#100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった の商品レビュー

大塚あみ(著者)

2025/07/22

100日間毎日アプリを作り、SNSにアップした大学生の話。フィクションのようなノンフィクション、というかこの本のジャンルは何なんだろう？ノンフィクション小説のようでもあるし、アプリを作るための入門書のようでもある。
著者の面倒なことはやりたくない、何で就職しなければいけないのか、とか大学の授業は単位が取りやすそうかどうかで選ぶとか、正直なところがいい。しかし100日毎日アプリを作るって、どれだけ労力がいることなんだろう？本書ではChat GPTを使っていたりとサラッとアプリ開発が書かれていたけど、毎日作れるようなモノじゃないだろうなぁとも思う。やっぱり継続する力ってすごい。最初はうまくできなくても段々と力がついてくるのが実感できるって面白くなってくるだろうな。

2025/07/20

漠然とコードってどう書くんだろうと思っていましたがとてもよく分かりました。自分でやった場合、自分の頭はここまでクリアに整理できるのだろうかという不安はありますが。学生さんが勉強しないというのが一番気になったところでしたが、結局みんな仕事始めるとまた勉強始めるわけなので、早く気づく仕組みが必要なんだろうなと思いました。

2025/07/19

・一気読みした。読み終わったとき、なぜが涙が出そうになった。著者プロフィールを見て、鳥肌も立った。たぶん、100日間の記録と一緒に、伊藤先生との日常会話やりとりを通して、知らぬ間に感情移入しちゃってたからだろう。感動した。本当にすごすぎる。
・スペインでの学会発表までを含めても、たった4〜5カ月の出来事。自分の4〜5カ月とは比べものにならない密度と価値。
・AIを題材にして、チャレンジと継続をしていることのすごさはもちろんなのだけど、メモの力のすごさも存分に思い知った。メモがなければここまでのことにはなっていなかっただろう。

・継続は、習慣として楽しむものだ。
・「ChatGPTを使ったプログラムに何かしらの限界があるとすれば、それは私自身の能力に依存する」
・ 手を抜くために全力をつくすという姿勢が！プログラマーの才能
・明日の私がなんとかしてくれる　←何気に一番心に残ったかもしれない笑

・読み終えたとき、いや、読んでいる途中で、なんともいえない衝動が生まれた気がして。その正体はよくわからなかったけど、とりあえず一つ決めた。少なくとも今の組織の中で、一番AIを使いこなせる人間になろう。

2025/07/17

行動力！
エンジニアリングを学ぶのはノリです、本当に。
とてもポジティブになれる体験談、元気をいただきました！

2025/07/14

今でこそSNSでよく見かける100日チャレンジ。ChatGPTが生み出されたことによって、本作の100日チャレンジは考え出されたわけだが、人との出会いも重要であると感じた。どんなにAIを使いこなせたとしても、人生が変わるきっかけをくれた人との出会いがなければ、この100日チャレンジは日の目を見ないし、本人も続けていたか分からない。タイトルと表紙のデザインが良く、つい手にとってしまう。
淡々と過ぎゆく日々を、こうしたチャレンジをすることで彩りのある日々に変えていきたい。

2025/07/14

読むと＃100日毎日続けて、自分も挫折したこと、達成したいことを、やりたい！という気持ちに高ぶらせてくれる。プログラミングに興味が無くても、過程が学びとなる。私は専門用語は分からなかったが、続ける様子がとても自己を啓発してくれた。多様な努力のやり方に気づかせてくる。

2025/07/14

怠け者と自称する文系女子大生が、ChatGPTの力を駆使して1日1本、100日間アプリを作り続けた話。言語はPython、ライブラリはpygameを使っている。

「ChatGPTが生成したコードでつくったのは、『アプリをつくった』だなんて言わないのでは？」

と思っていたが、読んでいくと、彼女はただコードをコピペしているのではなく、「このコードはどんな動きをしているのか？」と考えながら開発している。

開発していく中で、オブジェクト指向や、クラス図や、デザインパターンなどを学び、より良いコーディングをしていこうとする。その姿勢はもはや「怠け者」に非ず。というより、楽しいと思うことには全力を注ぐタイプのようだ。アプリ開発がそれに合致したということなのだろう。

開発の話だけでなく、就職することへの葛藤や不安なども描かれていて、プログラミング初学者だけでなく、同じく自分の卒業後のビジョンに悩む学生にもお勧めの1冊。ただ、プログラミング関連の話題が多いので、知識ゼロで読むと少し難しいかもしれない。

気に入ったのは「Fake it till you make it」という言葉。日本語にすると「成功するまで成功者のふりを装う」という意味。実力がつくまでは、ChatGPTの力を借りながらつくったアプリを、まるで自分が全てをつくったみたいな顔していたらいい。

ChatGPTをきっかけにして、開発手法だったりデザインパターンだったりを身につけて、人間にしかできない技術をもったエンジニアになればいいのだと思った。プログラマーはAIに仕事を奪われる、と思っていたけれど、実はAIが出てきたおかげで、ITエンジニアへの入口は広がったのではと考えるようになった。

私も著者を見習って、ChatGPTを先生にしながら、開発スキルを磨いていきたいと思った。

2025/07/12

単純に読み物として面白くて、テンポよく読めた一冊。AIが登場したことで、これまで「できなかったこと」が身近に感じられるようになったというテーマは、自分自身の感覚ともリンクしていて、すごく共感しながら読めた。
きっと学生の頃に読んでも楽しめただろうけど、大人になった今読むからこそ、余計に面白く感じられた部分も多い。
特に印象的だったのは、「やりたいことを見つける」のではなく、「やりたくなるようなことを育てる」ことの大切さに気づかされたところ。何かを始めるためのきっかけや、自分の中の芽を育てていくヒントが詰まっている。
モヤモヤしながらも何か始めたい人におすすめしたい一冊。

2025/07/07

めちゃくちゃ面白かった！
アイデア、行動力、継続力ぜんぶにワクワクさせられたし、「とにかく手を動かす」ことの大切さが伝わってきた。内容も読みやすくて、自分も何か始めたくなるパワーがある本でした。

モノづくりやアウトプットに興味ある人にはすごく刺さる一冊。読むと間違いなく前向きになれます。

2025/07/03

めちゃくちゃ面白い！！！

ChatGPTでアプリ作成とあって、AIに書かせたコードでそのままアプリ作ってるのかなと思ってたらまったくそんなことはなく、わからないこともAIと会話しながら理解を深めて100日間でグングン成長していくのが分かりました。

著者のメモを取る癖も良くて、自然とこまめに詳細なメモを取っていたからこそ学会で発表する時や本を出版する時の良いインプットになったのだろうなと思うし、人の日記や学び、感情や成長を描いた文章の素晴らしさに心を打たれた。

あと個人的には気軽にランチミーティングとか定期的に会える相手がいるのって良いなとか、海外のゲームコミュニティで英語覚えたの良いなとか、発表ってなんか良いなとか、ディスコード繋げながらゲームめっちゃ楽しそうとか思った。
生成AIやエンジニアと数学って関連あるんだね。学びたくなる。