魂婚心中 の商品レビュー
短編集なのでサクサク読めるかと思いきや、SFなので想像力と活字がリンクするのに想像以上の時間を費やしてしまった。 世にも奇妙な物語みたいな世界観、ショートストーリー。
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めっっっっちゃ面白かった!!! 短編集、話ごとに設定が変わるのについていけなくて苦手なんだけど、そんなわたしでも置いてかれることなく楽しく読めた! 買ったのは帯に書いてあったあらすじに惹かれてなんだけど、魂婚心中以外の話もどれも楽しくて、1番が決めきれないな…!悩むけど九月某日の...
めっっっっちゃ面白かった!!! 短編集、話ごとに設定が変わるのについていけなくて苦手なんだけど、そんなわたしでも置いてかれることなく楽しく読めた! 買ったのは帯に書いてあったあらすじに惹かれてなんだけど、魂婚心中以外の話もどれも楽しくて、1番が決めきれないな…!悩むけど九月某日の誓いかな? 芦沢央さんの本は他にも積読の中に入っているので、読むのが楽しみです
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収録されたSF短篇の中で書かれたのが最も古い「九月某日の誓い」だけが面白かった。その他は作者だけがその世界観を楽しんでいて読み手が置いてけぼりにされてる感じがする。筆が走り過ぎかな。
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芦沢さんの作品の中ではかなりせめた内容の短編だったと思いました。あとがきを最初に読んでから本編に入った方がより作品が面白く読めたのかもしれません。
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SF短編集。まぁ、ふつうかなぁ ・死んだら死後の世界で一緒になれるように結婚式を行う世界。生きてる間に死後結婚式のマッチングアプリでマッチングする。推しの本アカを発見して推しが死ぬのをじっと待つ。怖くなり自分の小指を切断。 ・RTAを行う。特殊な脳波を出す装置をつける。難易度の高い技を決めると嫌な記憶を消せて、イジメの記憶を消したい王者。だが、土壇場で勝ちを選び、また消す記憶はゲームの記憶。記憶を消してまたやりたいゲーム。 ・嘘をつくと消える世界。隕石が降ってきてしんだ。 ・死後の世界が毎月一回かってに見える。天国と地獄が見えて、善行を積めば天国に行ける。システムと天国行きコンサルトの戦い。 ・間違い探しの絵の登場人物が飽きて殺し合った。整合性を保つために色々頑張る。 ・炭素を操る能力を持つ、貴族に仕える娘の大正時代の話。
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後書きで知ったがコンセプトはSFだったとのこと。表題作が一番面白かった。この作者は現実世界のミステリーの方が真骨頂が発揮されると思った
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短篇なので、話ごとに好みは分かれるけど、基本的にはどれも面白かった。私は閻魔帳、間違い7、九月某日が好き。設定にハマると、もう少し浸りたくなる。
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芦沢央さんの本は、もやっと終わりそうになるけど、ちゃんと物語の最終盤でスッキリさせてくれるので大好きです。 ミステリ初心者でも楽しめる本でした 本編の中でも、7つの間違いの話が好きでした。
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あー,SF短編集だったか…苦手(^◇^;) まぁ、「二十五万分の一」と「九月某日の誓い」はよかったかな。
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短編集。 最初の『魂婚心中』で、おお、SFだ…!となり、テンションが上がる。死者同士の婚姻が当たり前の世の中で生きる主人公が大好きなアイドルとの婚姻を願う話で、生きている時に結婚するなんておこがましいから死んでから…というところにリアルさを感じた。実際、好きな芸能人が自死すると追いかけるようにして自死する人がいることもあるくらいだから、魂婚を狙って自死する人がいても不思議ではない。ストーリーもミスリード(されてたのは私だけかもしれない)があって楽しめた。 『閻魔帳SEO』もいいな。こんな世界にいたくはないけれど。死んでしまったらもうどうでも良いと思うけれど、顕現によって地獄や天国にいる人が見えてしまうんだもの。そりゃ、誰だって地獄に行きたくないよね。藁にも縋りたくなると思うわ。なんか生命保険ならぬ死者保険見たいって思った。 『この世界には間違いが七つある』。分かりやすい話なんだけど、こういうのも良いな。お話の中の登場人物たちが考えてることってどんなことなんだろう。飽きられることを心配していたり、違和感がないようにしなきゃいけなかったりで予想以上にハードな生活っぽい。2回目の間違い探しで、間違いの箇所は変わってしまったのに、7個という数字だけは変わっていないところに登場人物たちの矜持を感じた。
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