1,800円以上の注文で送料無料

私の身体を生きる の商品レビュー

3.4

47件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    12

  3. 3つ

    21

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/09/16

女性表現者による性と身体に関するエッセイ集。作品を読んだことある人,名前だけ知ってる人,全然知らない人色々ですが,文章にそれぞれ個性があってさすがと思わせる。そしてみんななるべくして物書きになったのがよく分かる。 以前から身体論をやるのは女性が多い(男性だと武道論とかの切り口にな...

女性表現者による性と身体に関するエッセイ集。作品を読んだことある人,名前だけ知ってる人,全然知らない人色々ですが,文章にそれぞれ個性があってさすがと思わせる。そしてみんななるべくして物書きになったのがよく分かる。 以前から身体論をやるのは女性が多い(男性だと武道論とかの切り口になる)のが疑問だったのだが,本書で女性が男性に比べて否応なく身体を意識せざるを得ない存在であることを感じ,それが理由のひとつかなと思った次第。

Posted byブクログ

2024/09/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「私にとっては、痴漢にあっただけで母に対して幾ばくかの罪悪感を覚えるような、自分の身体が自分に所属しないような気分は、決して気持ちの良いものではなかった。…汚された時に傷がつけられるのが私ではなく母であるとしたら、それはすごく不自然な気がした。その、身体に関する浮ついた感覚をもうちょっと生々しい、確かなものに変えたくて、だから若い私は色々なことをした。」

Posted byブクログ

2024/09/13

好きな作家さんたちのアンソロジーということでワクワクしながら手にしたものの、自分の身体と向き合って書いた文章は読んでいて「この作家さんなら本来もっと上手く書けるはずなのに」と何度も思いました。 でも同時にそれがリアルというか、このテーマは書く側の負担が大きいものなのだなとも感じま...

好きな作家さんたちのアンソロジーということでワクワクしながら手にしたものの、自分の身体と向き合って書いた文章は読んでいて「この作家さんなら本来もっと上手く書けるはずなのに」と何度も思いました。 でも同時にそれがリアルというか、このテーマは書く側の負担が大きいものなのだなとも感じました。

Posted byブクログ

2024/09/11

自らの身体をテーマにと言っても、具体的にどういう話題について書いてくださいと言われていたのか、あるいはなかったのかが気になった。想像以上に重かった。

Posted byブクログ

2024/09/08

17人の作家や漫画家が自分の身体について書いた赤裸々な話し。ここまでさらけ出すのか?と驚いた。悲痛な叫びもあった。私の身体、こんなふうに真剣に向き合ったことは無い。これを編んだ編集者はすごい

Posted byブクログ

2024/09/07

短編集だから軽い読み物かと思いきや、結構ヘヴィだった。体のことや性のことは面倒くさくて(物理的にも、考えることも)、蓋をして生きてきた気がする。 非常に個人的な事や感じ方であるから、読んで共感するとか参考になるとかいうものでもないし、本当に人それぞれだし、自分は自分だし というの...

短編集だから軽い読み物かと思いきや、結構ヘヴィだった。体のことや性のことは面倒くさくて(物理的にも、考えることも)、蓋をして生きてきた気がする。 非常に個人的な事や感じ方であるから、読んで共感するとか参考になるとかいうものでもないし、本当に人それぞれだし、自分は自分だし というのが率直なところ。

Posted byブクログ

2024/08/26

性や身体のことを愛したりするのは大切だとはすごく思うのですが、こころが元気じゃないと読めないかもしれない。性被害などに関するものはなんというか結局しんどくなってしまったので途中まで。無理はしない。大事。

Posted byブクログ

2024/08/20

自分自身の身体と向き合うことなんてなかったし、同じ性別でも他人の身体のことなんて考えないし。 加齢に伴って変化していく身体とどう向き合っていくのか考えたいと思った。

Posted byブクログ

2024/08/17

女の身体の因果、運命をとても考えさせられる 自分が今まで当たり前に生きてきた女の人生 女の悩み などを、的確に、明確に表現されている 女の数だけ、人間の数だけ、 "身体"があるのだと、改めて思いました うまく私も私の身体と生きていきたいな

Posted byブクログ

2024/08/16

17人の文筆家が描く『身体』(ジェンダー)エッセイ。美化することも卑下することもなく、率直且つ冷静に自己を言語化。信頼や安心を感じ、共感した。男性版も読んでみたい。

Posted byブクログ