死なれちゃったあとで の商品レビュー
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最愛の人が亡くなった重めの話ではなく亡くなった人との関係をちょっと面白く書いてあったり亡くなった人の周りの人を思いやったり死別の話なのにまだ生きてるんじゃないか、生きててほしいと思えるお話。
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・「死」について考える。それも、自らの死ではなく、他人の死、まさに「死なれちゃった」時に、何を感じ、考えるのか。 ・軽味のあるタイトルの印象に反して、これはめちゃ大きなテーマだな…と読み進めながら思った。自分の場合…とか。 ・結局、個人、個別のケースとして受け入れていくしかないの...
・「死」について考える。それも、自らの死ではなく、他人の死、まさに「死なれちゃった」時に、何を感じ、考えるのか。 ・軽味のあるタイトルの印象に反して、これはめちゃ大きなテーマだな…と読み進めながら思った。自分の場合…とか。 ・結局、個人、個別のケースとして受け入れていくしかないのか…としか今の時点では思い浮かばない。 そりゃそうなんだけど。 ・この本では前田さん自身の「死なれちゃった」話が綴られており、その事との折り合いのつかなさが、自分の場合とは全然違うのだけど、やっぱり身につまされる。
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ある程度生きていれば「死なれちゃったあとで」思うことは多かれ少なかれあると思う。頁を進めるうちに、随分蓋をして来たことが一気に溢れて胸が詰まった。今年読んだ本の中で印象深く一番心に響いた一冊になった。
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24/11/23読了 後悔するんだろうなと思いながらも腰の重いあれこれを、先延ばしにしちゃうことを、やらないとなぁ
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本の雑誌・上半期ベストから。比較的”若い死”が取り上げられている。自身の死生観がなせる業でもあるようだけど、いつ何時って当然分からん訳で、ふとしたときに死を想う時間って、あっても良い。そんな一冊。
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自分が死んだとしたら、周りの人たちみんなが「死なれちゃった」人たちになるんだなぁと思った。雨宮まみさんの本を読んでみたいと思った。
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これは、テーマが、いい。 著者が直面したひとの死、その前後を文章にしている。 ひと、、、親戚、友、関係者、町の人、、、様々。自死も。。 友の自死が軸になっている。 自分を変えるきっかけを与えてくれた友。 思えば私もいくつかの死に出会っている。 この歳になってそのペースが上がって...
これは、テーマが、いい。 著者が直面したひとの死、その前後を文章にしている。 ひと、、、親戚、友、関係者、町の人、、、様々。自死も。。 友の自死が軸になっている。 自分を変えるきっかけを与えてくれた友。 思えば私もいくつかの死に出会っている。 この歳になってそのペースが上がってきてしまった。 祖父母の死はまだ幼かったのであまりピンと来なかった。遠方でもあったし。 最初の一番ショックだった死はセキセイインコ。 小学生の時は正月でエサが買えず、、 中校生?のときは振り向いたときに蹴飛ばしてしまって、、、と。 泣いた。 次は父か。私が29の時、53歳の父は心筋梗塞で逝ってしまった。 バブルのピーク、そしてはじけるさ中で、相続で痛い目に遭った。 しかしそれがきっかけで人生が変わった。 そして友。 父の歳に追い付きホッとした直後、高校時代からの友が死んだ。 一緒によく食べ、よく語る友だった。やっと離婚が成立、再婚を目前にしていた。 信じられなかった。 さらに1年半前。ラグビー観戦を何十年も一緒にしてきた友、いや、それ以前に 小学校時代からずっとつかず離れずだった40年来の友に、死なれた。 私も彼らについて文章を起こしてみようかな。なんだか供養にもなりそうだ。 針中野の占い師 父の死、フィーチャリング金 こりゃ死んどるね じゃあ明日 永遠の保留 ごめんね 101まで生きる/生を奪われる 人生はまだ動いているわけだから 天国からの着信 気づけなかった記憶 種子島へ 完結はしない 対談 岩井秀人×前田隆弘―死なれちゃった経験を語ること
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身の回りの人の死というのは、その悲しみが癒えるのを時間に委ねるのがほとんどだ。 それを、まだ間もないときに、思いを文字にしておくと、その文体の巧さもあって、このような作品になるのだなと感心した。 私も、身内の死から40数年経ってこの本を手にしたことで、記憶がまだ残るうちに、文字に...
身の回りの人の死というのは、その悲しみが癒えるのを時間に委ねるのがほとんどだ。 それを、まだ間もないときに、思いを文字にしておくと、その文体の巧さもあって、このような作品になるのだなと感心した。 私も、身内の死から40数年経ってこの本を手にしたことで、記憶がまだ残るうちに、文字にしておかねばと気付かされた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
とある人間の死について語り続ける話かと思いきや、 今まで出会った人との死についての話だった。 著者の方は顔が広いのか、結構な数の死に立ち会っている。 これがアニメの世界なら、 この方が毛利小五郎か江戸川コナンじゃないか疑っているところだ。 (対談で岩井さんが「崖をのぞき込む人のそばにいる頻度が高い」と表現しているが なるほど、確かにそういうことならコナンと共通している) 中には衝撃的なエピソード、 大学時代の親友や父親など身近な存在の人間もいるが 比較的淡々と語られ、一人に対してのページ数もそこまで多くないので 重さはなく、さらっとした文章だ。 この方はとても情に厚いというか、 そういうことを考えることもないほど優しい人なのだろうなと思う。 お父さんが亡くなって香典三千円持ってきたパートのおばちゃんや 穴に落ちた人を見て「あ~こりゃ死んどるねぇ」と言い放つ人、 寝たきりのおばあちゃんを10年間一度も見舞わないいとこ。 その場で直接聞いたわけじゃないから、感じ方が違うのかもしれないけど 『まぁ、いるよね…』と思ってしまう。 反対に貯金3万円しかなかった父親に対してあのように寛容にはなれない。 よくわからない間に借用書も取らず(おそらく)金を貸していた父に対して、 家族みんながそれほど怒りに満ちていないのは、 お父さんが余程人が良くて憎めないタイプだった以外に納得できない。 これはその時お金に余裕があったかどうかの問題ではないと私は思う。 家族皆してお人よしだったのかな。 しかし最後の雨宮まみさんに関しては、少し感じが違った。 失礼ながらヒャダインさん以外誰も知らなかったので 著作を読んでみたいとメモには書き込んだのだが、 なんかちょっと、引っ張られそうな感じがするので 精神バランスが良いときに読んでみたいと思う。 本当はこれを読んで、自分の中にある『死なれちゃったあとで』のことを 上手く言語化できないかと思っていたのだけれど 私にとっての雨宮まみさんだったようで、書いても上手くいかないと思った。 ブクログを書く理由は、同じ本を二度読まない為なのだが 読み終わったら次の本を読む前に感想を書くようにしている。 長文になってもいい。書きたいこと全て書いたら読み直さない。 そうするとスパッと次の本に集中できるからだ。 この本を使って、同じ作用を狙ったのだけれど、まだ早かったらしい。 いつか私も、消化できるようになりたい。 その時初めて、感想を書き直すことになるかもしれない。
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