ダブルマザー の商品レビュー
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自殺したのは馬淵鈴か柳島詩音か?真相を探していくうち娘を苦しめていたのは自分たち母親だったと気づく温子と由里枝。 敵対していた2人だが2年間同じ〝娘〟の母だったことで仲間意識を持つようになり、娘の死も受け入れてーーーー たけど娘たちいたのね!? あの時、瞬時にここまで計画して仲間に引き入れたってことか。 温子たち母親も思い出をよすがに生きることにして、結局何も変わらないまま。 あの子の犠牲が重すぎる。
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整形してても自分の娘かどうかはさすがに分かるんじゃ?!と正直思っていましたが、だんだん引き込まれてしまいました。 あり得なそうであり得るように思えてしまう、 お話でした。 ラストは少しゾクリとしました。
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ひとり娘が自殺した?と思う母親が2人。 設定はありえない感じ。母娘の関係は複雑。 母親達の思いは通じず、娘達の自由勝手が押し通される。 ちょっと納得出来ない、と思うのは自分も母親だからだろうか? 最後のしっぺ返しも辛いなぁ。 お母さん頑張れ!だね。
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子を持つ身としては、なんとも辛くなるストーリー。親も親だけど、娘ってこんなことを考えてるの?いやいや、自分が10代の頃でもこういう発想はなかったぞ。と、読み終えてからもあれこれ自問自答してしまった。 亡くなったのは一体誰なのか、最後の最後までわからなくて一気読み。 そうきたか…二...
子を持つ身としては、なんとも辛くなるストーリー。親も親だけど、娘ってこんなことを考えてるの?いやいや、自分が10代の頃でもこういう発想はなかったぞ。と、読み終えてからもあれこれ自問自答してしまった。 亡くなったのは一体誰なのか、最後の最後までわからなくて一気読み。 そうきたか…二人の母の気持ちを考えると切ない。
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親世代の目線からしか見れないので切ない… 10代の子はどう感じるのかなー。 1番不憫なのはあの子。 産まれてから死ぬまで不幸すぎる、、、
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読み終わった後、しばらく呆然としてしまった。 ここまで母親たちを批判的に見てるのかと、そして、私から見たら、その娘たちの結びつき方も都合のいい考え方も母親たちと変わらないんじゃないかと思えて空恐ろしい。 設定も斬新で、最後まで予想のつかない展開の中での母娘の話で、おもしろいけど怖...
読み終わった後、しばらく呆然としてしまった。 ここまで母親たちを批判的に見てるのかと、そして、私から見たら、その娘たちの結びつき方も都合のいい考え方も母親たちと変わらないんじゃないかと思えて空恐ろしい。 設定も斬新で、最後まで予想のつかない展開の中での母娘の話で、おもしろいけど怖かった。
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娘が電車に飛び込んで亡くなった。その遺品の中から見知らぬ学生証が出てきて、そこへ連絡すると、受け取りに来た母親が遺影を見た瞬間、自分の娘だと言い出した。 2人の母親、そしてそれぞれの娘が同じ顔に整形したと知り、真実を追うことに… 2人の娘もさることながら、この母親達も相入れない部分が多々あって共感は出来ませんでした。 どちらの娘が亡くなったのか? そして整形した真意とは? ラストは衝撃でした。まさかそう来るとは! ある意味母親達にとっては幸せな結末だったのかと思います。真実が中々悲惨でした。
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序盤から気になる展開でした。 辻堂さんの作品は同じ年代だからこそ、ストーリーに入り込みやすく好きです。 今回の作品は、湊かなえさんみたいなイヤミスな感じでした。 結末は予想を裏返され、とても驚きでした。 ポリアモリーも共感できないし、鈴と詩音の言動にも共感はできません。 ですが...
序盤から気になる展開でした。 辻堂さんの作品は同じ年代だからこそ、ストーリーに入り込みやすく好きです。 今回の作品は、湊かなえさんみたいなイヤミスな感じでした。 結末は予想を裏返され、とても驚きでした。 ポリアモリーも共感できないし、鈴と詩音の言動にも共感はできません。 ですが、鈴と詩音の家庭環境は良くなくて嫌だったという気持ちは理解できます。
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初めて読む作家さん ミステリが全般好きなので 若い女性が電車に飛び込んで亡くなった ところから物語が始まる 彼女の心のつぶやきから なぜ飛び込む事になったのか 親、子、友達、第三者… それぞれの視点や考え方思いなど そのズレが大きくなって歪んで どういう展開になるのか気に...
初めて読む作家さん ミステリが全般好きなので 若い女性が電車に飛び込んで亡くなった ところから物語が始まる 彼女の心のつぶやきから なぜ飛び込む事になったのか 親、子、友達、第三者… それぞれの視点や考え方思いなど そのズレが大きくなって歪んで どういう展開になるのか気になって でも気持ち良く終わる事は無い そんな思いのままに読み進める その感触のまま 自分がそこまで 他者に対して冷酷に切り離した そんな感情の持ち主になれる気がしなかった 今までの自分のしんどい思いは まだまだぬるま湯くらいなのか 著者の他作も 読んでみたいけれど 私にはもう少し時間をおいてから 気持ちリセットしてからが いいかもしれない
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辻堂ゆめさんのミステリ。 後半にかけて、いい意味で感情がぐちゃぐちゃになってしまった一冊。笑 最後のページまで楽しんで読むことができました!
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