方舟 の商品レビュー
初の夕木 春央作品。著者のお名前とタイトルから、勝手に漢字がいっぱいで文字がびっしりの本格推理小説をイメージしていましたが、とても読み易い作品でした❗ クローズドサークル物でフーダニットが好きな方向けのミステリー。 ミステリーは好きで割と読みますが、続けて読む物ではありません...
初の夕木 春央作品。著者のお名前とタイトルから、勝手に漢字がいっぱいで文字がびっしりの本格推理小説をイメージしていましたが、とても読み易い作品でした❗ クローズドサークル物でフーダニットが好きな方向けのミステリー。 ミステリーは好きで割と読みますが、続けて読む物ではありませんネ。作品を純粋に評価出来ずについつい他のミステリー作品と比較してしまいます。今回は、一つ前に読んだ爆弾/呉 勝浩に登場するスズキタゴサクが何だか可愛く思えてしまいました❗️ドキドキ、ワクワク感はありましたが、如何せん読後感が悪過ぎるので、評価は低めです。
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山奥の地下建築施設に久々に集まった大学時代のメンバーが地震により閉じ込められてしまう。 しかも、浸水で約1週間で水没してしまうという。 この状態を回避するには誰かが巻き上げ機を動作させないと行けないが、そうすると閉じ込められてしまう。 誰かが犠牲にならないと、全員が閉じ込められたままに。もし、自分がその場に居合わせたらどうするんだろうか?その場にいっしょにいるメンバーにもよるかも。 麻衣が犯人であることが分かってしまった柊一は彼女に思いを寄せていたので、言葉にならないだろうな。
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最後のどんでん返しを楽しみにしながら、犯人が特定されページ数が少なくなり不安になったけど、最後に見事にどんでん返しされ気持ちよかった!解説にあったように、もし自分が犯人と同じ状況になったらどうするか?と考えたら先読み力がないといけないな〜と思った。
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とんでもない本に出会った 読後、思わず空を見上げた いつも以上に空が高く感じられた 「あ、そうか。私もさっきまで方舟の中に居たんだ」
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これはすげぇなぁ。やっぱミステリーおもしろ!! ずっと気にはなってて、文庫が出たので読んでみた。 最後を読んだ私の感想としては、 『かっっっこええぇぇええ!!!』…拍手 色んな感想をtwitterとか YouTubeとかでみたけど結構 「何を言ってもネタバレになりそうで何も言...
これはすげぇなぁ。やっぱミステリーおもしろ!! ずっと気にはなってて、文庫が出たので読んでみた。 最後を読んだ私の感想としては、 『かっっっこええぇぇええ!!!』…拍手 色んな感想をtwitterとか YouTubeとかでみたけど結構 「何を言ってもネタバレになりそうで何も言えない」 「終盤おっも」「希望がない…」みたいな感想みたけど、 わたしとしてはスッキリ、とっても爽快に終わった。 頭脳戦が好きなのでとっても好きな終わり方。 頭脳戦やけど、難しすぎずに全部理解できて、 モヤっとポイントもなくて、本当よかった。スッキリ。 最後のあの展開がかっっっこよすぎる。 私が惚れたのは、あっちじゃなくてこっちね。 いやぁ面白かったなぁ。
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都合よく設定された小説系。 そんなシチュエーション聞いたことない。 あり得ない。 人間性に思い切ってフォーカスできないのは、設定があまりに突拍子もないから。 一度読んだら、もう二度目読もうという気にはならない。トリック知ったらそれでお終いだから。
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回収の素晴らしさが抜きん出たすごい作品でした。 大学の仲間つながりで訪れた山の中。目的地になかなかたどり着けず、迷い、ようやく到着したのは地下にある船のような建造物。もう戻るには時間が遅く、一夜をこの舟で過ごすことに。が、夜中に大きな地震に見舞われる。出入り口を巨岩に塞がれ、脱出...
回収の素晴らしさが抜きん出たすごい作品でした。 大学の仲間つながりで訪れた山の中。目的地になかなかたどり着けず、迷い、ようやく到着したのは地下にある船のような建造物。もう戻るには時間が遅く、一夜をこの舟で過ごすことに。が、夜中に大きな地震に見舞われる。出入り口を巨岩に塞がれ、脱出できそうもない。さらに、浸水してきた…。そして、仲間の1人が首を絞められ殺された。どうしたら、生きて帰れる? パニックに陥りそうな環境下で起きるあれこれに、こちらもドキドキ。一気読みのおもしろさでした。 大どんでん返しもさることながら、犯人の動機にも驚愕でした。
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『方舟』。夕木春央、初読み。 どこの書店でも文庫本ランキング上位。 山奥の地下建築で、一夜を友人たちとともに過ごすこととなった柊一。 が、地震によって、地下建築に閉じ込められることに… もうひとつの出口も浸水により、閉じ込められた9人全員がたどりつくことは難しく… 脱出するため...
『方舟』。夕木春央、初読み。 どこの書店でも文庫本ランキング上位。 山奥の地下建築で、一夜を友人たちとともに過ごすこととなった柊一。 が、地震によって、地下建築に閉じ込められることに… もうひとつの出口も浸水により、閉じ込められた9人全員がたどりつくことは難しく… 脱出するためには、ひとりが犠牲となり、大きな岩を動かすしかなかった… そんな中、殺人が起こる… 犠牲者は2人、3人と… 誰が⁇ 閉ざされた空間での殺人事件。 犯人を探し、犯人に大きな岩を動かす役割を担わすことを優先し、動く。 脱出することを考えた方がいいのでは⁇と違和感が… 誰が何のために… 怨恨なのか⁇ 地下建築に何かトリックがあるのか… 淡々と進む… 犯人は明らかに… 普通なんだけど… でも、そこまでできる⁇ エピローグで大どんでん返し… そうなるのか… 最後だけてした。
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とにかく衝撃。息苦しい感じが臨場感を際立たせていて、読み終わった後にはしばらくドキドキが続いてました。
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