デスチェアの殺人(下) の商品レビュー
いつも通り人間の闇を書いているけど、相変わらず面白い。 ポーはこんな事件ばかりで、ネスポのハリーホーレ警部と共に過酷度では双璧だと思います。 このシリーズは短い章でどんどん展開していくので読みやすい。 ブラッドショーの泣ける一言も有るし、スヌーピーとのやり取りが良かった。 ...
いつも通り人間の闇を書いているけど、相変わらず面白い。 ポーはこんな事件ばかりで、ネスポのハリーホーレ警部と共に過酷度では双璧だと思います。 このシリーズは短い章でどんどん展開していくので読みやすい。 ブラッドショーの泣ける一言も有るし、スヌーピーとのやり取りが良かった。 ラストまでの展開も凄く一気読みしました。
Posted by
読み終えてしまった… このシリーズは読みやすすぎて手が止まらなくなる。またストーンサークルから読み直そう。 感想など語らなくてもわかるだろう
Posted by
ポーシリーズの中でも1.2を争うグロさな気がしましたが、まんまと騙され、面白く、そして好きです!でも、最後が嫌だー!次回作がいろいろな意味で心配。みんないて欲しいな。
Posted by
何処で読みやめるのかをついつい悩み、ページをめくって区切りを探しながら読んだ。 後半ぐるぐる動いて個人的に好きではない展開もあったけど、次が楽しみ。
Posted by
#デスチェアの殺人 下 #M・W・クレイヴン 8時間で読了。 これでもかと続く作者のミス・ディレクション。真相にたどり着いたつもりでも、油断してはいけない。本当に最後の最後まで、油断してはいけない。そして、ポーは、ティリーは、SCASの明日は? #ミステリの秋2025 #読書...
#デスチェアの殺人 下 #M・W・クレイヴン 8時間で読了。 これでもかと続く作者のミス・ディレクション。真相にたどり着いたつもりでも、油断してはいけない。本当に最後の最後まで、油断してはいけない。そして、ポーは、ティリーは、SCASの明日は? #ミステリの秋2025 #読書好きな人と繋がりたい
Posted by
あーーー面白かった! とんでもないところで終わるので、シリーズファンの悲鳴が聞こえてきそう。かくいう私もその1人。 今作も、本筋の謎は相変わらず胸糞悪い展開。 キリスト教、カルト、石打ちの刑にされた男。 毎回殺人の仕方がものすごいけど、きっちり回収して解決してくれるので本当に...
あーーー面白かった! とんでもないところで終わるので、シリーズファンの悲鳴が聞こえてきそう。かくいう私もその1人。 今作も、本筋の謎は相変わらず胸糞悪い展開。 キリスト教、カルト、石打ちの刑にされた男。 毎回殺人の仕方がものすごいけど、きっちり回収して解決してくれるので本当に信頼している。 とりあえずポー、元気出そうね。 次作を正座して待ちます。
Posted by
予想も推理も覆され(多少は合っていましたが、それすらも作者の意図するところのように感じます。)、最後は振り落とされないように、必死にしがみついているような状態でラストまでたどり着きました!! ポーの皮肉屋なところが好きすぎて、癖になります。(知り合いにいたら、喧嘩になりそうですが...
予想も推理も覆され(多少は合っていましたが、それすらも作者の意図するところのように感じます。)、最後は振り落とされないように、必死にしがみついているような状態でラストまでたどり着きました!! ポーの皮肉屋なところが好きすぎて、癖になります。(知り合いにいたら、喧嘩になりそうですが…)
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
暗い、痛そう、そして重い。でもそういうところも含めて、とても面白かった。 カルト教団の講座も気分悪いが、バウマン兄弟の気持ち悪さというか歪みの方が後味悪い気持ち悪さだった。ポーが死なないとは分かっていてもベサニーが出てきてからの場面は恐ろしい。 面談が終わる様子がなかったのもあり途中からラング先生にも何かあるのかなとは薄々思っていたが、大きな伏線というか仕掛けになっていてさすがだと思った。 ポーがただ単に精神を病んでいたのではなく、実は最初から最後まで事件(犯人)に向き合っていたという事実がせめてもの救いと感じた。 最後まで密度の高い面白さだった。 そして今後、ティリー抜きでシリーズが進むとは思えないがどういう形になるのか想像がつかない。続編が楽しみ。
Posted by
今作品も最初から最後まで楽しく読めた。なんとなく文章の中で引っかかるところが全て回収されて満足。ポーの母親の件がこの先気になるところです。
Posted by
鬼★5 凶悪犯罪の腹立たしさと押し寄せる驚愕の真相に慄け! 超高品質ミステリー #デスチェアの殺人 ※これまでのレビューは上巻にて https://booklog.jp/users/autumn522aki/archives/1/4151842578#comment ○誰のた...
