ビブリア古書堂の事件手帖(新シリーズ)(Ⅳ) の商品レビュー
やっとやっと読めたー! 発売日に買ってずっーと積読してて読みたい読みたいって思ってた やっぱりビブリア大好きだー すぐビブリアの世界観に入り込める。 ビブリアの中では謎で栞子さんに意地悪する人ってずっと思ってたおばあちゃん。 今回でちょっと知れて楽しかった まだまだ謎だらけだから...
やっとやっと読めたー! 発売日に買ってずっーと積読してて読みたい読みたいって思ってた やっぱりビブリア大好きだー すぐビブリアの世界観に入り込める。 ビブリアの中では謎で栞子さんに意地悪する人ってずっと思ってたおばあちゃん。 今回でちょっと知れて楽しかった まだまだ謎だらけだから今後どんな情報が出でくるかきになる 最初から読み返したい〜
Posted by
今まで影の薄かった栞子の父目線のお話でした。 智恵子との馴れ初めも描かれていて、新しい発見でした。 夏目漱石の作品も読んでみたくなりました。(古い文体が苦手なのですが…)
Posted by
終戦の年から戦後に実在した「鎌倉文庫」をめぐるお話。 そして、智恵子、栞子、扉子と続く、女性三代の年代記のようにも読める。 栞子の両親のなれそめも描かれている昭和時代がノスタルジックで良い。 今回のピックアップ作家は、夏目漱石。 そして、あとがきを読んで、「鎌倉文庫」の運命にまた...
終戦の年から戦後に実在した「鎌倉文庫」をめぐるお話。 そして、智恵子、栞子、扉子と続く、女性三代の年代記のようにも読める。 栞子の両親のなれそめも描かれている昭和時代がノスタルジックで良い。 今回のピックアップ作家は、夏目漱石。 そして、あとがきを読んで、「鎌倉文庫」の運命にまた驚いたのでした。 このお話のように、古書が大切に受け継がれて行って欲しいと思う。 【プロローグ】 【第一話 令和編『鶉籠』】 【第二話 昭和編『道草』】 【第三話 平成編『吾輩ハ猫デアル』】 【エピローグ】 成金の兼井夫妻は衝撃的な登場と、濃いドラマ。 無邪気なクズ(!)利平さんもいい味を出していました。
Posted by
鎌倉文庫にまつわる篠川親子三代に継がれる物語。文庫のゆくえが最大の焦点で、それなりに頭捻ってみたんだけど、その持ち主を当てるのは無理だわ。刊冒頭に紹介されふる登場人物の誰かなわけでしょ。種明かしされても「は?」って感じ。まあ、本が焼かれちゃわずにどうやら会員制の鎌倉文庫図書館とし...
鎌倉文庫にまつわる篠川親子三代に継がれる物語。文庫のゆくえが最大の焦点で、それなりに頭捻ってみたんだけど、その持ち主を当てるのは無理だわ。刊冒頭に紹介されふる登場人物の誰かなわけでしょ。種明かしされても「は?」って感じ。まあ、本が焼かれちゃわずにどうやら会員制の鎌倉文庫図書館として貸し出されるようで、円満解決なのだね。めでたい。でも、あのような稀覯書を手にするのは怖い。実際に読むのは一般に流通する本でたくさん。内容が変わるわけでなし。まあ古書の博物館として運営するのが正しいでしょう。夏目漱石は「坊っちゃん」が一番好き。読んでスカッとするから。
Posted by
栞子の母、智恵子さんの娘時代の話が興味深かったです。栞子さんの父親(篠川登)との出会いや、二人がどんな感じだったのかがわかって、少しすっきりしました。まだまだ謎は多いけれど・・・思ったよりもちゃんと夫婦で良かった。
Posted by
シリーズが受け継がれたように、今回は智恵子(昭和)、栞子(平成)、扉子(令和)と「鎌倉文庫」を探す依頼が受け継がれていく。戦中鎌倉の文士たちが立ち上げた貸本屋と実際に行方不明になってる鎌倉文庫が興味深く、夏目漱石の魅力をみんなが語るのできちんと読みたくなり紹介かれてた本たちを購入...
