死にたがりの君に贈る物語 の商品レビュー
面白かった。家族に勧められて読んだけれど、読んでよかった。作中で出てくる小説の登場人物のつながりが分かりづらかったけれど、大人の私でも引き込まれた。
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最後はすごくよかった。 真ん中は中弛みというか もう誰がどうとか分かってるから サクサク進んで欲しかった 終盤はちゃっかり泣きました。
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久しぶりにズシンと心に響く、泣ける本に出会えました。 世の中にはナイフで刺されるよりも痛いことがある。言葉で人は簡単に傷つくし、傷つけられる。 でも、逆もまた然りで、誰かが紡ぐ言葉に助けられたり、支えられることもある。 自分を否定されたり、傷つけてくる言動はどうしても目についてしまうし、記憶に残りやすい。なのに、自分を肯定してきたり、認めてくれる存在や言葉にはなかなか気づけなくて。 この本を読み終えたあと、必ず、これから出会う作品のあとがきまでしっかり読みたくなる。 それくらい、この作品はあとがきまでが作品なのだと思った。 この物語が誰かの生きる糧になるなら。 この物語を読んだ誰かが生きてくれるなら。 『私は本気で、小説で人を救えると思っています』
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けんごさん絶賛の帯に惹かれて購入。ティーンズ向け。 作中作の「swallowtail waltz」が世間を熱狂させる大人気小説ということで登場するが、この小説の内容がイマイチわからず本編との繋がりが??のままだった。ミマサカ先生の正体は早い段階で気づけるけど、言動がなんでそこまで?っていうくらい粗暴すぎて感情移入もできず。 タイトルの伏線回収したラストはジンときました。
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あまり手を出さない感じの本。うまく表現が難しいのだが、青春小説っぽいと言えなくもないか。 序盤話がどう進むのかと若干戸惑ったものの、中盤過ぎからの展開には引き込まれ、一気読みに近い状態。終わって振り返れば、まぁそうかもなと思わなくもない部分も読んでいる間はほとんど気にならない秀作...
あまり手を出さない感じの本。うまく表現が難しいのだが、青春小説っぽいと言えなくもないか。 序盤話がどう進むのかと若干戸惑ったものの、中盤過ぎからの展開には引き込まれ、一気読みに近い状態。終わって振り返れば、まぁそうかもなと思わなくもない部分も読んでいる間はほとんど気にならない秀作。読者を選ぶが、はまる人ははまるだろうという点でお勧め。
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どこまでも優しくて、痛いほどの純粋さが刺さる物語 読み始めは若い世代の人に共感を得やすい作品かな?と思っていたけど、50代の私でもしっかりハマってしまいました この物語のみんなが心酔する「Swallowtail waltz」 スピン・オフで読みたいです
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#死にたがりの君に贈る物語 #読了 #読書 #小説 #読書好きな人と繋がりたい 大人気作家の訃報が届いた。作家に心酔していた高校生・純恋が後追い自殺を図る。 なんとか一命を取り留めたが、完結作が読めないなら生きている意味はないと語る。 やがて純恋の他にも作家に心酔していた男女7...
#死にたがりの君に贈る物語 #読了 #読書 #小説 #読書好きな人と繋がりたい 大人気作家の訃報が届いた。作家に心酔していた高校生・純恋が後追い自殺を図る。 なんとか一命を取り留めたが、完結作が読めないなら生きている意味はないと語る。 やがて純恋の他にも作家に心酔していた男女7名で山中の廃校に集まり、自分たちで小説をなぞり、完結作を見出そうとする。 しかし、そこでありえない事件が起こる。 最高の物語でした。 雰囲気的には『スロウハイツの神様』に似てる感じもしてとても好きです。 読書垢の方には是非読んでもらいたい一冊。
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読みやすく展開もあるので、楽しくワクワクしながら読んでいたら、中盤で「え?マジ?」って声にでました。 そこからの「どうなんのコレ!?」が高まり、あとがきまでしっかり読んで読了! たくさんの賞賛よりも、1つの悪評の方が心に刺さっちゃうんだよね 10代とか20代前半の心が脆い時に読み...
読みやすく展開もあるので、楽しくワクワクしながら読んでいたら、中盤で「え?マジ?」って声にでました。 そこからの「どうなんのコレ!?」が高まり、あとがきまでしっかり読んで読了! たくさんの賞賛よりも、1つの悪評の方が心に刺さっちゃうんだよね 10代とか20代前半の心が脆い時に読みたかったな
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面白かった。 設定が熱い。設定勝ち。 これだけの国民的作家になったリオリの父親がまったく事情を知らないというところだけ気になりはしたけど(どんだけ興味ないの)、案外子供に関心がなく文芸に関心がない親というのはこんなもんかもしれない。 最後の見開き、熱いね。 物語はたしかに人を救いうるが、救い続けることができない(なぜなら物語は必ず終わる)という点で生まれた瞬間から悲劇を孕んでいると思う。 それでも紡ぎ続け求め続けることの切実さみたいなものに自分は惹かれるし、破滅と表裏一体だとも思う。始まりは終わりの始まり。だが終わりもまた……。
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なかなか奇抜な設定で、最後までよく練られて、ハラハラあり感動ありで面白かった。 絶対に起こり得ない事件が起きる、とあったが、途中まで読み進めても先が予想できない 伏線が回収されていき、最後の最後まで仕掛けがあり、感動で締めくくられる。 ミマサカリオリだけではなく、小説家は物語を...
なかなか奇抜な設定で、最後までよく練られて、ハラハラあり感動ありで面白かった。 絶対に起こり得ない事件が起きる、とあったが、途中まで読み進めても先が予想できない 伏線が回収されていき、最後の最後まで仕掛けがあり、感動で締めくくられる。 ミマサカリオリだけではなく、小説家は物語を愛し、登場人物を愛しているというのが伝わってくる。
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