本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む の商品レビュー
30代男性が初めて小説を読む、という本。 凄まじい読書体験でした。一文一文にぶつけられる瑞々しい共感と感受性。事前に小説を読んで自分の中で整理してから読むと更に面白く読めます。 こんな読み方、あるんだ。 そんな驚きが常にあります。 また本作は2人の男性が話しながら小説を読み進...
30代男性が初めて小説を読む、という本。 凄まじい読書体験でした。一文一文にぶつけられる瑞々しい共感と感受性。事前に小説を読んで自分の中で整理してから読むと更に面白く読めます。 こんな読み方、あるんだ。 そんな驚きが常にあります。 また本作は2人の男性が話しながら小説を読み進めていく構成を取っていますが、合いの手を入れる方のツッコミも優しく読んでいて楽しい気持ちになれます。「読書に正しい読み方は無いから好きに読めばいいよ」という言葉には「そうだよな」、と優しく背中を押される様な気持ちになります。 読んで損は無い本です。楽しかった。
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立ち読みですみません。 でも、とても参考になった。読書というファンダメンタルについて考えさせられる。 一房の葡萄、杜子春、トロッコ、檸檬、再々読しよう。
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▼配架・貸出状況 https://opac.nittai.ac.jp/carinopaclink.htm?OAL=SB00555490
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ヤバい 面白い 私の知っている本はみくのしんさんにとっては違った 一行にこんな感動できて こんな面白いんだと改めて知らされる本 雨穴さんのお話もあるのでオススメ
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2024年9月16日読了。タイトルのまま、本を読んだことのない32歳が超名作短編を読む様子を突っ込みながら観察する、オモコロの人気企画の書籍化。「走れメロス」の話は私もWeb記事で読みその面白さは理解していたが、「本を読めない」は「頭が悪い」ことではないし、本の描写に一喜一憂する...
2024年9月16日読了。タイトルのまま、本を読んだことのない32歳が超名作短編を読む様子を突っ込みながら観察する、オモコロの人気企画の書籍化。「走れメロス」の話は私もWeb記事で読みその面白さは理解していたが、「本を読めない」は「頭が悪い」ことではないし、本の描写に一喜一憂するみくのしん氏の読書体験はとっくにそのお話を知っているはずの当方にとっても嫉妬せずにいられないほどに全くうらやましい。そう、小説って、読書ってすごいんだよ!!と自分が言うはずだったせりふを言われてしまったようだ。ページをめくるのが怖いほど、ドキドキしながら本を読んでいた時期が自分にもあった気がする。SNSで感想を先読みして批評家気取りで分かった気にならず作品を味わう、そんなことが今からでも自分にできるのだろうか?
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みくのしん、羨ましいなぁの一言に尽きます。 元々、オモコロのほうでもととなった記事を見つけ、30歳で本を読んだことない人ってあり得ない漢字の読み間違いとかするのかな笑と小馬鹿にして笑い飛ばすような気持ちで開きましたが、記事を読んで猛省。公開されている同シリーズの記事を一気に読み、...
みくのしん、羨ましいなぁの一言に尽きます。 元々、オモコロのほうでもととなった記事を見つけ、30歳で本を読んだことない人ってあり得ない漢字の読み間違いとかするのかな笑と小馬鹿にして笑い飛ばすような気持ちで開きましたが、記事を読んで猛省。公開されている同シリーズの記事を一気に読み、みくのしんが羨ましくて泣きました。 登場人物の心情や物語の風景を自身の体験と重ね合わせて想像するというのは誰しも経験があると思いますが、 みくのしんのそれには、大人だからこそ解る深さやリアルさと、子供のように純粋だからこその感受性の豊かさがあり、文章に書かれていない奥の奥まで世界が広がるようで、私なんかより何倍も読書という娯楽を満喫しています 大人になったけど子供の純粋さをもったままだから、30歳まで本が読めなかった。 30歳という世の中の清濁を併せ呑み込んできた大人だけど、本を読んでこなかった。 だからこそできる読書体験だと思います。 また、この本はかまみくじゃないと成立していないだろうと思うほど、かまどさんがいい仕事をしています。かまどさんがみくのしんの考えを否定しなかったからこそ、最期までみくのしんが読書をできたんだと改めて感じました。 新しくオモコロで公開されている、一度挫折した山月記をもう一度読む記事もぜひ見てほしいです。みくのしんの成長が分かって別の感動があります。
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みくのしんさん凄すぎる。 読書に苦手意識がある人にぜひ読んでみてほしいと思ったし、読書が趣味の人にも読んでみてほしい。 「走れメロス」や「一房の葡萄」のような文学は、私一人ではここまで面白く読めなかったと思う。 かといって私の読み方がだめなのかといったらそういうわけでもない。 本...
