テロリストの家 の商品レビュー
ずっとハラハラしながら読んだけど、最後「え??そうなの??」ってほっこりした。お兄ちゃん最強。#読了
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妹が1番馬鹿だけど、兄も馬鹿すぎる…ストーリーもあんまり深みがなかったし、あんまりだったな。 とりあえず良識ある判断をすることの大切さですね、年齢関係なしに
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感想書くの完全に忘れてた。 会社の人に勧められて読んだ中山七里はこの作品含め4冊目だったが、もう読むことはないかも。 何だか薄っぺらいんだよなぁ...
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公安刑事の息子がテロリストに関係して逮捕勾留された? この奇抜な発想から小説は展開する。ただし、途中までは良いが、終わりのほうは少しダレ気味。もう一歩だと思う。
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テロリストの家 **著者**: 中山七里 『テロリストの家』は、平和惚けした日本人を震撼させるテロ事件が勃発するところから始まります。公安部のエリート刑事・幣原は、突然上司から自宅待機を命じられます。驚くべきことに、テロリストに志願して逮捕されたのは、彼の息子・秀樹でした。 ...
テロリストの家 **著者**: 中山七里 『テロリストの家』は、平和惚けした日本人を震撼させるテロ事件が勃発するところから始まります。公安部のエリート刑事・幣原は、突然上司から自宅待機を命じられます。驚くべきことに、テロリストに志願して逮捕されたのは、彼の息子・秀樹でした。 この事件をきっかけに、幣原は妻や娘から「仕事のために息子を売った」と疑われ、警察や世間からは「身内に犯罪者を出した」と非難されます。マスコミが家族に群がり、彼らの生活は心身共に追いつめられていきます。さらに、追い打ちをかけるような悲劇が続きます。 中山七里さんの他の作品同様、この物語も非常に面白く、引き込まれる内容です。幣原の悲しい立場や、仕事と家庭のバランスを取る難しさがリアルに描かれており、公安警察という特殊な組織についても興味深く描かれています。特に最後の結末には驚かされ、読者を打ちのめす衝撃的な展開となっています。
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テロリスト一家の話かと思いきや、違った。重い。 5つの章で構成されているが、それぞれに「見知らぬ」と冠がついている。 中山七里さんの作品は、現代社会への警鐘が見え隠れするが、これもそのひとつだ。 テロリストはなぜテロリストになるのか?身近な人たちはなぜ止められないのか?家族がテ...
テロリスト一家の話かと思いきや、違った。重い。 5つの章で構成されているが、それぞれに「見知らぬ」と冠がついている。 中山七里さんの作品は、現代社会への警鐘が見え隠れするが、これもそのひとつだ。 テロリストはなぜテロリストになるのか?身近な人たちはなぜ止められないのか?家族がテロリストや犯罪者になった時、家族はどう対処するのだろうか?さまざまな葛藤がある。 父と母、父と息子、父と娘、母と息子、母と娘の思いと言葉が交錯する。主張と思いやりが入り混じる。無力感からテロリストになる気持ちは、あるのだろう。それぞれの思惑があり、秘めたるが故の不幸がそこにはあった。 ミステリーとしてのミスリードはあるが、それよりも家族の重要性が、私には響いてきた。23歳や17歳の時、父や母に抱いていた感情は変化する。それでも変わらない事があるのも事実だ。少し荒削りだと感じるものの、中山七里さんの描写は私の自己形成の一助となっている。
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この本は、父が公安、息子がテロリストの志願者という設定でのストーリーで、この矛盾さに惹かれて買いました。 実は、息子は無実なのですが、序盤ではそのことに気づかないように、中盤から息子が無実であることを匂わせ、最後の最後に本当のことが明かされます。 ストーリーの展開が面白くとても読み進められました。 しかし僕は、(表現力はすごいんですが)テロリストの家族に対する世間からの批判でとても胸糞が悪くなり(思う壺)、あまり最後の種明かしでもスッキリできませんでした。 楽しくはあったので、読んでみてもいいと思います!
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連載されていたのが2017年なので、日本人が犠牲になった事件から2年。当時の日本の漠然とした不安感が思い出される。 中山作品の中の話でいくと、あのテロ事件が起きたことにより公安部はより警戒を強め、若者がテロ志願者となり得る世の中になる。公安部の彼は気づかないうちに家族とすれ違い...
連載されていたのが2017年なので、日本人が犠牲になった事件から2年。当時の日本の漠然とした不安感が思い出される。 中山作品の中の話でいくと、あのテロ事件が起きたことにより公安部はより警戒を強め、若者がテロ志願者となり得る世の中になる。公安部の彼は気づかないうちに家族とすれ違い、家族が容疑者になると公安部からも信用を失う。 公安部刑事として家族として奔走する彼の見つけた真実は彼と家族に何を残したのか。
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息子がテロリストとして逮捕され、釈放後に殺される。 親としては、精神的に対応できないだろうな。 それなのに、マスコミに向かって宣言する母親。 父として、公安の刑事として犯人を捕まえる父。 そんなに強くいられるか?と思ってしまう。 そして、本当の志願者は娘であることに気付く。 気持ちがついていけないな。
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