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図書館の魔女 霆ける塔 の商品レビュー

4.4

48件のお客様レビュー

  1. 5つ

    26

  2. 4つ

    14

  3. 3つ

    6

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2026/04/12

マツリカの隠し方は想像つかない所から物語に引き込まれていた。 途中難しい箇所もあるが、程よい負荷で読書できた達成感がある。 「真上から焼菓子を眺めていると、ずっと乾き切った口内に唾液が湧き出てくるほかにどうしようもなく湧き出てくるものがあった。」 食欲は人間の本能であり、それを意...

マツリカの隠し方は想像つかない所から物語に引き込まれていた。 途中難しい箇所もあるが、程よい負荷で読書できた達成感がある。 「真上から焼菓子を眺めていると、ずっと乾き切った口内に唾液が湧き出てくるほかにどうしようもなく湧き出てくるものがあった。」 食欲は人間の本能であり、それを意志の力ではねつけた。切なかった。

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2026/03/24

相変わらず難解難読の言葉が多い。 なかなかキリヒトが出てこない。はるかぜの発想とかちょっと飛躍を感じるけれど、世界観が好きなので続編を待ちたい。

Posted byブクログ

2026/03/18

感想 久しぶりにこのように丁寧に言葉を紡いでいく本を読んだ。全ての意味は分からずとも情景が目に浮かぶよう。 概要を言えば、どこに幽閉されたか分からないマツリカを図書館メンバーが救う。単純な概要だが、丁寧に言葉を尽くすとこのようになるのか。 ここは図書館の魔女シリーズの醍醐味だ...

感想 久しぶりにこのように丁寧に言葉を紡いでいく本を読んだ。全ての意味は分からずとも情景が目に浮かぶよう。 概要を言えば、どこに幽閉されたか分からないマツリカを図書館メンバーが救う。単純な概要だが、丁寧に言葉を尽くすとこのようになるのか。 ここは図書館の魔女シリーズの醍醐味だろう。 あらすじ 一の谷、二ザマ帝室、アルデシュの盟約に一役買ったマツリカ。二ザマを追い出されたミツクビ。マツリカは、二ザマの宦官中書のミツクビの命で動く洪によって攫われ、塔に幽閉される。 一の谷の図書館ではキリンがマツリカを助けるべく準備をしていた。一方、マツリカは幽閉された場所の建築様式や風景から場所を割り出そうとしていた。また、厚遇されている理由を考察していた。 ハルカゼやキリンは西の果てのストユリタイ寺院で敵が設営して跡から手掛かりを探る。マツリカは洪釣が宦官であり、自身で史書を編纂しようとしていることを見抜く。また、洪の娘の紅花と仲良くなり、情報を引き出していく。 一の谷一向は推論に推論を重ねて、地図にはない石切場に隠し砦があることを突き止める。場所は突き止めたが、昼は弓兵が守り、夜は雷が激しい要塞のような場所で図書館メンバーは攻略法を見つけられずにいた。一方、マツリカの方は紅花が監視から外れて、囚人の扱いを受け、薬を盛られていることに気づいて何も口にしなくなった。 図書館メンバーにキリヒトが加わり、マツリカが幽閉されている塔にアタックすることになる。キリヒトはワカンと一緒にマツリカを奪還する。その後、お世話になった紅花に挨拶に訪れ、通訳として働くようにお願いする。

Posted byブクログ

2026/03/17

#図書館の魔女霆ける塔 #高田大介 666ページを読み終わったのにまだ足りない。もっと読んでいたい。1,000ページでも2,000ページでも読んでいたい。せっかくキリヒトが帰ってきたのに、甘味も足りない。 読み終わって気づいたけど、本作では物語の本筋部分は動いていない。マツリカ...

#図書館の魔女霆ける塔 #高田大介 666ページを読み終わったのにまだ足りない。もっと読んでいたい。1,000ページでも2,000ページでも読んでいたい。せっかくキリヒトが帰ってきたのに、甘味も足りない。 読み終わって気づいたけど、本作では物語の本筋部分は動いていない。マツリカ救出作戦はミツクビの企みによってもたらされたサイドストーリー。 でも今回は、来年には続きが読めるらしい。何という僥倖。我慢して、ウズウズしながら待とう。 #読書好きな人と繋がりたい

