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経済評論家の父から息子への手紙 の商品レビュー

4.2

69件のお客様レビュー

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2024/07/29

山崎元 最後の書き下ろし 山﨑元さんというと、私にとっては村上龍のメルマガの主要筆者のひとりだった。 証券マンの鋭い切り口は大いに参考になったものだ。 1958年生まれ、、、何だ、3つしか歳が違わない。 残念ながら喉のがんで今年の元日に他界された。 この本を残して。 18歳の東...

山崎元 最後の書き下ろし 山﨑元さんというと、私にとっては村上龍のメルマガの主要筆者のひとりだった。 証券マンの鋭い切り口は大いに参考になったものだ。 1958年生まれ、、、何だ、3つしか歳が違わない。 残念ながら喉のがんで今年の元日に他界された。 この本を残して。 18歳の東大合格したお子様へ、という形になっている。 実際に手紙も書いている。本の巻末に掲載されている。 東大合格を素直に喜んでいる。 その最後に書いたことを膨らませたのがこの本。 。。。要は、リスクだ! 資本主義経済は、リスクをとりたくない人間から、 リスクをとってもいい人間が利益を吸い上げるようにできている。 このフレーズ、しびれた。 なんとなく日ごろから思っていることを的確に表現してくれた。 私はリスクをとっていない。だからサラリーマンを40年続けている。 何度か転職した、という意味では、少しはましなのかもしれないけれど。 就活して就職する新入社員を憂う著者。 オルカンが一番、と言い切る著者。 楽しいことをしろ、という著者。 このあたりは自分も習得している気がするけど。 惜しい人を亡くした。 まえがき 第1章 働き方・稼ぎ方   「新しい働き方」は効率性と自由を求める   大金持ちになる方法の鍵は「有利で安全なレバレッジ」   「クビ」のコストは総合的に小さい   時代はゆっくりと、まだら模様に変化する  ほか 第2章 お金の増やし方と資本主義経済の仕組み   お金の運用について必要な「基本」はこれだけ   借金なしに済む「生活資金」は常に確保せよ   運用資金は全額「全世界株式のインデックスファンド」だけでいい   リスクを取りたくない労働者が安い賃金で我慢する   お金は、シンプルに管理して、おおらかに使う  ほか 第3章 もう少し話しておきたいこと   自分の人材価値を中心に考える   最初の仕事は「興味が持てて」、「倫理観に反しない」もの   早く「転職できる人材」になる     ほか 終章 小さな幸福論   幸福の決定要素は、実は一つだけ   モテない男は幸せそうに見えない   価値観の99%は他人が作った概念でできている   ほか 付記 大人になった息子へ――息子への手紙全文 あとがき

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2024/07/25

正直、投資については分からなかったが、 本書の後半部分はそれぞれの人生で役に立つ金言ばかりだった。 自分の人材価値を高めること 雇われであろうが、経営者だろうが、 どんな境遇にいようとも、これだけは忘れないで自己投資をしていきたい。

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2024/07/21

経済評論家が出した現代の良い生き方、働き方、資産の作り方の結論がまとめて読めてありがたい。そして愛もこもったメッセージ。

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2024/07/17

オーディブルで聴いたもの。 率直に言ってとても良かった!親から子へ人生において伝えておきたいことを、手紙形式で伝えていくという構成も読みやすく、わかりやすかった! 金融知識中心で、目新しいことは書いていないものの、確かに大事だと言えることがきっちりと書かれていた。また恋愛や会社...

オーディブルで聴いたもの。 率直に言ってとても良かった!親から子へ人生において伝えておきたいことを、手紙形式で伝えていくという構成も読みやすく、わかりやすかった! 金融知識中心で、目新しいことは書いていないものの、確かに大事だと言えることがきっちりと書かれていた。また恋愛や会社での立ち回り方など、人生の先輩として覚えておいた方がいいことなども説得力があり、非常に参考になった。 これを手紙で受け取ったら泣いてしまうなぁ…。山崎元さん素敵な本をありがとうございました。

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2024/07/15

書かれている内容は、著者の既存の著書や闘病中に出演していたネット番組で話していたこととほぼ同じだと思うが、巻末の実際に息子さんに宛てた手紙が父としての愛に満ちている どれだけ可愛く、愛しくて思っているのかが伝わってくる 大切な存在の未来を祈る気持ちが込められているように思う

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2024/07/09

配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10278166

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2024/07/10

亡くなられた山崎元さんの最後の著書。大学の新入生とその親御さんを想定した内容だが、全世代に役に立つ一冊。投資だけの内容ではありません。大学に入った頃(45年以上前ですが)に、この本が読みたかった。「明るい人生のマニュアル」。

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2024/07/08

赤の他人が読ませて貰ってもよいのか,と不安になるぐらい,お金を題材にした人生哲学から実応用まで具体例を交えて詳らかにされる.私がNISAやiDeCoによる運用を検討した5年以上前に,山崎さんの解説動画に巡り会い,触れた思想から全くぶれることなく明文化された本内容に,改めて骨子の確...

赤の他人が読ませて貰ってもよいのか,と不安になるぐらい,お金を題材にした人生哲学から実応用まで具体例を交えて詳らかにされる.私がNISAやiDeCoによる運用を検討した5年以上前に,山崎さんの解説動画に巡り会い,触れた思想から全くぶれることなく明文化された本内容に,改めて骨子の確立した地に足の付いた生き方をされたのだと痛感する.最後の辺りは,読んでいて涙が込み上げてくる.謹んでお悔やみと御礼を申し上げます.

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2024/07/08

自分も40代になり、親となり、目から鱗の目新しいことがバンバン書かれているわけではない、と思ったが、そこには確実に父親としての愛があった。 父親から手紙をもらったことはない、と記憶する。自分もしっかり教育して、教えを形にせずとも子供が生き様で体現してくれればいい、と思っていた。...

自分も40代になり、親となり、目から鱗の目新しいことがバンバン書かれているわけではない、と思ったが、そこには確実に父親としての愛があった。 父親から手紙をもらったことはない、と記憶する。自分もしっかり教育して、教えを形にせずとも子供が生き様で体現してくれればいい、と思っていた。 しかし、この本を読んで改めて子供への気持ちを断片的にでも書いてみようか、と思った。 きっと整理ができるし、イライラすることも減るのかも、子供だけでなく自分の成長につながりそう。

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2024/07/07

資本主義はリスクを取るものが、リスクを取りたくないものから利益を吸い上げる構造になっている。 そのため、適切なリスクを取り経済的に不利な側になることを避けよ。というのが趣旨。 具体的には人と同じになることを避け、代替可能な労働者に成り下がることを回避し、ベンチャーなどの経営に早期...

資本主義はリスクを取るものが、リスクを取りたくないものから利益を吸い上げる構造になっている。 そのため、適切なリスクを取り経済的に不利な側になることを避けよ。というのが趣旨。 具体的には人と同じになることを避け、代替可能な労働者に成り下がることを回避し、ベンチャーなどの経営に早期に参画する、あるいは投資によって、株式を保有することが重要。 私自身、技術者としては需要過剰な領域でそれなりに経験を積み、副業の個人事業主で少しずつ利益が出始めており、ベンチャーの経営への参加を計画し始めているタイミングであったため、自分ごととして参考になった。

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