なんどでも生まれる の商品レビュー
チャボの桜さんがとにかく素敵…振る舞いも発言もめちゃくちゃかわいくて素敵。素敵という言葉がとても似合う。玄米餅桜さんを想像すると悶えてしまう…発言にくすっとしたり、かわいらしかったり、とにかく素敵。 そんな桜さんの素敵さに、まわりのひとたち生き物たちがまた素敵。みんなただやさし...
チャボの桜さんがとにかく素敵…振る舞いも発言もめちゃくちゃかわいくて素敵。素敵という言葉がとても似合う。玄米餅桜さんを想像すると悶えてしまう…発言にくすっとしたり、かわいらしかったり、とにかく素敵。 そんな桜さんの素敵さに、まわりのひとたち生き物たちがまた素敵。みんなただやさしくてあたたかいだけではなく、少し間違えたり落ち込んだり。だからこそ、この物語を私はあたたかく感じた。いろんなひとがいる。いろんな生き物がいる。みんな迷い間違え、でも地に足つけて自分のペースで、誰かと、立って進んでいる。ときに戻ってるように感じていても、立ち止まっているように思えても、体は、足は動いてる。 それでいいんだな、自分を信じよう、と思えた。 師匠は、名前の通り、紛れもなく師匠だった。 師匠、かっこいいっす!
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チャボが主人公の何とも優しい癒される物語だった。私はもうちょっと毒気があった方が楽しい。 頑張っても報われないときもある。と言うか、報われないときの方が多い気がする。でもそんなときに誰かが傍にいてくれたら、どんなにか違うだろう。 動物ながら茂の傍にずっといて、茂に安心感を与え続...
チャボが主人公の何とも優しい癒される物語だった。私はもうちょっと毒気があった方が楽しい。 頑張っても報われないときもある。と言うか、報われないときの方が多い気がする。でもそんなときに誰かが傍にいてくれたら、どんなにか違うだろう。 動物ながら茂の傍にずっといて、茂に安心感を与え続けたチャボの桜が健気で可愛らしい。 桜自身が幼少の頃、兄弟に虐められてきた過去があることを考えるとさらにグッとくる。 痛みを知っているからこそ人(や鳥)に優しくできるのか。 卵を産むときの桜の感情表現が綺麗で本当に癒される。
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迷うのも変えるのも、生き物ががんばって暮らしているから起こる、 素敵なことです――。 外敵に襲われ逃げ出したところを、茂さんに助けられたチャボの桜。 茂さんは、仕事も人間関係もうまくいかず調子を崩して、 東京の下町の商店街でジイチャンが営む金物店の二階に居候している。 ある日、茂...
迷うのも変えるのも、生き物ががんばって暮らしているから起こる、 素敵なことです――。 外敵に襲われ逃げ出したところを、茂さんに助けられたチャボの桜。 茂さんは、仕事も人間関係もうまくいかず調子を崩して、 東京の下町の商店街でジイチャンが営む金物店の二階に居候している。 ある日、茂さんを外へ連れ出してくれる相手を探しに出かけた桜は、 さまざまな出会いを引き寄せることに――。 本邦初! キュートでユーモラスなチャボ小説。
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人間の日常生活をチャボの視点で語り、物語は進行。桜と師匠の会話が愛嬌たっぷりで、体調が懸念される茂さんも徐々に回復。無難で予想通りの結末だった。
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チャボの桜さんはキュートだし、いいお話だとは思うんだけど、読みながらずっと、ん〜、チャボ…なんでまたチャボ??って考えちゃってたわwww
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チャボの桜の目線で進む物語。仕事と人間関係から体調を崩した茂さんとそんな茂さんを見守る周りの人たち、みんなあったかくてほっこりするお話だった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
まさかのチャボ目線 そしてインコ師匠の粋と渋さ 夕暮れの街灯のような優しい明かりは、足元と道を照らしてくれる 何気ない日常のひとコマは、実はとても大事な瞬間ばかりだと、ついつい忘れてしまいがちなことを思い出す 実にいい作品名
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外敵に襲われそうになり逃げたしたアタシを助けてくれたのは茂さん。 その日からアタシ(チャボの桜)は、茂さんのそばにずっといる。 茂さんが仕事に行けなくなり体調を崩し、商店街にあるおじいちゃんの営む金物屋の2階に居候することに。もちろんアタシも一緒。 なかなか2階から降りて来な...
外敵に襲われそうになり逃げたしたアタシを助けてくれたのは茂さん。 その日からアタシ(チャボの桜)は、茂さんのそばにずっといる。 茂さんが仕事に行けなくなり体調を崩し、商店街にあるおじいちゃんの営む金物屋の2階に居候することに。もちろんアタシも一緒。 なかなか2階から降りて来なかった茂さんが、従姉妹と散歩に出て迷子になったアタシを探しに外へ出た。 間違ってアタシを連れていった先は病院だった。 まだ体調がよくなかった茂さんは、そこに通院することになり…。 桜がさまざまな出会いを引き寄せることで、茂もたくさんの人と関わりができるようになった。 もちろん一進一退ではあったが、桜がそばにいることで安心感があるようで。 アタシ目線で描かれた人間のことがよくわかる。 もしかして、人間の心のなかすべてお見通しなのか…とさえ思ってしまうほど。 桜と茂は特別なんだなって感じる。 何より茂のことならなんでもわかってしまうんだから、命の恩人とはいえ桜は凄いな。 桜の師匠であるセキセイインコもよく周りを見ていろんなことを喋ってくれる。 そのなかで、『ガラスや網戸で隔てられているように見えて、結局は俺たちだって、多少ルールが違うだけの同じ世界を生きてるんだ。長く生きて、変わっていく自分や、変わっていく好きなやつを感じられるのはむしろ、豊かでめでてえことなんじゃねえかな』 なんとカッコいい師匠だわ。
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チャボというと、小学校で飼っていた事を思い出す。飼育当番で掃除をする時に、突かれそうで怖かったイメージしかない。 でも、主人公チャボの桜さんは、途中でチャボであることを忘れそうになるほど人間っぽい。 物語の中だからね…と思いつつも調べてみると、チャボってとても賢い鳥だった。 穏や...
チャボというと、小学校で飼っていた事を思い出す。飼育当番で掃除をする時に、突かれそうで怖かったイメージしかない。 でも、主人公チャボの桜さんは、途中でチャボであることを忘れそうになるほど人間っぽい。 物語の中だからね…と思いつつも調べてみると、チャボってとても賢い鳥だった。 穏やかで優しく、数の認識もしているとか⁉ 「脚色ではないのか!」と、ちょっとビックリ。 (水車小屋のネネの時と同じ驚き) 一瞬、「こんな鳥なら飼えるかも」と思ったけど、鳴き声がさすがに無理だな。
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敵に襲われたところを、茂さんに助けられたチャボの 桜。ある日、家にこもりきりの茂さんを外へ連れ 出してくれる相手を探しに出かけた桜は、さまざまな 出会いを引き寄せることに…。
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