ドゥリトル先生のブックカフェ の商品レビュー
作家の僕が妻の行動に疑問を感じ尾行するとそこは住宅街の中のブックカフェ。妻には内緒で店内に入りはまってしまう。実在する本になぞらえた内容が5話の話で書かれています。おいしいコーヒーとスコーンが食べてみたい
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
自宅の近くにこんなブックカフェがあったら通ってしまう! ちょっとドキドキするような謎解き展開と、一癖も二癖もある常連さん達のやり取りが、ほっこりします。 最後、主人公の生活が大きく変わってしまうのですが、奥さんだけが得をしているように感じて、ちょっとモヤっとしてしまいます。 白黒はっきりさせず、読む人にその後を想像させる広がりのある展開なので、物語の続きがあったら読んでみたいです。
Posted by
凄く良かった〜 本が処方箋しかも英語の絵本 いいね〜! 人の言葉よりも絵本が処方箋 ドゥリトル先生にあってみたいなぁ
Posted by
妻の毎週金曜日の行き先を突き止めようと、尾行した道也。妻が入って行ったのは、外国語の本が並んでいるブックカフェ。妻のいる金曜日を避けて、自分もそこへ通うようになる。そこには、ドゥリトル先生と呼ばれるマスターをはじめ、ちょっとクセのある人々が集まる。妻がきっかけで見つけたブックカフ...
妻の毎週金曜日の行き先を突き止めようと、尾行した道也。妻が入って行ったのは、外国語の本が並んでいるブックカフェ。妻のいる金曜日を避けて、自分もそこへ通うようになる。そこには、ドゥリトル先生と呼ばれるマスターをはじめ、ちょっとクセのある人々が集まる。妻がきっかけで見つけたブックカフェが、自分の癒しの場所となっていく。面白く一気に読んだ。本好きが好きな物語です。
Posted by
主人公を含む、ちょっと理由ありのお客さんが集まるドゥリトル先生のブックカフェ。 奥さんとドゥリトル先生が思い合っているという主人公の心配は取り越し苦労なだけかと思いながら読んでいましたが、読み進めていくうちに、その堪は間違っていないことがわかり、ほんわかした気持ちで読んでいたの...
主人公を含む、ちょっと理由ありのお客さんが集まるドゥリトル先生のブックカフェ。 奥さんとドゥリトル先生が思い合っているという主人公の心配は取り越し苦労なだけかと思いながら読んでいましたが、読み進めていくうちに、その堪は間違っていないことがわかり、ほんわかした気持ちで読んでいたのが、心がきりっと引き締まる思いになりました。 「…この歳になると、嫌なことを思い出すのも、一つの楽しみなのよ」 私はまだその域には達していませんが、もっと歳を取ったときに、いい思い出も嫌な思い出も同じくらい懐かしく思い出せる気持ちの余裕ができていればいいなと思いました。
Posted by
ひさしぶりにAudibleでお話を聞かせてもらいました。 ある金曜日、小説家の道也(みちや)くんは、妻の歌奈(かな)さんに用事ができて、仕事中の歌奈さんの携帯電話に電話をかけました。 歌奈さんが電話にでなかったので、勤め先に電話をすると、「金曜日は仕事に来ない日」だと言われ...
ひさしぶりにAudibleでお話を聞かせてもらいました。 ある金曜日、小説家の道也(みちや)くんは、妻の歌奈(かな)さんに用事ができて、仕事中の歌奈さんの携帯電話に電話をかけました。 歌奈さんが電話にでなかったので、勤め先に電話をすると、「金曜日は仕事に来ない日」だと言われました。 ん? では歌奈さんは毎週金曜日にどこへ行っているのでしょう? そこで道也くんは、金曜日に歌奈さんを尾行することにしました。 すると、歌奈さんは、とあるカフェに入り、カウンター席でマスターと談笑しているではありませんか! そして、道也くんは、別の日にそのカフェに入ってみます。。。 そこは、とても居心地の良いブックカフェでした。。。 歌奈さんのことを探るのを忘れ、店の魅力で常連になっていく道也くん。 個性的なマスターがこだわりを持って営むブックカフェ。 そこには、どんな人たちが集まってくるのでしょうか? 一話に一冊の本が取り上げられていて、 その本をとおしてブックカフェの常連たちがかかえている問題・悩みが緩やかに解決されていきます。 穏やかな気持ちになれる優しいお話でした。 こどものころに読んだ本の新たな魅力にも気づかされます♡ コーヒーを飲みながら、ごゆっくりお読みください♡ 第一話 ちょっとやる先生 「ドリトル先生航海記」 第二話 大人が持っていないもの 「長くつ下のピッピ」 第三話 見つめなおすとき 「ちいさいおうち」 第四話 自分の居場所 「あおい目のこねこ」 第五話 賢い夫婦 「賢者の贈り物」
Posted by
主人公は作家の道也と、妻の歌奈。 このアラフォー夫婦を軸に、ちょっと変わった常連客が集まるブックカフェの物語。 カフェの店主は40代くらいの外国人男性で、居場所の見つからないお客たちに、美味しいコーヒーとスコーン、そして彼らにぴったりのとっておきの本を処方してくれる。 なじみの...
主人公は作家の道也と、妻の歌奈。 このアラフォー夫婦を軸に、ちょっと変わった常連客が集まるブックカフェの物語。 カフェの店主は40代くらいの外国人男性で、居場所の見つからないお客たちに、美味しいコーヒーとスコーン、そして彼らにぴったりのとっておきの本を処方してくれる。 なじみのある本のタイトルが次々と出てきて、サクサクと読めます。 大人になっても、児童書から得るものはたくさんあって、心がふるえます。 子供の頃に気づかなかった大切なあれこれ。 私たちは、いつだって本に助けられているのです。 自分の居場所を見つけるヒントが、あちらこちらに隠されているとっても優しいお話です。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ドゥリトル先生だけにお客さんの悩みなんかを 処方した本によっていい方向へ導く・・・ 結局は処方された側が考えて結論に たどり着くんだろうけどその距離感と言うか ドゥリトル先生の優しさがよかったかな。 作中に出てくる本は知っているものもあれば 知らないものがあったので機会があったら 改めて読んでみたいと思いました。 そして作中に出てくるスコーン、あまりにも おいしそうに食べるのでおいしいスコーンが ある喫茶店に行ってまで食べてしまったww 作家の旦那とその妻、そしてドゥリトル先生 の微妙な関係な感じがちょっとなんだかなと 思いました。その後の妻にもう~ん・・・
Posted by
ブックカフェいいな。 でも英語の本だけなのは敷居が高い。 本物のスコーン、食べたことないと思うので食べてみたいものです
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
距離。適切な距離。 時と共に変わる。 でも生活は簡単には変えられない。 いつも通りが変わることが怖くなる。 見つけた距離。 今適切な距離、でも未来はまた違うかもしれない。 それを常に作り直していける関係が理想なのかな。 読書に近すぎるお仕事。 そのパートナーも、必然的に読書との距離が近くなる。 それが幸せなことかどうか、か…。 やっぱりそれも、人によるんだろうなあ。
Posted by
