り。 作者はこれで成瀬シリーズはおしまいと言うけれど、 少し経ったら、また成瀬...
成瀬パワーアップ。 口角を上げ、感情を少しばかり出せるようになった成瀬。 成瀬の魅力に人は集まる。 その人たちも少しづつ良い影響を受けている。 今回は成瀬のお母さんがフォーカスされた。 成瀬はお母さん譲り。 作者はこれで成瀬シリーズはおしまいと言うけれど、 少し経ったら、また成瀬シリーズを書いて欲しい。 成瀬はどこまで行くんだろう?どんな仕事をするのだろう? 成瀬、島崎、そしてみんなの「その後」をいつかまた読んでみたい。
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堂々完結?嘘だよね? 二百年では足りない。 三百年でも四百年でも続けてほしい。 そんな稀有なシリーズ。
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久しぶりの成瀬。相変わらずのマイペースで周りをどんどん巻き込んでいく。いろんなことに興味を持ち、それぞれに対して正面から向き合い、コツコツと毎日を積み重ねていく。そんな人間だから周りも肯定していくのだろう。一生懸命生きる様の尊さを感じる。
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購入して家に帰るなり一気に読んでしまった。 シリーズ完結ということで寂しくもあり、ただ成瀬の物語はどこかで続いていくのだろうなと思わせる終わりだった。 今年は妻と神奈川から膳所まで聖地巡礼に行ったほど3冊のおかげで楽しめました。 成瀬は個性的で魅力的な主人公ですが、この物語は登場...
購入して家に帰るなり一気に読んでしまった。 シリーズ完結ということで寂しくもあり、ただ成瀬の物語はどこかで続いていくのだろうなと思わせる終わりだった。 今年は妻と神奈川から膳所まで聖地巡礼に行ったほど3冊のおかげで楽しめました。 成瀬は個性的で魅力的な主人公ですが、この物語は登場する人物との距離感や成瀬に対する周囲の評価がとても素敵で爽やかな気持ちにさせてくれる作品だと思います。 島崎には是非、成瀬をいつまでも照らしてほしいと思いました。
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成瀬は最高だ。 このシリーズは1日もかからず読み切ってしまう。 たくさんの人と上手く関わることができるのは才能だ。成瀬50歳とか区切りの作品作ってくれないかな、、、
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
成瀬に再会出来たと思ったら、まさかのお別れ(完結編)とは。読みたい、でも読み終わりたくない。そんな葛藤を抱えながら、面白過ぎて2日で読み終わってしまった。 前2作にも増して、良質エピソードばかりの6編だった。成瀬の言葉が刺さる。成瀬と関わり合う中で語り手が辿り着いた心境に共感し、涙してしまう。過去の2作とも、ラストエピソードで全てが収斂する構造をとっているが、本作は完結巻なだけあって、これまでの全てが集結する、まさに大団円。最後の語り手が島崎というのもニクい。成瀬との永遠の友情を感じさせる締め括りに感動した。 やはり成瀬あかりは最高だ。名は体を表すかの如く、周囲を明るく照らし出す。琵琶湖の水がみんなのものであるように、成瀬あかりもまた、みんなの成瀬なのである。 その光源とは彼女自身の自由さであり、照らされる側の人たちもまた、光の元になっているのではないか。なんという好循環。尊くて温かな光の無限供給が生まれている。 成瀬の物語を読んでいる私もその光を浴びて、何が起こるか分からない人生を、精一杯楽しみながら生きていきたいと思えた。 成瀬みたいな真っ直ぐさを実現するのは無理かもしれないけれど、小さなことでも良いから、常に何かに挑戦していたいな。 成瀬と会えなくなるのは寂しいが、さよならは別れの言葉ではなくて、再び会うまでの遠い約束らしいから、きっとまた会える。 否、成瀬は読者の心の中にいるからいつだって会えるのだ。膳所から世界へ羽ばたいて長生きしてね。成瀬あかりよ、永遠なれ!
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ここまで人を元気にさせる作品は他にあるのだろうか。 この小説を読んでいるとなぜか心がたちまちに元気になってしまいます。 まだまだ続編を読みたいとは思うのですが、成瀬の活躍をまだまだ見たいと思わせながら幕を閉じるのもとてもよい終わり方だなと思いました。
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