百年の孤独 の商品レビュー
本日の1冊はガルシア・マルケスの『百年の孤独』。 新潮社からようやく!文庫化されました。 年末年始にだらだら読むのにおすすめの本です。 ウルスラが語る一族の100年のお話です。 不思議なことあり、怖いことあり、昔話のような小説です。 私は、そのとき開いたページから物語の中へ入って...
本日の1冊はガルシア・マルケスの『百年の孤独』。 新潮社からようやく!文庫化されました。 年末年始にだらだら読むのにおすすめの本です。 ウルスラが語る一族の100年のお話です。 不思議なことあり、怖いことあり、昔話のような小説です。 私は、そのとき開いたページから物語の中へ入っていって、語りに流されて読みすすめます。 ついでに映画もご紹介。 ヘルツォーク監督の『フィッツカラルド』。 『百年の孤独』を読むとこの映画がみたくなります。 南米つながりでしょうか、空気感がとても似ています。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
Netflixでドラマ化するということで、先に原作を読んでみようと始めたが、やっと読み終わったーと。もう配信は始まっている。 ノーベル文学賞なんだけど、何がいいのか、わからなかった。 途中で投げ出す物語でもないけど、面白いのかと聞かれたら、答えにくい。面白くないとも言い切れないし。 歴史や文化的背景があまり知らないからかな。 知ってたら楽しめるんだろうか? 同じような内容を書かれて楽しめるのか?わからない。 羊皮紙に書かれた予言通りになってしまう。 ファンタジーな出来事が普通の出来事のように書かれ、日常に溶け込んでいる。 こういうのが斬新だったらしいけど、今ではあちこちにあるし… この一族の性は理性、モラルがない。共有していたり、近すぎたりする。なんだか、気持ち悪い。 こんなふうだから、最終的に尻尾はえてきても仕方ないのでは?と思う。 ドラマも途中まで観てるけど、面白いのだろうか。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いつどこの書店に行っても目立つ場所に平積みされている本書。気になって購入。同じ名前の人がたくさん出てきて、それが日本の名前ではないから覚えづらくて大変だった。しかし本の結末では、この一族の最期を見届けられて、読んでよかったと思える本だった。
Posted by
最近読んだ本の中では読み終えるまでとても時間を要した小説でした。 読み終えてみると何とも言えぬ切ない読後感が残り、派手で最後にどんでん返しを狙ったような爽快感のある小説とは一味異なった「味」のある本という印象です。 百年に渡る血族の各人の生々しい人間性と、各々の拘り、そしてそ...
最近読んだ本の中では読み終えるまでとても時間を要した小説でした。 読み終えてみると何とも言えぬ切ない読後感が残り、派手で最後にどんでん返しを狙ったような爽快感のある小説とは一味異なった「味」のある本という印象です。 百年に渡る血族の各人の生々しい人間性と、各々の拘り、そしてそれらが決して身を結ばない虚しさと残る孤独感。これらを南アメリカ特有の文化と特異現象を混ぜながらも淡々んと話が進みます。 大きく心を揺さぶられるのとは違い、ゆっくりゆっくりと少しずつ心を押されていくような、そんな小説でした。
Posted by
最初がイマイチのめり込めなくていったん挫折。思い直して頑張って読破。Netflixで始まったドラマも、本と同じ部分でいったん挫折中。そろそろ再開しようかな、、、
Posted by
名前を受け継ぐのは一族の歴史っぽいけど、 海外の小説に慣れてないからか読み進めるのが大変だった ブエンディア一族の繁栄と孤独 現代を生きる我々にも重なる部分があり、 人生色々だよなとしみじみ思う
Posted by
2025年1月3日、グラビティの読書の星で紹介してる人がいた。帯みたら面白そうと思ったけど、ここのレビュー見ても内容難しそうなので、うつ病の自分には厳しいかな。
Posted by
中間で挫折した。 この小説は厳しい。海外小説の翻訳の問題なのか、内容の問題なのかどちらかだと思うけど、全く理解ができない。 登場人物の名前や時代の背景など物語の構成が、 「よく分からん」の一言に尽きる。正直半分まで我慢して読んだ自分を褒めてやりたいぐらい。 帯に書いてあるこ...
中間で挫折した。 この小説は厳しい。海外小説の翻訳の問題なのか、内容の問題なのかどちらかだと思うけど、全く理解ができない。 登場人物の名前や時代の背景など物語の構成が、 「よく分からん」の一言に尽きる。正直半分まで我慢して読んだ自分を褒めてやりたいぐらい。 帯に書いてあることをそのまま鵜呑みにしては行けないと思い至ったことは、唯一良かったことかな。 海外小説はギャンブル要素が強いと学びました。
Posted by
全体の3分の2を過ぎた辺りでようやく面白く読めるようになりました(遅!) とにかく「お前はどこの誰で姻族なのか血族なのか!」という疑問に意識がとられてしまって。途中から、これは全ての太郎は太郎で花子は花子なのだと飲み込めて、ようやく物語世界に浸れるように。 めくるめくマジックリ...
全体の3分の2を過ぎた辺りでようやく面白く読めるようになりました(遅!) とにかく「お前はどこの誰で姻族なのか血族なのか!」という疑問に意識がとられてしまって。途中から、これは全ての太郎は太郎で花子は花子なのだと飲み込めて、ようやく物語世界に浸れるように。 めくるめくマジックリアリズム。燃え尽きる瞬間に大きく揺らめく灯火のような命の燃焼。登場人物たちの死の描写が醜くも美しい。悪い夢だな、しかし人が生きると言う事自体が悪い夢のようなモノだしな、とも。 ブエンディア家と言う名の、手足は男でハラワタは女である奇妙な生き物が見た一生(ひとよ)の夢。
Posted by
スラスラと読むことが出来たとは言えないが(ブエンディア家系図は手放せなかった)、次はどうなるのだろうか?と読書の楽しみを常に体感することが出来ました。 キャラの立った登場人物(立ち過ぎ!)と目眩くエピソードの数々(美しい光景あり、寂しさの募る話あり)。だけど、百年しか経ってないの...
スラスラと読むことが出来たとは言えないが(ブエンディア家系図は手放せなかった)、次はどうなるのだろうか?と読書の楽しみを常に体感することが出来ました。 キャラの立った登場人物(立ち過ぎ!)と目眩くエピソードの数々(美しい光景あり、寂しさの募る話あり)。だけど、百年しか経ってないのですよね。そこが孤独なのかな。 ガイド本を読んで再度楽しみたいとおもいます。解説で筒井康隆さんが推薦している『族長の秋』のいつかよんでみたい。
Posted by