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わからない の商品レビュー

4.1

39件のお客様レビュー

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2024/12/18

なぜこんな展開なの?思考回路どうなってるのか 一人ほくそ笑み、ツッコミ入れてる 若いころ井上ひさしに遭遇して以来の衝撃!

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2024/12/08

エッセイ集。 これはね、ほんとに公共交通機関で読まない方がいいです。 油断してるといきなりぶっ込んでくる。 ♫Lifetime Respect/三木道三(2001)

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2024/11/20

何度も笑いが吹き出すのと、大丈夫かどうなるんだとヒヤヒヤするのと、終始落ち着かない読書だった。まともなことがたまに挟まれると逆に心配になる。それが岸本佐知子さん。安心・ゆったりしてはいけない、落ち着いてはいけない読書。堪能した。 「日記」、怒濤だった。悪夢見た。

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2024/11/16

人に勧められて。岸本佐和子さんも初読みだが、白水社さんも私には初めてかも。uブックスとか、ハードルが高い気がして…それは杞憂だったけど。 面白くて、特に前半はところどころ声を出して笑ってしまった。

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2024/11/12

p137まで読んだ。半分弱。図書館の返却期限がきたので返却。 岸本さんのエッセイは相変わらずおもしろい。例えばこんなのが好き。 「かくして家の中はダーニング用の糸針ハサミ等々の道具であふれかえり、暇さえあれば何かを繕い、繕っていないときはインスタで他の人たちのダーニングの成果を...

p137まで読んだ。半分弱。図書館の返却期限がきたので返却。 岸本さんのエッセイは相変わらずおもしろい。例えばこんなのが好き。 「かくして家の中はダーニング用の糸針ハサミ等々の道具であふれかえり、暇さえあれば何かを繕い、繕っていないときはインスタで他の人たちのダーニングの成果をうっとりと眺め、あるいはネットで素敵な色や素材の糸を渉猟し、起きている時間のほぼすべてがダーニングで埋め尽くされる事態となった。当然のことながら仕事に穴があいたが、その穴さえもキノコをあてがってタテタテヨコヨコと繕ってふさぎ、家の戸を叩いて原稿はどうなっているのかと叫ぶ編集者の口もタテタテヨコヨコと糸を渡してふさぎ、気づくと私は身長十メートル、顔はナマハゲの形、右手に針、左手にはキノコを持ったダーニング魔人と化して、ずぅん、ずぅんと街を練り歩いては道路工事の穴を、トンネルの入口を、雲の裂け目を、法律の抜け穴を繕い、繕いながらどんどん体は巨大化していく。(p75) ウェイターが微笑む気配がして、次の瞬間私は海を見下ろして立っていた。手には巨大なスプーンを握っている。私自身も巨大だ。入道雲が胸の高さにある。ゆっくりとスプーンを下ろしていって、海を大きくすくいとった。ああやっぱり。海はゼリーだったのだ。目の高さにかざしたスプーンの上で、山型の海はふるふる震えながら、上から水色、エメラルドグリーン、青、濃紺のグラデーションの断面を見せていた。大きく口を開けてひと呑みにする。冷たいミントの味がした。すくったあとの海の大穴に顔を近づけてみると、透明の壁の向こうでイワシの大群が渦を巻いていたり、トビウオがピンピン表面に飛び出してくるのが見えた。(p99)

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2024/11/08

翻訳家でエッセイも人気の著者。 まずタイトルと表紙に惹きつけられる。 エッセイ、書評、日記の3部構成。 外出は苦手と言うが海外含め相当出ている。 止まらない妄想も読み応えがある。 そして共感してしまう。 海外文学の楽しみ方も知ることができ充実。

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2024/10/27

日記のところが人間味に溢れていてすごく面白かったです。3日分で1回はケラケラ笑っていました。オススメされていた翻訳本、他のエッセイや翻訳本も読んでみたくなりました。

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2024/10/22

実話なのか妄想なのかよくわからないんですよねこの人の話は。面白過ぎる。 岸本佐知子が語る旧約聖書の話って何であんなに面白いのだろうか。 書評では読んでみたい本がたくさん増えたのでゆっくり全部読んでいけたらいいな。 ちなみに文庫化されてる彼女のエッセイは多分全部読んでるんだけど、...

実話なのか妄想なのかよくわからないんですよねこの人の話は。面白過ぎる。 岸本佐知子が語る旧約聖書の話って何であんなに面白いのだろうか。 書評では読んでみたい本がたくさん増えたのでゆっくり全部読んでいけたらいいな。 ちなみに文庫化されてる彼女のエッセイは多分全部読んでるんだけど、翻訳書は「居心地の悪い部屋」しか読んだことがなかったりする。

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2024/10/03

岸本佐知子さん、きちんと作品を読むのは初めてかも。 エッセイ、書評、日記と分かれている中で、エッセイが一番面白かった。 物事を捉える視点がさらっと自然なんだけど、とても個性的で新鮮に感じた。 エッセイを読む時、自分との共通点を何かしら見つけて共感するパターンか多いけど、今回は発想...

岸本佐知子さん、きちんと作品を読むのは初めてかも。 エッセイ、書評、日記と分かれている中で、エッセイが一番面白かった。 物事を捉える視点がさらっと自然なんだけど、とても個性的で新鮮に感じた。 エッセイを読む時、自分との共通点を何かしら見つけて共感するパターンか多いけど、今回は発想が自分と違いすぎているところが面白いと思えた珍しいパターン。 書評で取り上げられている本は未読のものが多かったので、また読んでみよう♪(読みたい本が増える一方…)

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2024/10/02

おもしろい! 例えば夢の話  トルシエが来て「こんなに食事のまずい家は初めてだ」と公式にコメント  自分がイタリア人、大金持ちのマフィアが父親  嫌いなサッカー選手と結婚。3歳の子供。  布団のような大きいピザを引きずって誕生パーティーへ などなど あげればキリがないがおもしろい...

おもしろい! 例えば夢の話  トルシエが来て「こんなに食事のまずい家は初めてだ」と公式にコメント  自分がイタリア人、大金持ちのマフィアが父親  嫌いなサッカー選手と結婚。3歳の子供。  布団のような大きいピザを引きずって誕生パーティーへ などなど あげればキリがないがおもしろい! 本当は違う長編を読もうと思ったのに何故か引きずられるように読了 紹介本は、全部読んでみたい  

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