Posted byブクログ

2026/03/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『図書館の魔女』シリーズ第4作。 第1作目から実に2作ぶりにキリヒトが帰ってきて感無量。ただ話の都合上、修羅場の働きばかりだったから、次作では落ち着いた場面でキリヒトとマツリカとのやり取りを見てみたいところ。とはいえ、「キリヒトは挨拶はしない」という語の凄みは格好良すぎて震えた。 隠し砦の場所を見つけていくハルカゼやアキームたちの試行錯誤と霹靂のような解法には、読んでいて、にやにやさせられっぱなしだった。伽藍の石のことも、遊牧騎馬民族のことも、アルデシュでの地質調査のことも、本作や過去作で読んで知っていたのに、その繋がりが全然見えていなかったことが実に不覚で、そして余りに楽しい。 知識そのものでなく、知識と知識のつながりを読み解く、というのがマツリカたちのお家芸だけれど、その手法の面目躍如というところだった。 そしてこれまでのシリーズで得た知遇や布石がつながりあって、マツリカの救抜に結びつく展開は、作品の底に、人間同士もまたつながりあって存在しているということが主題として流れているように感じられて心憎い。 今度は長く待たされることがないよう祈りつつ、次作の刊行を楽しみに待ちたい。

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2026/02/28

(借.新宿区立図書館) 基本的には高い塔にとらわれのお姫様を助け出すというよくあるお話。それを666ページの長編作品として読ませてしまうというのはなかなか。まあ気象とか地学の蘊蓄は少々うざいがその辺は読み飛ばせば問題はない。細かいところで疑問もなくはないが、まあそんな点は気にせず...

(借.新宿区立図書館) 基本的には高い塔にとらわれのお姫様を助け出すというよくあるお話。それを666ページの長編作品として読ませてしまうというのはなかなか。まあ気象とか地学の蘊蓄は少々うざいがその辺は読み飛ばせば問題はない。細かいところで疑問もなくはないが、まあそんな点は気にせず一気読みすればよい作品だろう。

Posted byブクログ

2026/02/26

啓光図書室の貸出状況が確認できます 図書館OPACへ⇒https://opac.lib.setsunan.ac.jp/iwjs0021op2/BB50414868 他校地の本の取り寄せも可能です

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2026/02/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「図書館の魔女」シリーズ、その4。 マツリカの幼い頃を描いた外伝的な前作の装丁にしょぼんとなったが、今回はちゃんと⁈ハードカバーで、早速タイトルすら読めないあたりが、何ともたまらなくくすぐられる。 本作では、主人公であるマツリカは、文字通り高い塔の囚われの姫君。幽閉された身でもその頭脳は休まない。ごくごく限られた出来事からの洞察力よ! そして、マツリカが選び抜いた仲間たちも、それぞれに鋭い観察眼と得意分野の知識を結集して、マツリカの居場所に辿り着くところまで… 文字通り、身を削るようにマツリカの行方を追うハルカゼの姿にぐっとくる。 そして、マツリカの受ける精神的な拷問のおそろしいこと。辛かった… そしてそして、最後にやっとやっと、マツリカ救出の切り札として登場するキリヒト! もっとキリヒト!! キリヒトとマツリカの時が、足りん!!! うわあああ! ……となりながら、続刊を待ちます。

Posted byブクログ

2026/02/14

図書館の魔女マツリカが拐かされ、救うために走り回る高い塔側と囚われたマツリカ側の話。マツリカ不在でも高い塔の能力の高さに舌を巻くし囚われたマツリカがまぁ楽しげでいいか、と思ってたら後半。不安に揺れてるところに現れた光に大歓喜、待ってたよ!!!

Posted byブクログ

2026/02/04

マツリカがさらわれてしまうという前作までとは打って変わって、危機的な状況の下で物語は進行します。 この危機に面し、図書館勢、そしてワカンやエゴンといったお馴染みの縁者が加わり、総力を上げてわずかな情報の糸より奪還の筋道を紡いでいく展開。 マツリカは囚われの身でありながら常に前を見...

マツリカがさらわれてしまうという前作までとは打って変わって、危機的な状況の下で物語は進行します。 この危機に面し、図書館勢、そしてワカンやエゴンといったお馴染みの縁者が加わり、総力を上げてわずかな情報の糸より奪還の筋道を紡いでいく展開。 マツリカは囚われの身でありながら常に前を見据えて行動し、新たな登場人物との接触の中でも持ち前の洞察力と少しのおちゃめ(じゃじゃ馬?)さが垣間見えたり。 ハルカゼやキリン、キリヒト、ワカン、エゴンそれぞれの得意分野で"霆ける塔"を切り崩していく物語は、とても壮大で理知に富んだ作品でした。

Posted byブクログ