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家族解散まで千キロメートル の商品レビュー

3.3

137件のお客様レビュー

  1. 5つ

    18

  2. 4つ

    30

  3. 3つ

    59

  4. 2つ

    20

  5. 1つ

    5

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2024/07/26

CL 2024.7.24-2024.7.26 「六人の嘘つきな大学生」や「俺ではない炎上」と同様、物語のはじめに見えていた景色とは全然違うラストに連れて行かれたのだけど、今回はそれがさっぱり面白くないし、何も共感できなかった。

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2024/07/26

⭐️ゼロ 最初から作品にのめり込む事ができず、設定やらセリフに違和感しかない。 大きくすっ飛ばして中盤、後半とパラパラ読んでみたが最初の方とあまり変わっていないようなので読むのをやめた。

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2024/07/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

何かで紹介されていたので読んでみた。 ずっと「どうなるの?どういうこと?」とどんどん読み進められたけど、終盤大失速。 急に色々押し付けられて辟易してしまった。 結局主人公はどうすれば良かったんだよ。

Posted byブクログ

2024/07/14

読みやすい文章で、大仏を運ぶ前半は「どうなるの?!」とただ面白い。そして、なぜこんなことになっているのかがずっと理解できないまま進むストーリー(笑) そこに繋がるとは思わなかった!という最後。 家族だからこそ、改めて自分のことを深く話すことができなかったり、なんとなくの空気感で...

読みやすい文章で、大仏を運ぶ前半は「どうなるの?!」とただ面白い。そして、なぜこんなことになっているのかがずっと理解できないまま進むストーリー(笑) そこに繋がるとは思わなかった!という最後。 家族だからこそ、改めて自分のことを深く話すことができなかったり、なんとなくの空気感でやり過ごしてきたり… そういうことはあるよなって思いました。 後から知ったのですが「俺ではない炎上」や「六人の嘘つき」の著者さんだったのですね! その2冊とは違うテイストでした。 個人的には、前作のように もうちょっとミステリー感強めが好きです(^^)♪笑

Posted byブクログ

2024/07/14

『家族』とは何か?、本当の家族を知ることができます。 そして、全人類の人が読みべき小説です。 皆さんの家族は何人ですか? 本当に深い話でした。正直こんなに深い話になるとは思っていなかったです。 そして、涙なしでは読めません。 虚妙なトリックにやられ、騙されました。 久々に心に...

『家族』とは何か?、本当の家族を知ることができます。 そして、全人類の人が読みべき小説です。 皆さんの家族は何人ですか? 本当に深い話でした。正直こんなに深い話になるとは思っていなかったです。 そして、涙なしでは読めません。 虚妙なトリックにやられ、騙されました。 久々に心にグサって刺され小説でしたし、ワクワク、ハラハラしながら楽しく読むこともできました。色んなものがてんこ盛りです。 是非、皆さん読んでください。家族の単語の意味が大きく変わると思います。 心配しなくても『じょーない』です。(笑)

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2024/07/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まさかこんな展開になっていくとは。 盗難品の返却のために向かう道中に感じる違和感。お互いがお互いに抱く不満や、思いが爆発していく。 この家族、私自身の今の家族、また、私自身が子供として育った家族とどことなく重なる部分もあって、ホームセンターでタイヤがパンクしてしまった場面での惣太郎の言葉に共感してしまったし、あすなが家族に向かって吐き出す思いが苦しかった。 家族解散、将来的にはいいかもな、なんて思いました。

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2024/07/12

「家族」と言う名前の器から脱却する「家族」の物語でした。父、母、姉、兄、主人公、結婚、世間体、家族にがんじがらめになっている私には響いた作品でした。浅倉さんのラストのどんでん返しには、いつも驚かされます。家族に囚われている人にオススメの作品です。

Posted byブクログ

2024/07/07

前半はロードムービー的な楽しさだけど、色々無理矢理。肝心の主題である家族の価値観も、なんだかわかるようなわからないような。いい話風だけど、あまり共感できず。

Posted byブクログ

2024/07/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

他の方のレビューで、これはいまいちとの感想が多かったのであまり期待せず読んだのだが、案外面白く読めた。 家族の結婚による転出が重なることで、持て余すことになった実家を解体することにした喜佐家。 元旦に家族総出で集まり、荷物の整理をしているところに物置から出てきた大きな木箱と得体の知れない仏像。 一同絶句。 父の仕業に違いない。 テレビでは青森県十和田白山神社から御神仏の窃盗事件が報じられるが、日付が変わるまでに返せば不問に付すと神主は言う。 父の愚行のとばっちりを受けるわけにはいかない面々は山梨県から遠路仏像返却の旅路に出る。。。 確かに『六人の嘘つきな大学生』、『俺ではない炎上』に比べると、設定もテーマ性もキレがない。 ありがちで都合の良いドタバタコメディを予感させる。 でも、話の紡ぎ方は上手いと思う。 そこここで違和感の欠片を落としておき、後でちゃんと回収する。 起こった事件に対する見え方が二転三転するとこなんかは多重解決っぽくもあり、あまり受けなかったストーリー性の裏にはちゃんと下地が敷かれており、自分的には浅倉さんらしさを垣間見た気がする。 ただ、結末への舵切りはどうなのだろう。 「ここで話を一転」というのは、だよねだよね、このまま終わらないよね、と胸高鳴るところだったが、そこで展開される問題提起(家族とは、夫婦とは、常識とは)にあまり共感できなかった。 急なシリアスさについて行けない部分もあるし、答えのないダイバーシティに対する理屈こねこねのメタ議論は、それまでのノリとミスマッチ故か疲れた。 シンプルに自分の基準で受け入れればいいんじゃないのと。 父の行為は背信だと思う。 一度の過ちを取り戻せないのも違うとは思うけれど。

Posted byブクログ

2024/07/05

盗まれた仏像を返却する為に山梨から青森まで様々な困難を乗り越えながらひた走る。ここまではロードムービーを見ているように思わず笑いながら読み進められます。ところが、返却してからの100ページは全くテーマが変わっていきます。さすが浅倉秋成さんの作品です。

Posted byブクログ