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近畿地方のある場所について 文庫版 の商品レビュー

3.7

270件のお客様レビュー

  1. 5つ

    48

  2. 4つ

    118

  3. 3つ

    80

  4. 2つ

    12

  5. 1つ

    4

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2025/11/26

2025.14th ちょっと前に映画は鑑賞済み。映画は途中までホラー映画として最高に良かったんだけど、最後が…でした。 原作は映画とは若干違うと聞いてたので気になってたんですよね(^^) 所謂モキュメンタリーっていうスタイルが取られてるのは映画と同じですね!映画と同じくゾクゾクす...

2025.14th ちょっと前に映画は鑑賞済み。映画は途中までホラー映画として最高に良かったんだけど、最後が…でした。 原作は映画とは若干違うと聞いてたので気になってたんですよね(^^) 所謂モキュメンタリーっていうスタイルが取られてるのは映画と同じですね!映画と同じくゾクゾクするような怖さがあって良かったです! ラストのまとめ方は原作の方が良かったですねー! まさかの切ないストーリー∑(゚Д゚) トータルではやっぱり原作の方が好きかな!?個人的には!

Posted byブクログ

2025/11/26

ぞわぞわする怖さと、ミステリーか?ってくらい全てがつながっていく快感が両方味わえてめちゃくちゃ面白かった!

Posted byブクログ

2025/11/23
  • ネタバレ

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ブラウザ版、単行本版とも既読。文庫版は初読。 ホラー雑誌の記事の抜粋、インターネット掲示板のまとめサイト、児童向け書籍の抜粋、インタビューのテープ起こしなどを切り貼りし、間に語り手の独白を挟み込むという、モキュメンタリーの手法を用いたホラー小説。 今回の文庫版ではその内の「語り手の独白」部分が大きく変更されている。 今回のバージョンが一番真相に近づいたものになるかと思うけれど、真相に近づけば近づくほど怖さは薄れて、代わりに登場人物の葛藤や愚かさや悲しみが強く浮かび上がってくる。 ブラウザ版や単行本版で味わえた「怪談」的なものを求めて、文庫版も読んでみたけれど、本書は思っていたより「小説」として綺麗にまとめられていて、肩透かしを食らった印象だった。

Posted byブクログ

2025/11/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

文庫版は単行本の裏側という感じ。モキュメンタリーというより小説だった。 単純に怖さを楽しめるのは単行本かな。 文庫は初手から千尋さんが怪しさ満点で登場するため、「白い男」の存在感がやや落ちる。 単行本→映画→文庫の順番で読みました。 単行本は怪異、映画はヒトコワ、文庫で解明編、という印象です。

Posted byブクログ

2025/11/18

配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01442425

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2025/11/18

映画化されたモキュメンタリー。 読後感は、リングのような悲しい感じになる話しだったが、調べてみると、文庫と単行本とでも若干内容が違うらしい。 単行本の方はもっと怖い感じらしいので、読まないと!

Posted byブクログ

2025/11/18
  • ネタバレ

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最初はホラー小説の短編を詰め込んであるのかと思った。一つ一つがとてもリアルで夜に読んだのを後悔した。しかし最後まで読んでみるとこの話は、ある一家の悲しい物語だったことが明かされる。夫がなくなって孤独になった妻がおかしくなってしまい、そこから始まる呪いの連鎖のようなものが怪談となり続いていた。 人が死ぬから幽霊が生まれる。幽霊は怖いものだけれど、人が死んでいることに悲しさを覚える。 恐怖を感じながらも、人の脆さを感じられるような小説だった。 とにかく怖かった。過去一のホラー小説。 袋とじの画像が怖すぎた。 伏線回収は完璧ですごく気持ちのいい作品だった。

Posted byブクログ

2025/11/15
  • ネタバレ

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タイトルだけ以前から認識していて、書店で見かけた文庫版を手に取りました。 あまりホラー作品と認識しないまま読み始めたので怖がる準備が足りず、こわいこわい!とはならなかった。ホラー作品にあまり触れてこなかったこともあり、どちらかというとミステリーを読んでいる時やパズルをしている時の感覚で最後まで読み進めました。 読後感は悲しい。 千尋の家族への想いや、それを主人公に打ち明けるまで1人で抱えてたことを知って、序盤からのやり取りを思い返すと、(元引きこもりさんの言葉を借ります)なんで言えばいいのかわからない。 いやミスのようなぞわぞわ感はなく、どうか登場人物の人生やその後が穏やかであってほしいと祈る気持ちが大きい。 主人公や千尋が願ったように私にも男の子が見えたらいいなと思うけどただの同情なのかもしれない。見えたら私も死んでしまうかもしれないし。ここがこの作品のホラーポイントなのかなと思いましたが、不慣れなので読み違いかも知れません。 ++ カフェで初対面のシーン、千尋が赤いワンピースを着てたのは何故でしょうか?それが母のものの場合も、自分で買ったものの場合でも、理由が読み取れなかった。 主人公と千尋の関係性を後半まで伏せていた点も、演出の意図が読み取れませんでした。ふたりが特別な関係であることは前半から描写されていたので、大きなサプライズとも思えず。

Posted byブクログ

2025/11/15

ホラー苦手な近畿地方の山の(方の)民、無事死亡。 読んでる時よりも、ふと思い出して内容を想像して、それでめちゃくちゃ怖くなってた。 こういう、さも実際に起こった出来事ですよ~みたいなのをモキュメンタリーホラーって言うんでしょ?知らんけど。まぁ興味本位の怖いもの見たさで読むもんじゃ...

ホラー苦手な近畿地方の山の(方の)民、無事死亡。 読んでる時よりも、ふと思い出して内容を想像して、それでめちゃくちゃ怖くなってた。 こういう、さも実際に起こった出来事ですよ~みたいなのをモキュメンタリーホラーって言うんでしょ?知らんけど。まぁ興味本位の怖いもの見たさで読むもんじゃなかったわ。 内容は一見バラバラの投稿(短編集的な感じ、どれも怖かった)が、最後まで読むと実は繋がってたんですよーっていう展開になってて。結末はファンタジーみが強かった。 ホラー苦手民としてはもっとこう、投稿の伏線をさ、全部綺麗に回収して、全ての事象を納得できるように説明してくれ~!って感じだったけど、わりととっちらかったままに終わったな。困る。 ちなみに最後に袋とじが付いてるんだけど、上から覗いた感じ、直視したら「これは当面思い出して怖くなるやつ~」と思って、開けられずにいる。

Posted byブクログ

2025/11/13
  • ネタバレ

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背筋のデビュー作。文庫版で読了。 様々なネットの記事や噂、オカルト雑誌の投稿記事、インタビューから、近畿地方のある場所が浮かび上がってくる。モキュメンタリーホラー小説の傑作。 非常に怖い。もちろん、複数の噂や記事インタビューから怪談同士の繋がりが見えてゾクッとする怖さもあるが、単体でも非常に怖い話がある。特に赤い女関連。もう本当に、嫌な怖さ。 ただ非常に残念なのは、オチの弱さ。中盤から終盤にかけての怖さは本当に良いのだが、最後の最後にうーん。。。という。本当に惜しい。

Posted byブクログ