ありえない仕事術 の商品レビュー
第一部で仕事術として語られている「ズルはしない方がいい」「善く生きる」といった道徳的な言葉。 それは文字で読むと“そうそう、そうだよね“と共感できるもの。 ただ、実際に生きて・働いている日常の中で、それを真の意味で実践することがいかに難しいかということを、第二部で突きつけられた...
第一部で仕事術として語られている「ズルはしない方がいい」「善く生きる」といった道徳的な言葉。 それは文字で読むと“そうそう、そうだよね“と共感できるもの。 ただ、実際に生きて・働いている日常の中で、それを真の意味で実践することがいかに難しいかということを、第二部で突きつけられた。 カミデの心情のきめ細かい描写にはどれも“そうそう、そうだよね“と頷くものばかり。 ということは、私もカミデと同じ選択をして同じ道を歩む可能性が十分にあるということに、背筋が凍るほどの怖さで直面する。 自分で認識できていないうちに、悪気なく「正義」という名目のもとで正当化してしまうことがいかに日常茶飯事か…。 「ズルはしない方がいい」「善く生きる」は、そんな簡単に「私はできています!」と言えるものではない深い言葉なのだ。
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・感想 前段はふむふむって読んでたけど後半はちょっと怖くなって一気に読み飛ばした。 ・Todo ・自分は競争の世界に立ち続けたいのか自問自答する。 ・仕事というのは多くは退屈でつまらない。 →自分がズルをして誰かに皺寄せをしている姿をみている人がいる。 そのしんどい作業をや...
・感想 前段はふむふむって読んでたけど後半はちょっと怖くなって一気に読み飛ばした。 ・Todo ・自分は競争の世界に立ち続けたいのか自問自答する。 ・仕事というのは多くは退屈でつまらない。 →自分がズルをして誰かに皺寄せをしている姿をみている人がいる。 そのしんどい作業をやっている人をみているのは愚直に信頼が積み上がっていく。 ★タフな心を作るには兎に角寝ること。 ★社会に何らかの価値をそれがどれだけ小さく弱々しかろうが人カケラの価値を生み出すことが仕事で、人はそこに対価を支払う。 つまりどんな仕事も必ずクリエイティブである。 ★安心できる環境や関係では与えてもらえない傷を得ることが成長につながる。 ★★前提知識ゼロの人にも理解ができるような内容になっているか。 はすごく重要。
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一部がノンフィクションで二部が小説みたいな構成でした。事前情報があったから納得して読めたけど、知らずに読んだら何だよ!って否定的な感想持ちそう。ただ一貫して著者の正義とは?ってメッセージが感じられたし、文章力もあって面白かったです。何より装丁デザインがカバー外すと正義って文字。嫌...
一部がノンフィクションで二部が小説みたいな構成でした。事前情報があったから納得して読めたけど、知らずに読んだら何だよ!って否定的な感想持ちそう。ただ一貫して著者の正義とは?ってメッセージが感じられたし、文章力もあって面白かったです。何より装丁デザインがカバー外すと正義って文字。嫌いじゃないです。
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ビジネス書かと思えば、ノンフィクションに変わり、ノンフィクションかと思えば、フィクションに変わる。そんな内容の本でした。 最も大切なのは、自他の心であり、仕事の効率を上げる術を学ぶ前に、何故仕事をするのかをもっと意識すべきという考えは同意します。また、ビジネス書を入口として、読...
ビジネス書かと思えば、ノンフィクションに変わり、ノンフィクションかと思えば、フィクションに変わる。そんな内容の本でした。 最も大切なのは、自他の心であり、仕事の効率を上げる術を学ぶ前に、何故仕事をするのかをもっと意識すべきという考えは同意します。また、ビジネス書を入口として、読み進めるにつれて、本のジャンルを跨いでいくやり方も、面白いですし、本の内容が先にあって、その本のジャンル分けはその後に来るものであるため、こういう本があるのはごく自然だと思います。 ただ、これは私の狭量によるものですが、フィクションからノンフィクションへ線引きなく移っていくのは好きではありませんでした。フィクションの中にも真実は含まれ、ノンフィクションの中にも創作は含有されるものということは理解できますし、そもそも、そういったジャンルの線引きに何の意味があるのかという考え方もありますが、フィクションはフィクション、ノンフィクションはノンフィクションと分かった上で読みたかったです。 「心が最も大切であること」、「現代における死とはどういうものか」など重要なテーマを取り扱っていると思いますし、それをビジネス書と並べられるような本として作成した仕掛けも面白いと思いますが、個人的な趣味•趣向として、本書の構成やメッセージの届け方は好みではなかったです。 追記: よく読めば、冒頭に「フィクションです」と書いてました。ここをちゃんと読んでれば、また違った読後感だったかもしれません。
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面白かった。 世のビジネス書への痛烈な批判と皮肉を交えた、挑戦的ノンフィクションといったところか。 分かってはいたはずだけどしてやられた感。 ちょっと羨ましいくらい文才がある。 悔しいね。
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感想 順番を踏んで正しく行う。それでは間に合わない。人間が出せる作業スピードには限界がある。だから手順を短縮する。しかし細心の注意で。
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一部、二部で、完全にふっ飛ばされた。読みながら気づかされていく。これはフィクションなのか、ノンフィクションなのか。ビジネス書なのか、何なのか。 しっかりと重い衝撃を受けた。多くは語れない。この書籍はノンフィクション的フィクションなのかもしれない。 正義!心!
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『縁もゆかりもない両国国技館に向けて走る芸能人』の部分。 共感を生むためのHOWは どんな仕事にも活かせそう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「何よりも大切なのはあなた自身の心。」 著者が考え、気づき、行動して、感じて、間違えてきたその生き様を垣間見た。 正義とはなんなのか?仕事とは?生きるとは? 考え出したら止まらないループの中で一つの例を元に考えるヒントをくれたように思う。間違っていても、そこには2人だけの時間と満たしたい思いがあった事実は認めてあげたい。
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