まいまいつぶろ 御庭番耳目抄 の商品レビュー
八代将軍徳川吉と嫡男の九代将軍家重、その通詞の大岡忠光の物語。 ハンディキャップを持って生まれた長福丸は、忠光のみが彼の言葉を理解できたが為に、周囲の悪意の目に潔癖なまでの自制をしていきていた。 とにかく登場人物達が情に溢れ、吉宗から家重へと親子の情に泣かされ、祖母と孫、祖父と...
八代将軍徳川吉と嫡男の九代将軍家重、その通詞の大岡忠光の物語。 ハンディキャップを持って生まれた長福丸は、忠光のみが彼の言葉を理解できたが為に、周囲の悪意の目に潔癖なまでの自制をしていきていた。 とにかく登場人物達が情に溢れ、吉宗から家重へと親子の情に泣かされ、祖母と孫、祖父と孫、夫と妻、父と子、など、情け深い人物描写に泣かされてしまった。 まいまいつぶろが雄々しく生きる姿は、深い感動をもたらしてくれた。
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清廉な人たちばかり。相手を思いやる清々しい会話に、目頭熱くなる。私心なく、ここまで相手のことを思いやれるか…。それにしても、NO1の権力者、将軍でもママならぬことばかり。心ある将軍だからこそか。会話だけで、ここまで心揺さぶる村木さん、すごい。夕暮れにしみじみ読了。
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「まいまいつぶろ」完結編 本作は、前作の記憶があるうちに読むのが望ましい。 見えていなかった部分が補われ、伝わっていなかった人に真実が伝わり、過不足なく全てが収まった。 本作にて、私の中で気持ちよく物語が完成した。
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物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。 東大OPACには登録されていません。 貸出:物性研図書室にある借用証へ記入してください 返却:物性研図書室へ返却してください
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派手な展開はない。 読んでいて自然と涙がこぼれる。そして自分にもささやかな良心のようなもがあるんだなと安心する。しみじみと味わう読後感。こういう小説を良書と言うんだろうな。
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- ネタバレ
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まいまいつぶろの外伝集。万里という存在をうまく使って語られているなという印象でした。ちょっとほろっと来そうなところもあったりして、かっこいい科白とかあったりして、楽しく読みました。
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読書記録72. #御庭番耳目抄 #村木嵐 まいまいつぶろ外伝 八代将軍吉宗 九代将軍家重 2人の隠れた目となり口となり耳となり助ける 大岡忠光 そして万里(青名半四郎) 普段読み慣れない時代小説もまいまいつぶろで その魅力に嵌り涙し、徳川の政に関心を持った まいまいつぶろで...
読書記録72. #御庭番耳目抄 #村木嵐 まいまいつぶろ外伝 八代将軍吉宗 九代将軍家重 2人の隠れた目となり口となり耳となり助ける 大岡忠光 そして万里(青名半四郎) 普段読み慣れない時代小説もまいまいつぶろで その魅力に嵌り涙し、徳川の政に関心を持った まいまいつぶろでは描かれていなかった 忠光の家族や吉宗の母、浄円院と万里の出会いなど 話に奥行きが加わり、さらに家重の生涯に惹きつけられる 私の脳内では何故かNHKドラマ大奥の男女逆転キャストで再生されていたが、実際にまいまいつぶろが映像化されたら是非観てみたい思う作品
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前作のヒットに味をしめて書いちゃった、と思われても仕方ない中身でした。そしてよくあるパート2やスピンオフの失敗と同じく本作も期待を全く超えられず。。何で書いちゃったんだろう。。素敵な前作だけで終わらせとけば良かったのに。
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またまた気持ち良く泣かせてもらいました。 前作でも万里のファンでしたが、ますます好きになりました。前作ではあまり書かれていなかった周りの人々のことをもう少し知りたかったなと思っていたので、待ってましたとばかりに一気読み。とりあえず3回読んでみました(笑) いったい何回読めば気が済...
またまた気持ち良く泣かせてもらいました。 前作でも万里のファンでしたが、ますます好きになりました。前作ではあまり書かれていなかった周りの人々のことをもう少し知りたかったなと思っていたので、待ってましたとばかりに一気読み。とりあえず3回読んでみました(笑) いったい何回読めば気が済むのであろうか?
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途中までは前作の補足のようなエピソードで、目新しいこともなく少し読むのが苦痛だった。万里目線とはいえ万里の主観が入るわけでもなく、たまに登場する程度。 後半からは前作でさらっと描かれていた忠光の家族の話や家治目線など、面白くなった。次はさらに続きで田沼意次目線のものも読みたい。
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