鬼★5 凶悪犯罪の腹立たしさと押し寄せる驚愕の真相に慄け! 超高品質ミステリー #デスチェアの殺人 ※これまでのレビューは上巻にて https://booklog.jp/users/autumn522aki/archives/1/4151842578#comment ○誰のための宗教なのか 本作は宗教がテーマの物語、キリスト教が下敷きになってますが知識がなくても大丈夫ですよ。どなたが読んでも楽しめます。ただ具体的に何がどう事件と関連するかってのは、楽しみを奪ってしまうので言えません。 悩んでいるときに心を安定させたり、困ったときには歩む道を照らしてくれたり、神様を信じるのは尊いことかもしれない。しかし時として自分の甘えや我欲を通すためだけに神様を都合よく使ってる場合もある。現代でも宗教の違いで戦争になってますが、つまるところはお金の奪い合い、神様云々は言い訳なんすよね。 ○本シリーズの醍醐味、猟奇殺人! カルト宗教のやってきたこと… キモイ、キモすぎる。 本作中にも明示されますが、私も全く同じ映画を連想させた。ただ本作のほうがもっと悪質だよな。読めば読むほど胸糞悪さに怒り心頭、そりゃポーもおかしくなるわ。そしてさらなる不幸をもたらすんですが… やっぱり憎悪のスパイラルは、どこまでも闇に落ちていくんです。責任ある大人たちが受け止めてあげなきゃいけないよな。 ○謎解きミステリーの面白さたるや 誰が犯人か、何があったのかってのは、読んでいけば徐々に語れる。特に「デスチェア」の意味を知った時は頭に血が上ってしまいましたよ。まったくもって極悪非道っぷりにムカムカするんですが、本作は油断なりません。いきなりツルツルっと切り返してくる。 はぁあああぁあ? といった出来事が何度も押し寄せてくるんですよ、で… 気が付いたら当初の腹立たしさがなくなってくるんです。こういったところが高品質なミステリーの所以なんだよね、素晴らしいです。 ○家族愛 これが一番のテーマだと思ってます。私が子どもの頃は両親と姉と暮らしを共にし、結婚してからは実家を離れ、新しい家族と暮らしています。子どもというのは弱い存在で、困ったときは一番近くにいる大人の両親に頼るしかないのです。だからこそ親は子どもを裏切るようなことはしてはいけない。 いやー、最新作もおもろかったー。ホロヴィッツと比べてどちらが上位になるかしら。まぁどちらもトップレベルですね。 本シリーズは海外ミステリーを読まないって人におすすめしたい。本格謎解きミステリーではないので誰にでも手に取ってもらえます。無理に一作目から読む必要もありません、本作から読んでもこれまでのネタバレもなく十分に楽しめますよ! ■ぜっさん推しポイント 本シリーズで何が好きって、人の絆を綿密に描いてるところなんすよね。そういった意味で日本人に合うと思うんですよね、ちょっと全体的にダークではあるんですが。読み終わって振り返ってみると、東野圭吾先生のミステリーを読んだような感覚になる。 見捨てることの罪深さ、手を差し伸べることの大切さが伝わってくるんすよ。ティリー、フリン、エステルと、仲間たちはみんな優しく、ポーが信頼しているのがよくわかる。まだまだ続いてほしい本シリーズ、来年も楽しみにしています。
Posted by
