天使と歌う の商品レビュー
前作が良かったので期待してこちらも手に取りました チェロはあの低音がとても美しいですね 弾いたことはないけれど、とても心地良い音色です 音楽の素晴らしさに触れ、成長していく大夢 自分自身だけじゃない、他人をも思いやっていくことができるようになっていくその姿にはどこか共感もできる...
前作が良かったので期待してこちらも手に取りました チェロはあの低音がとても美しいですね 弾いたことはないけれど、とても心地良い音色です 音楽の素晴らしさに触れ、成長していく大夢 自分自身だけじゃない、他人をも思いやっていくことができるようになっていくその姿にはどこか共感もできる バッハのチェロの旋律を聴きながら読めばこの世界観にどっぷり浸れることでしょう 終わり方も良かったです クラシックでは、バッハが好きなだけにとても楽しく読むことができました 追いかけたい作家さんになりました
Posted by
理系の兼業作家さんだったよね デビュー作は美大出身?というくらいのリアル感でした 今回のテーマは音楽 フィクション感が気になって読み止まってしまう こんな事ってないよなーなんて 頭の中でアニメ風に考えたりして物語に入っていくと 読者サービスか予想のできる展開があったりキャラが...
理系の兼業作家さんだったよね デビュー作は美大出身?というくらいのリアル感でした 今回のテーマは音楽 フィクション感が気になって読み止まってしまう こんな事ってないよなーなんて 頭の中でアニメ風に考えたりして物語に入っていくと 読者サービスか予想のできる展開があったりキャラが立ってたり結構面白くなってきた ミステリー展開もあるしね 知らない曲はYouTubeで聞きながら読む 「蜜蜂と遠雷」の時と同じように楽しめた ご都合主義のところは仕方ないとして物語の終わり方も良かったと思う 主人公の未来が明るくていい感じでした チェロ協奏曲 ホ短調 作品85(エルガー) チェロ協奏曲 第二番 ニ長調 作品101 (ハイドン)
Posted by
大夢は隣の芝生が生い茂る平家に越してきた、チェロを引退したおじいさん、ルカと出会う。ルカとチェロだけの世界にのめり込んだ大夢だが、国宝級のルカが祖国クロアチアに帰還ことになり、更に2年後のルカ主催チェロコンクールで入賞しなければ、ルカのチェロを、国に返さなければならない。チェロか...
大夢は隣の芝生が生い茂る平家に越してきた、チェロを引退したおじいさん、ルカと出会う。ルカとチェロだけの世界にのめり込んだ大夢だが、国宝級のルカが祖国クロアチアに帰還ことになり、更に2年後のルカ主催チェロコンクールで入賞しなければ、ルカのチェロを、国に返さなければならない。チェロから視野を広げていく大夢の、成長ストーリー。 「私以外の世界を知りなさい」ルカの教えを忠実に取り入れようとする大夢の真っ直ぐさ。こういうのをひたむきって言うのだろうと、大夢を支える人の気持ちになれた。真剣に取り組むって素敵なことだ。
Posted by
どうして音楽小説というのはこんなにも魅力があるのか、音の無い世界なのに、不思議。テーマとしてはよくあるコンクールもの。でも主人公が天才でもなく、身の程と夢を見ない努力家というだけの描かれ方が、ある意味斬新。これは映像化してほしくないなぁ。 2025/10/15読了
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
大夢が人との出会いを通して世界を広げ、成長していく姿にぐっときた。忘れられた才能や遅咲きの人に光を、という考え方にも共感。こんなコンクールが本当にあったら素敵だなと思う(あるのかもしれないけど)。コンクールの描写では、思わず実際の演奏も聴きたくなった。
Posted by
音楽が聴こえてくる小説が大好きです。初読みの作家さんですが、大当たりでした!始めはスポ根ものか?と、ちょっと間違ったかななんて思いながら読んでいたのに、どんどん夢中になっていました。いつもは二三冊を並行して読むのですが、これは一冊集中して読みました。ちょっとラッキーすぎる流れも、...
音楽が聴こえてくる小説が大好きです。初読みの作家さんですが、大当たりでした!始めはスポ根ものか?と、ちょっと間違ったかななんて思いながら読んでいたのに、どんどん夢中になっていました。いつもは二三冊を並行して読むのですが、これは一冊集中して読みました。ちょっとラッキーすぎる流れも、主人公の音楽に対する真摯さへのご褒美だと思えるいい話でした。曲の背景や解釈など、お勉強させられている感なく頭に入ってきましたし、演奏曲を聴きながら読むと格別でした。次の作品が今から楽しみです。
Posted by
「データ化された私の音だけでなく、その瞬間しか聴けない生演奏の面白さを知ったはずだ。 大夢も、彼女たちも、もどってきた弦も、みんな世界に息づく音楽のひとつだ。 すべてに物語がある」 (本文より)
Posted by
いつのまにか読み終わった。この物語を読んだ後、心が透き通って、心が軽くなった気がした。読めてよかったなと 音楽が好きになる本だな
Posted by
高校生の私が、自分の将来の夢を考える上で参考になればいいなと思い、読んでみました。 自分らしさは出そうと思って出すのではなく、滲み出てくるものだから、感じたままに表現し続けることで自分の個性に繋がるのかなと思いました。
Posted by
引き続き愛野史香さんで、こちらは音楽小説。 高校三年の雨宮大夢は父子家庭で育ち、小学生の頃から近所に住む元チェリストのクロアチア人・ルカ・デリッチの家に出入りして、チェロを習っていた。 ルカ先生の楽器を借りて練習をしていた大夢は、先生のそばにいたいと思う気持ちと飽きられたくな...
引き続き愛野史香さんで、こちらは音楽小説。 高校三年の雨宮大夢は父子家庭で育ち、小学生の頃から近所に住む元チェリストのクロアチア人・ルカ・デリッチの家に出入りして、チェロを習っていた。 ルカ先生の楽器を借りて練習をしていた大夢は、先生のそばにいたいと思う気持ちと飽きられたくなくて続けていたが、将来は父と同じ介護福祉士の進路に…と考えていた。 ある日、クロアチアから「ルカ・デリッチ国際コンクール」を新設したいという話が届き…。 自分の才能に気づいてすらいなかった大夢が、2年後の音楽コンクールに挑戦する。 異例のコンクールには、訳ありで個性強めの敗北者たちが集い、それぞれの想いを懸けて熾烈な戦いを繰り広げる。 双子の片割れの歌音と親しくなりながら最後までルカの弟子だったという高祖に悪態をつかれながらも挑んでいく大夢に最初の頃に見た不安さを感じなくなった。 聴かなければよかったと思うのに高祖の演奏から頭から離れなくて、もっと知りたくてたまらないといった感情も成長したんだと思えた。 チェロの音色は、人間の声に似ているがゆえに、チェリストは「弾く」ことを「歌う」とも表現するそうだ。 ファイナリストの大夢の弦が切れて中断した後、再びルカ先生のチェロを抱きしめるようにして再開した演奏は、情熱的で独特でありながらも軽快でもあり美しい音を漂わせて、観客を酔わせたであろう描写だった。 まさに心の琴線にふれる感動とスリリングな音楽小説だった。
Posted by
