テロリストの家 の商品レビュー
息子がテロリストに志願!そんな公安刑事のお話。 どう言いかえれば、シゲハラ から ヒドラ になるのでしょう?そこが1番気になったとこ。アダ名ってそんなもんかな?なんか世間のバッシングに耐えに耐えて苦しい日々を過ごす中、おさまったころにどんでん返し!作品としてはイマイチかな、、、
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読んでて苦しかった。 自分がこのような状況に陥ったとき、果たしてどんな気持ちを抱くのだろうと。 最後までなんともいえない展開が本当に苦しい。
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オーディブルにて。 公安部の刑事だが家庭を顧みなかった父親。 しかし、息子がテロリストとして逮捕され、、、 それぞれの人間性も掘り下げられて、公安や警察の気質も見えつつ、安定のどんでん返しもあり、中弛みせず面白かった。
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テロリストに志願するか大麻所持かの違いはあるけれど、主人公が警察官、奥さんと娘、息子の4人家族、息子の犯した犯罪によって主人公が窮地に陥る、という類似点で、今野敏の隠蔽捜査シリーズ『果断』を思い出した。 家族の再生もテーマの一つだから仕方がないのかもしれないけれど、竜崎家に比べて、とにかく幣原家には家族間に信頼関係がない。窮地に陥った家族の命運を分けるのは、日頃からの信頼関係の構築なのだな、と。 とにかく何もかも父親のせい、と、ヒステリックに泣きわめく母娘に、怒声と暴力で答える主人公…。終盤、父親と大喧嘩した息子を母親が諫める場面があったけれど、普段からそういうことを子供にきちんと伝えていれば、こんな事件は起こらずに済んだのではないかと思わずにはいられない。 テロリストへの志願については、なんと荒唐無稽な!と思いきや、過去に実際に日本で同じことがあったらしくびっくり。
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正直、大きなどんでん返しがある訳でもなかったが、先が気になりスグに読むことができた。 我が子がテロリストに志願した事で、自分の環境が一変し、家族の事を何も知らないことを知るだけだなく、公安という仕事の意義を考え直す。犯人探しだけでなく、主人公の意識が変わっていく過程を描いていたの...
正直、大きなどんでん返しがある訳でもなかったが、先が気になりスグに読むことができた。 我が子がテロリストに志願した事で、自分の環境が一変し、家族の事を何も知らないことを知るだけだなく、公安という仕事の意義を考え直す。犯人探しだけでなく、主人公の意識が変わっていく過程を描いていたのが印象的でした。
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公安刑事の息子がテロリスト志願者なんて、なんというアクロバティックな設定なんだ!と思って手に取ったけど、ハラハラする展開と幣原の心の変化が良かった。 恒例どんでん返しは、本作では気付けなかったので久しぶりにえぇっ!?てなってしまったw それにしても、息子殺しの犯人の決め手となったセリフは何度読んでも、秘密の暴露には思えないんだけど、あたしだけかな。
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公安刑事の息子がテロリスト志願者と言う社会派ミステリーに興味を惹かれ、本を手に取り一気に読みました。 世間やマスコミからは身内に犯罪者を出したと非難され、さらなる事件も発生していく中で、衝撃的な結末には驚きました。
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中山七里作品読破2作目。登場人物間の緊張感、現場の臨場感がたまらなく心に刺さる。大変読み応えがあったが、最後の最後でどんでん返しに繋がる伏線が少し弱い気がしてしまった。しかし高い評価。中山七里作品どんどん手に取っていきたい。
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この作品もとても面白かった。 「公安刑事の息子がテロリスト志願者」という設定の元進んでいくが、テロリストに志願したことが問題の本質ではないと感じる。 安価な外国人労働者に職を取られ、イジメをしていた側が被害者よりもより普通の生活を送る。 現代社会の問題をこの作品は訴えていると感じる。
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