シリーズが受け継がれたように、今回は智恵子(昭和)、栞子(平成)、扉子(令和)と「鎌倉文庫」を探す依頼が受け継がれていく。戦中鎌倉の文士たちが立ち上げた貸本屋と実際に行方不明になってる鎌倉文庫が興味深く、夏目漱石の魅力をみんなが語るのできちんと読みたくなり紹介かれてた本たちを購入。後々ゆっくり読みたい。登と智恵子の出会いや大輔と出会う前の栞子など過去の話も楽しかったしゴタゴタを知ってるので感慨深い。本ていいなぁとしみじみ感じる話で花子みたいに老後も楽しめたらすてき。本と謎ってなぜこんなにも面白いんだろう。
Posted by
作中の鎌倉文庫は、実在した鎌倉文士たちによる日本の貸本屋で、昭和20年5月1日鎌倉市在住の文学者たちが自らの蔵書数千冊を集めて開いた。 発案者は、久米正雄や川端康成他(戦中から戦後昭和25年まで)でその後、在庫は、ゾッキ本として市中に流通し、今では稀覯本と言われる本も多数あった...
作中の鎌倉文庫は、実在した鎌倉文士たちによる日本の貸本屋で、昭和20年5月1日鎌倉市在住の文学者たちが自らの蔵書数千冊を集めて開いた。 発案者は、久米正雄や川端康成他(戦中から戦後昭和25年まで)でその後、在庫は、ゾッキ本として市中に流通し、今では稀覯本と言われる本も多数あった。中でも本書では夏目漱石の初版本の行方と謎について書かれています。 プロローグの中に、この三人(栞子・知恵子・扉子)の女性が揃うことは滅多にない。 あらためて見比べると、本当によく似ている。似ているのは外見だけではない。三人とも並外れた知識を持つ「本の虫」で、それぞれ頭の回転が速く、記憶力も優れている。と書いている。 第一話令和編「鶉籠」・第二話昭和編「道草」・第三話平成編「吾輩ハ猫デアル」 何れの話も興味深く、時を超えて紐解かれる人の思いが活き活きと表現されているように思います。 三上延さんの「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズは十一作目ですが、全て読みました。 早くも次回作が楽しみです。 読書は楽しい
Posted by
毎回、このシリーズを読むと思うのが、作者の並々ならぬ古書や文豪、文学の歴史や雑学の情報、勉強量の多さだろう。それをビブリア古書堂と鎌倉を舞台に、謎解きしてみせるのが本当にすごいと思う。今や、祖母となった智恵子の事も分かってきて、今回の鎌倉文庫エピソードは終わり方も良かったので、と...
毎回、このシリーズを読むと思うのが、作者の並々ならぬ古書や文豪、文学の歴史や雑学の情報、勉強量の多さだろう。それをビブリア古書堂と鎌倉を舞台に、謎解きしてみせるのが本当にすごいと思う。今や、祖母となった智恵子の事も分かってきて、今回の鎌倉文庫エピソードは終わり方も良かったので、とても面白かった。扉子も仲直りできて良かった。
Posted by
ビブリア古書堂の事件手帖 扉子さん編 4冊 頑張って読んたー!!ここ1ヶ月ぐらいずっとこれ読んでた 安定のビブリア古書堂シリーズ! やっぱり好きだァァー。謎解き好きだぁ。 今回は過去との繋がり系の話が多い 古書の歴史は人の歴史!素敵な話が多いです。
Posted by
昭和、平成、令和にかけて篠川家の本の虫3人がそれぞれの時代で鎌倉文庫の謎を紐解いていく話。 このシリーズを読んできて新鮮だったのは、智恵子さんの高校生時代と栞子さんの父・登さんとの出会いが知れた事。 あぁ、やっぱり栞子さんと大輔くん夫婦と似てるな。という事は、いずれ扉子ちゃんも似...
昭和、平成、令和にかけて篠川家の本の虫3人がそれぞれの時代で鎌倉文庫の謎を紐解いていく話。 このシリーズを読んできて新鮮だったのは、智恵子さんの高校生時代と栞子さんの父・登さんとの出会いが知れた事。 あぁ、やっぱり栞子さんと大輔くん夫婦と似てるな。という事は、いずれ扉子ちゃんも似たような旦那様と結婚するのかなーなんて想像した。 兼井健蔵さんが妻花子さんに宿題を出したくだり、素敵だと思ってしまった。本当は読書が好きな花子さんに向けた優しさ、健蔵さんに本の感想を沢山聞かせてあげたい花子さんの思いが本当に素敵だと思った。
Posted by