ハヤブサ消防団 の商品レビュー
2023年第36回柴田錬三郎賞受賞作。著者初の田園ミステリーとして注目を集めた。 長閑な田舎を舞台に起こる連続放火事件。都会とは違う田舎ならではの人間関係。その背後にある真相。登場人物が全て怪しく見えて、二転三転するストーリー。 文庫本で600ページに及ぶ長編だが、読んでし...
2023年第36回柴田錬三郎賞受賞作。著者初の田園ミステリーとして注目を集めた。 長閑な田舎を舞台に起こる連続放火事件。都会とは違う田舎ならではの人間関係。その背後にある真相。登場人物が全て怪しく見えて、二転三転するストーリー。 文庫本で600ページに及ぶ長編だが、読んでしまうとあっという間という印象を受ける。
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本は分厚かったですが、あっという間に読み終わってしまいました。描写がとても丁寧で、私は頭の中で映像化しやすく好きでした。
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友達からお借りして読みました。流石の池井戸さん岐阜県の?架空の田舎町の風景も目に浮かぶような描写だし放火犯がみんな怪しく思えてどんどん先を読まされる。映画を観たみたいな読後感 これドラマになっていたんですね 見たかったなあとネットで調べたらキャストがまたなかなか良いですねー続編が...
友達からお借りして読みました。流石の池井戸さん岐阜県の?架空の田舎町の風景も目に浮かぶような描写だし放火犯がみんな怪しく思えてどんどん先を読まされる。映画を観たみたいな読後感 これドラマになっていたんですね 見たかったなあとネットで調べたらキャストがまたなかなか良いですねー続編が今連載中?これも読みたいな
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緻密にストーリーが練り上げられていて面白かった。繋がりが見えにくいところがあったけど、それはそれでいいや。
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偶然ハヤブサ記念館を訪ねた時に、小説のことを知りました。 小説には、その地区の自然の描写が詳しく描かれていてとても身近に感じました。 朗読と書籍の両方購入し、じっくり味わいながら読みました。小説を読み終えるまでに3度岐阜県八百津の方にも伺いました。 教団の話が隠れキリシタンの歴...
偶然ハヤブサ記念館を訪ねた時に、小説のことを知りました。 小説には、その地区の自然の描写が詳しく描かれていてとても身近に感じました。 朗読と書籍の両方購入し、じっくり味わいながら読みました。小説を読み終えるまでに3度岐阜県八百津の方にも伺いました。 教団の話が隠れキリシタンの歴史と重なり、そのあたりも興味深かったです。滝もとても良い場所でした。 ストーリーも楽しく読みました。 読み終えた後は寂しい気持ちになりましたが、続編を書かれているということなので、とても楽しみです。 ドラマもこれから観ます!
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2022年第36回柴田錬三郎賞 2022年第8回ミヤボン2022 ミステリー作家が東京での生活に見切りをつけて 亡くなった父親の故郷ハヤブサ地区に移住する 田園小説と紹介されているけど 山村小説の方が近そう 移住と同時に地元消防団に勧誘された作家が 連続放火事件を含めた村の危...
2022年第36回柴田錬三郎賞 2022年第8回ミヤボン2022 ミステリー作家が東京での生活に見切りをつけて 亡くなった父親の故郷ハヤブサ地区に移住する 田園小説と紹介されているけど 山村小説の方が近そう 移住と同時に地元消防団に勧誘された作家が 連続放火事件を含めた村の危機に推理を巡らせる 日本の地方山村(田園含む)で今問題となっている 課題を丁重に拾い上げていきます ミステリーを楽しむというより 自分の故郷あるあるとして楽しまれる方も多いのではと 私もどちらかというと後者でした なんなら日本の田舎に進出しているソーラーパネルトラブルの方をもっと追求していただいても良かったです
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東京での暮らしに見切りをつけ、亡き父の故郷であるハヤブサ地区に移り住んだミステリ作家の三馬太郎。地元の消防団に勧誘され、迷った末に入団した太郎だったが、のどかな集落でひそかに進行していた事件の存在を知り―。連続放火事件に隠された驚愕の真実とは?地方の小さな町を舞台にした、池井戸作...
東京での暮らしに見切りをつけ、亡き父の故郷であるハヤブサ地区に移り住んだミステリ作家の三馬太郎。地元の消防団に勧誘され、迷った末に入団した太郎だったが、のどかな集落でひそかに進行していた事件の存在を知り―。連続放火事件に隠された驚愕の真実とは?地方の小さな町を舞台にした、池井戸作品初の“田園”小説として話題を呼んだ、珠玉のミステリ。
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最初は町の人たちとの交流等、平和なやりとりが多い。展開が欲しい私的には読み進めるのに少し苦労して、少々眠くなったりもした…。でも、段々と放火の犯人像や事件との様々な関わりが見えてきて、後半は一気に読み終えた。読み終えたら「面白かった!」という感じ。
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のどかな集落の消防団に入団したミステリ作家が連続放火事件の真実に迫る。 600ページ近い大作でしたが、前半は消防団と連続放火の闘いが、後半は連続放火の謎解きが描かれ、一気に読まされてしまいました。 のどかな集落の消防団の日常や苦労なども描かれ、興味深く読むこともできまし...
のどかな集落の消防団に入団したミステリ作家が連続放火事件の真実に迫る。 600ページ近い大作でしたが、前半は消防団と連続放火の闘いが、後半は連続放火の謎解きが描かれ、一気に読まされてしまいました。 のどかな集落の消防団の日常や苦労なども描かれ、興味深く読むこともできました。 登場人物もたくさん出てきますが、それぞれのエピソードを通してイメージしながら読み進めることができ、犯人解明の楽しさを感じることができました。 また、後半では、新興宗教や旧家の一族にまつわる謎に迫るなど、現代の闇の部分や横溝正史作品を彷彿とさせる展開にミステリーの醍醐味も味わえました。 ドラマも見ていたので、ドラマとの違いなども楽しむことができました。(小説の登場人物は、思い切りドラマの俳優のイメージで読んでしまいました) 続編も執筆中とのことなので、期待して待ちたいと思う今日この頃です。
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田舎の景色の描写が美しかった。ページ数が多いが、割と序盤から物語に動きがあり、飽きずに読めた。中盤に差し掛かったあたりから、点と点が線で繋がっていくように少しずつ詳細が明らかになっていきながらも、最後まで誰が黒幕?なのかハラハラしながら楽しめた。最後には伏線や謎が全て回収され、ス...
田舎の景色の描写が美しかった。ページ数が多いが、割と序盤から物語に動きがあり、飽きずに読めた。中盤に差し掛かったあたりから、点と点が線で繋がっていくように少しずつ詳細が明らかになっていきながらも、最後まで誰が黒幕?なのかハラハラしながら楽しめた。最後には伏線や謎が全て回収され、スッキリ読み終わることができた。
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