まいまいつぶろ 御庭番耳目抄 の商品レビュー
またまた気持ち良く泣かせてもらいました。 前作でも万里のファンでしたが、ますます好きになりました。前作ではあまり書かれていなかった周りの人々のことをもう少し知りたかったなと思っていたので、待ってましたとばかりに一気読み。とりあえず3回読んでみました(笑) いったい何回読めば気が済...
またまた気持ち良く泣かせてもらいました。 前作でも万里のファンでしたが、ますます好きになりました。前作ではあまり書かれていなかった周りの人々のことをもう少し知りたかったなと思っていたので、待ってましたとばかりに一気読み。とりあえず3回読んでみました(笑) いったい何回読めば気が済むのであろうか?
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途中までは前作の補足のようなエピソードで、目新しいこともなく少し読むのが苦痛だった。万里目線とはいえ万里の主観が入るわけでもなく、たまに登場する程度。 後半からは前作でさらっと描かれていた忠光の家族の話や家治目線など、面白くなった。次はさらに続きで田沼意次目線のものも読みたい。
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続編と言うよりスピンオフ作品。5編の連作短編。中でも第4話「寵臣の妻」が良かった。涙を誘う。作者は、過ぎ去った時間を振り返る人の心情を知っている。
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「まいまいつぶろ」の感動をそのままに家重、忠光、万里らのその後を見事に描く。賢臣田沼意次の働きで郡上一揆を解決させるエピソードなども挟み込まれ、一味違う時代物であった。
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時々巡り会える清廉な時代小説。この清々しく背すじを伸ばして正座したくなる感覚は時代小説ならではの魅力だ。ちなみに「まいまいつぶろ」はまだ読んでないけど、どっちから読んでも大丈夫と思われる。
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図書館本の順番があっさり廻ってきた。 前作は「面白かったけど直木賞を取るのとは違うな」と感じたが、その後公開された選者の講評でなるほどと改めて思い知らされた。 今作も特に家重や忠光の息子が、若年にもかかわらずあまりにも出来が良すぎてリアリティーがなく、やはり面白いのと作品の出来は...
図書館本の順番があっさり廻ってきた。 前作は「面白かったけど直木賞を取るのとは違うな」と感じたが、その後公開された選者の講評でなるほどと改めて思い知らされた。 今作も特に家重や忠光の息子が、若年にもかかわらずあまりにも出来が良すぎてリアリティーがなく、やはり面白いのと作品の出来は違うのかなと、同じ感想。とはいえ楽しめました。 2024-039
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※このレビューにはネタバレを含みます
「まいまいつぶろ」の続編。 続編としたが、「まいまいつぶろ」の後日談という訳ではない。 後日談もあるが、同時進行の話もあるので、 番外編というかスピンオフというか。 「御庭番耳目抄」とあるが、御庭番が見聞きした話だけでもない。 「まいまいつぶろ」ではさらっと書かれていた、 家重と忠光の将棋で口喧嘩をする場面が詳しく書かれていて良かった。 あとは吉宗の母が豪快で良かった、
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『まいまいつぶろ』の続編というかスピンアウト物。 徳川吉宗の御庭番の万里が語り手になり『まいまいつぶろ』の登場人物達を主人公に据えた連作短編集です。 しかし「ええ、なんで・・・」と思う事ばかりで、どうも話に入っていけない。 『まいまいつぶろ』で感じた「どうも、著者とは波長が合わな...
『まいまいつぶろ』の続編というかスピンアウト物。 徳川吉宗の御庭番の万里が語り手になり『まいまいつぶろ』の登場人物達を主人公に据えた連作短編集です。 しかし「ええ、なんで・・・」と思う事ばかりで、どうも話に入っていけない。 『まいまいつぶろ』で感じた「どうも、著者とは波長が合わない感じです。」は変わらないというか、もっと酷くなったようです。 皆さんの評価は高いのですがね。
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※このレビューにはネタバレを含みます
「まいまいつぶろ」のスピンオフの短編集5篇 吉宗の母をはじめ語り手を変え,御庭番の万里の目をとおしての裏話などで,家重と忠光の強い絆がまたしても浮かび上がる.
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前作「まいまいつぶろ」を読んでいたので、読みたいと思った。 あの時、裏ではこんなことがあったのか、とか、 万里はこうやって吉宗、家重に仕え、お庭番をしていたのかなど、より詳しく吉宗、家重を取り巻く環境が知れ、面白ろかった。
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