経済評論家の父から息子への手紙 の商品レビュー
新社会人向けの本です。 どの様に生きるかは人それぞれ千差万別で良いと思いますが、これから社会人になる方、まだ若い社会人の方には読んでおくことをお勧めします。その上で自分がどの様に生きるか考えて行動していけば良いと思います。
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私の父は10年前に私が32の時に亡くなったのだが、その父から結婚当時に貰った手紙を思い出した。経済学者でも無く、評論家でも無いだったが、父から息子に伝えたい事は、「信頼し巣立って欲しい」というのとたったのかなと、その当時の事を回想し、読み進める事ができたので、自分毎としやすい語り...
私の父は10年前に私が32の時に亡くなったのだが、その父から結婚当時に貰った手紙を思い出した。経済学者でも無く、評論家でも無いだったが、父から息子に伝えたい事は、「信頼し巣立って欲しい」というのとたったのかなと、その当時の事を回想し、読み進める事ができたので、自分毎としやすい語り口だった。 長期間金融畑で務められてきた著者が伝える投資の基本として、「長期、積立、低コスト」が基本である事と、インセンティブとしての株式に関わりを大きくする事が、自分の資産を大きくしていく近道である事は、刻んでおきたい内容であった。
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リスクをとってみる人生と安定を選び続ける人生。どっちを選ぶのか、リスクを取る人生を選ぼう、理由をつけて証券会社とかは売りたいものを売ってくるけど、投資はオルカンでいい。がん保険は入らなくてもよい。みたいな感じの内容だった
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お金の勉強をしている中で、知った山崎元さん。以前執筆された本を読み、そこで得た知識は大きな糧となっています。 そして、最近本書を書店で見かけた時、今年の1月1日に亡くなっていたという衝撃の事実を知りました。 本書は山崎元さんが大学に合格したご子息に宛てた手紙がもととなっています...
お金の勉強をしている中で、知った山崎元さん。以前執筆された本を読み、そこで得た知識は大きな糧となっています。 そして、最近本書を書店で見かけた時、今年の1月1日に亡くなっていたという衝撃の事実を知りました。 本書は山崎元さんが大学に合格したご子息に宛てた手紙がもととなっています。 経済評論家として生きた65年間で得た全ての知見がこの一冊に込められていました。 それは、得意分野であるお金だけではなく、人生についてもです。 息子さんに語りかけるように書かれており、ユーモアもふんだんにこめられていました。そして、時折り、もう側で見ることができないであろうご子息の将来について思案されている部分は、心にズンとくることもありました。 残された貴重な時間の中で書かれた本書は、私にも大きな学びがありました。 これから先も繰り返し読んでいきたいと思いますし、子どもが大きくなったらぜひ読んでもらいたいと思いました。 「モテる男になれ。友達を大切にせよ。上機嫌で暮らせ!」
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【333冊目】 著者の山崎さんのことを知っていると、 「山崎さんらしいなぁ」とうなずきながら読める部分と、 「友達を大切にしろ」とか「人間関係の基本は時間厳守と爽やかな挨拶」といったような合理性の鬼・ヤマザキというイメージとは違ったメッセージも読めます。 今年の1日に亡くな...
【333冊目】 著者の山崎さんのことを知っていると、 「山崎さんらしいなぁ」とうなずきながら読める部分と、 「友達を大切にしろ」とか「人間関係の基本は時間厳守と爽やかな挨拶」といったような合理性の鬼・ヤマザキというイメージとは違ったメッセージも読めます。 今年の1日に亡くなられたことや、この本が徹頭徹尾、大学に合格された息子さんに宛てて書かれたものであることから、 特に手紙部分はちょっとウルッときました 自分もいつか我が子に人生の先輩として、こういう手紙を書けるようになりたいなと思いました!目次読むだけでだいたい内容が分かっちゃうのですが笑
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間違いなく人生のバイブルとなる一冊。 これからの人生できっと何度も読み返すことになると思う。 個人的にポイントは以下の3つ。 ・リスクを取ってもいい人が、リスクを取りたくない人から利益を吸い上げるのがこの資本主義社会の本質であること ・他人との違いを作るために工夫し続けること ...
間違いなく人生のバイブルとなる一冊。 これからの人生できっと何度も読み返すことになると思う。 個人的にポイントは以下の3つ。 ・リスクを取ってもいい人が、リスクを取りたくない人から利益を吸い上げるのがこの資本主義社会の本質であること ・他人との違いを作るために工夫し続けること ・幸せの本質は”承認されている感覚”であること とにかくリスクをとって行動あるのみ。 今年小学4年生の息子が大学生になるころに、この本をプレゼントしよう。 こんな良書に出会えるから読書はやめられない!
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▼感想 ・息子への手紙として、時には厳しく、時には優しく、息子への愛情が伝わるお父さんの素敵な文面でした! ・これから社会人になるような世代の方には、参考になる考えやきっかけを掴める本だと思います。
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・学問でも仕事でも、2年間集中的に努力すると、「素人とは違うレベル」に達する。この段階で、その分野が自分に向いているかどうかを判断すると良い。 ・就職して2年後位までには、仕事の基礎を身に付けた転職できる人材になっておきたい。 ・付き合うと好影響をもたらす、頭の良いやつ、センスが...
・学問でも仕事でも、2年間集中的に努力すると、「素人とは違うレベル」に達する。この段階で、その分野が自分に向いているかどうかを判断すると良い。 ・就職して2年後位までには、仕事の基礎を身に付けた転職できる人材になっておきたい。 ・付き合うと好影響をもたらす、頭の良いやつ、センスが良くてチャンスを引っ張ってくる、面白いやつ、真に心を許せる、本当の良い奴と積極的に付き合う。 ・28歳までに、自分の職を決めよう。 ・35歳までに、自分の人材価値を確立せよ。 ・45歳から、セカンドキャリアについて準備せよ。 ・自分の嬉しいことを言語化する ・複数の場をもつ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
山崎さんが息子に伝えたいことを、本書を通じて教えてもらえました。 内容は四つに分かれていて、投資、職業選択、働き方、幸福論についてです。 ざっくりと言うと、投資はオルカン、職業選択ではリスクと引き換えに株式を貰える仕事を、働き方は細かなtipsがいくつか、幸福に一番重要なのは人に認めてもらえること、とのことでした。 働き方の章で、28歳が新しく仕事を始めるタイムリミットというのは、博士課程に在籍する身としては少し耳が痛かったです。(何歳からでも新しいことはできると思っていますが) 全体として話口調で問いかけてくれる本で、実際に父から話しかけられているような温かみのある本でした。 ガンで亡くなられてしまったとのことは非常に残念です。山崎さんの本を読んで積み立てNISAを始めたので、とても感謝しております。ご冥福をお祈りしています。
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リスクを取りたくない人からリスクを取った人が利率を吸い上げる構造が資本主義。他人と違う能力を磨き、代わりのいない人材を目指すことが大事。 そして最終は興味が強く、社会のためになる倫理性の高い仕事を目指すことが大事。
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