センスの哲学 の商品レビュー
導入や定義の説明が丁寧で、主張が分かりやすかった。最近考えていたことをより抽象的につなげてくれる解説だった。質の良い読書体験を生むのが上手いと感じた。
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久々にもう一度読んでみた。 センスとはリズムであること。確かになぁ、絵だとしても、筆を置くリズム、色を置くリズム、それを心地よく配置するか、はたまた予想外なところにおいて心地よくなくすことなのか、一概に定義はできないがそれら全てをセンスという…で合っているでしょうか。なんだか考え...
久々にもう一度読んでみた。 センスとはリズムであること。確かになぁ、絵だとしても、筆を置くリズム、色を置くリズム、それを心地よく配置するか、はたまた予想外なところにおいて心地よくなくすことなのか、一概に定義はできないがそれら全てをセンスという…で合っているでしょうか。なんだか考えるうちにわからなくなる、つまりそれってどういうこと!?って時々なるけどまぁ定義できないよね。元からセンスなんてあってないようなものなのだから。 最後のページにあるセンスを知るためのワークは基礎的なことだが、かなり役立ちそう。改めて、知識として芸術や音楽の構造をわかりやすく知るにはもってこいの本。 それにしても帯が村上信五はセンスなくない!?っ思ってしまったけど現代にはこの、違和感というかかっこよすぎないほうが売れるという文もあるためそれを体現しているのだろう
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センスは知識から始まる、の方がしっくり来るけど、例え話が結構面白い。割と哲学チックだから読むとダレるところがある
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めちゃくちゃ面白かった。美術作品の解釈から日常生活に至るまで、人生に彩りを添えるヒントが散らばっていた様に感じる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
内容が理解できたような、理解できなかったような… ただ、今後映画や絵画、小説を見る時はもっと気楽に見てみて、心に残ったものについてさらに幅を広げて観察したり、その分野の勉強をしたりしてみようと思った。 以下記憶に残った部分を残します。 ・センスとは、リズム、広く捉えた形のこと ・リズムとは、存在/不在の明滅である「ビート」と生成変化の「うねり」のこと ・人間は欠如している状態を解消し、安定状態を求める(0→1) ・サスペンスは宙吊りという意味で、人間にとって不快な状態を先送りにしている ・距離のデコボコが意味のリズムを作る(AIは意味の近さ/遠さで文を生成する) ・リズムは反復と差異として認識され、予測誤差を肯定的に受け入れる ・センスがいいとは、反復と差異のバランスがいいこと ・映画のモンタージュはただショットを並べただけだが、鑑賞者は意味を考えてしまう ・全く制約のないものに対して、ある種のルール・設定を持ち出すことで、普通という概念や意味が与えられる ・何かを再現しようとするのではなく、ある時点での自分のできる範囲での反復・差異を表現する(仮固定) ・個性とは何かを反復してしまうもので、繰り返し表現されているものがその作者が表現しようとする問題である ・人間の個性は、人生で見聞き・経験したテンプレにより形成されるが、どの典型に距離が近かったのかによってオリジナリティが出る (第8章のアンチセンスに関する部分は理解できませんでした…)
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『センスとは「直観的にわかる」ことで、いろんなことにまたがる総合的な判断力である。、、、感覚と思考をつないだようなものである。』 分かろうとするよりも感じることが大切なのかな。たくさんのアート、文学、音楽に出会ってインプットしたことが何か血肉になりその人を形作ったり、表現すること...
『センスとは「直観的にわかる」ことで、いろんなことにまたがる総合的な判断力である。、、、感覚と思考をつないだようなものである。』 分かろうとするよりも感じることが大切なのかな。たくさんのアート、文学、音楽に出会ってインプットしたことが何か血肉になりその人を形作ったり、表現することの助けになるのかもしれない。
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センスが良いってどういう事だろう?と思った事のある人ならば面白く読めると思う。 語りかけるような文章で、構造的にセンスが良いを説明してくれる。 絵画でいえば、まずは再現思考から離れるという事が第一歩。芸術作品のほとんどはヘタウマであるそうな。 美術のような視覚芸術は意味不明でも成...
センスが良いってどういう事だろう?と思った事のある人ならば面白く読めると思う。 語りかけるような文章で、構造的にセンスが良いを説明してくれる。 絵画でいえば、まずは再現思考から離れるという事が第一歩。芸術作品のほとんどはヘタウマであるそうな。 美術のような視覚芸術は意味不明でも成り立ちやすいが、音楽は意味不明だと難しく,文学は問題外。音楽が意味不明だと成り立ちにくいのは構成要素の音が言語と近いからではないかという推測にも納得した。 人気の本らしく,図書館に申し込んでから一年以上かかって手元に来た。最初から買えばよかった。
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センスが良くなるヒントがあるのかと思って読むと芸術論と哲学の話だった。餃子は音楽というパワーワードだけ印象的だった。
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センスとは可能性の体現。 型にはまらない営み自体が見るものを惹きつけ、 期待と想像をを超えた瞬間にセンスとなる。 哲学チックで深みのある一冊。
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私たちは常にどこか余っていて(余らせていて)、それは全て等しく可能性で、目的を見つけ、それに向かって行動することでそれらを埋めるも良しだが、私はその対岸に視野を広げたい。その視野の出発点から到達点までの間に、膨大に続く生活(余り)には、無数の反復と差異、うねりとビートがあって、自...
私たちは常にどこか余っていて(余らせていて)、それは全て等しく可能性で、目的を見つけ、それに向かって行動することでそれらを埋めるも良しだが、私はその対岸に視野を広げたい。その視野の出発点から到達点までの間に、膨大に続く生活(余り)には、無数の反復と差異、うねりとビートがあって、自分の目で見たそれらの全てが発見であり、それらの解釈、咀嚼全てが典型性を帯びて個性になる。そして到達点のその向こう側に広がるのが理想で、私は諦める。そして初めて現在地を認める。可能性は依然として余り続けていて、それが不快で、またはそれが快であるということに気付く。
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