みくのしんさん凄すぎる。 読書に苦手意識がある人にぜひ読んでみてほしいと思ったし、読書が趣味の人にも読んでみてほしい。 「走れメロス」や「一房の葡萄」のような文学は、私一人ではここまで面白く読めなかったと思う。 かといって私の読み方がだめなのかといったらそういうわけでもない。 本の読み方に正解はないから、私の読み方も愛してあげようと思った。 みくのしんさんのピュアさがとても素敵です。
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話題になったオモコロでの記事を再編集・新録を収録した本。 みくのしんさんのような感受性で本を読めたら時間はかかり、体力は消耗するだろうけど、楽しいだろうなと思う。 一文、一単語を細かく読み、想像力を働かせて、その場面の情景や描かれていないカメラワークまで想像する。なんてすごいだ...
話題になったオモコロでの記事を再編集・新録を収録した本。 みくのしんさんのような感受性で本を読めたら時間はかかり、体力は消耗するだろうけど、楽しいだろうなと思う。 一文、一単語を細かく読み、想像力を働かせて、その場面の情景や描かれていないカメラワークまで想像する。なんてすごいだろう。 そう羨む一方で、いや、みくのしんさんのように感受性豊かに読んでいない読書も立派な読書なんだと、パートナーで読書のガイド役のかまどさんがあとがきで書いており、一読書人として勇気をもらえる。
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みくのしんさんの感性が素敵でした。同じ文章を読んでも、こうも思い描く情景と感想が違うものかと。 読んだ作品が古典文学が多かったので、1人で読んだら挫折していたと思いますが、みくのしんさんと一緒に読み進んでいる感覚になるので、作品の楽しさとみくのしんさんの解釈の楽しみがWで味わえ...
みくのしんさんの感性が素敵でした。同じ文章を読んでも、こうも思い描く情景と感想が違うものかと。 読んだ作品が古典文学が多かったので、1人で読んだら挫折していたと思いますが、みくのしんさんと一緒に読み進んでいる感覚になるので、作品の楽しさとみくのしんさんの解釈の楽しみがWで味わえました。面白かったです。
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何でこんなに本を楽しんでくれちゃってんの(笑) ライターなのに本が読めない32歳、みくのしん。私には、子供が全力でブランコ漕いでるみたいなこんな読書、もうできないから、超うらやましいよ。 今の私の読み方は、一冊でも多く本と出会いたくて、見方によっては雑な読書をしてるかも。そんな...
何でこんなに本を楽しんでくれちゃってんの(笑) ライターなのに本が読めない32歳、みくのしん。私には、子供が全力でブランコ漕いでるみたいなこんな読書、もうできないから、超うらやましいよ。 今の私の読み方は、一冊でも多く本と出会いたくて、見方によっては雑な読書をしてるかも。そんな後ろめたさがあるから、みくのしんの全身全霊の読書にちょっと嫉妬。 だとしても、とにかく色々読みたいんだもの!ちょっと飛ばし読みしちゃうこともあるけど、それでも数を読みたい!でも、それでいいのだ。本に正しい読み方なんてないのだ!…だよね、ね? この本自体は、一文ごとにみくのしん氏の感想が挟まり、まったくもって作品には集中できないつくりとなっております。 でも、初めて本を読んだ衝撃を余すことなく全力で伝えてくるみくのしん氏にアテられて、なんかもう、読書サイコー!イエーイブラザー!って感じになって、いやもうアッシも読むよ!今から!!待ってろみくのしん!ってなります。 そして、本なんて読めないという人でものめり込ませ、読み切らせる名作の「こちとらダテに100年売れてねぇんだよ」という圧倒的な力にひれ伏すような気持ちになります。 とにかく、本が読めるって素晴らしいことなんだと再確認。書いてくれた人、流通させてくれた人、そして本を読める大人にしてくれた両親、本を買うお金をくれる勤務先。みんなみんなありがとうございます!
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