方舟 の商品レビュー

夕木春央(著者)

2024/09/16

すごい
読み終わった直後は衝撃がすごくておもしろー！！！としかならなかったけど、少し時間をあけると、みんながその後どうなったか、自分だったらどうしたか色々考えちゃって怖くなった、、、
他の方の「犯人は他の人を犠牲にして自分が生き残るという覚悟があったけど、他の人たちは最後の判断を犯人に委ねてるのがせこい」という感想に共感した、、、

まぁわたしだったらそんなとこ絶対行かないです、、、
十戒も早く読みたい！

2024/09/15

続きが気になって、あっという間に読み終わってしまいました。最後はびっくりしましたが、ああいう終わり方、結構好きかもと思いました。

2024/09/16

⭐️3.5

犯人は何故、首を切断したのか。
遠くまでウェスを取り行ったのか。
推理を一緒になって真剣に考えた。
結局、翔太郎の推理さえも
犯人の思惑通りに進むことになってしまったが。
地震のせいで地下に閉じ込められて
自分が生き残るために仲間を裏切って
命を奪える異常さが怖かった。
見事に騙された！面白かったけど怖かった。

2024/09/15

⚫︎誰かを生贄にしないと脱出できない閉塞シチュエーションを理屈にズレないように緻密に、完成度高く組み上げている。

⚫︎主人公が驚くほどに凡庸で無個性なのが逆に絶望感を引き上げていた。

⚫︎翔太郎が都合良いくらいに優秀すぎる気がしたが、最後のどんでん返しでそれすらも読書にかけられた罠だったことに気づく。

⚫︎終始楽しく読めたが、読後のやるせなさが強かった。結末は好みがかなり別れると思う。

2024/09/15

最後の数ページでの裏切られた感。
完全にやられましたねー。
人の心のうちは本当に分からないものですね。
一気読みして気づいたら3時回ってました。
あれだけ名探偵役を買って出た従兄弟もまんまと騙されて、とことん非道なエンディングに放心状態でした。

2024/09/14

犯人自体は推理小説を読み慣れている人なら当てるのは難しくない。ダイビングの道具と非常口の説明が出てきたため、最後のどんでん返しも予想できた。
だけど、犯行の真の理由付けには脱帽した。
お見事です。

2024/09/16

この複雑で絶妙な状況を作り出した事がすごい！
自分なりに結末を考えながら読み進めましたが、全く考えつかなかったラストで衝撃的でした！衝撃の後にジワジワと大きくなる恐怖と絶望感。この状況だからこそ成立する唯一無二の展開です！

2024/09/14

見事に騙されました。
最後のどんでん返し、恐ろしすぎる。
結末を知った上で、もう一度読み返したいと思った。

2024/09/14

これは５つ星で良いと思いました。
いろいろな文学的な評価というよりもとにかくストーリーとその結末の意外性に対する評価です。
同意いただける読者の方はきっとたくさんいると思います！ブラボー‼️

2024/09/14

面白かったです！

「自分なら発狂してしまう…」という絶望的な設定にまず引き込まれます。
そして、若干動機には釈然としないものを感じつつも犯人が特定され、少しの後味の悪さはありつつもこれで物語は終了かと思ってからのエピローグでのドンデン返し…

人物描写の掘り下げが足りないという人もいましたが、私はむしろいいバランスだと思いました。
シチュエーションが肝なストーリーなので、細かな人物描写の掘り下げよりも展開がスピーディな方がいいと思いますし、犯人の人物像も深掘りしない方がむしろラストのインパクトが強くなるように思えます。

動機については、初めは「殺す必要まであるかな？他の方法もあるのでは？」とも思いましたが、あの状況ならそういう選択をすることも不合理ではない気がしますね。そもそも麻衣の中ではみんないずれ死ぬ人ですからね。とはいえとっさにあの判断ができるのはすごいですね。

しかし、やはり麻衣の人格にはかなり難があるように思えます。
助ける気もないのに柊一に真相を伝えたのは、明白に悪意がありますよね。
犯人が見つからなくてみんなに捨て駒になることを強要されたならともかく、3人も殺した上で柊一に自分と一緒に犠牲になることを求めて、そうしてくれないなら柊一も死んでもいいやってひどい…
やはり頭のネジが何本か外れている人だからこそ、あの状況でああいう犯行ができるんですかね。