世界は経営でできている の商品レビュー
お茶の水の土屋先生の焼き直し? と途中で読むのをやめかけた。 が、念の為「終わりに」と「謝辞」を読み、そういう意図なら、やっぱり読んでもいいかな、と思った。 「経営学は文学の力を借りないと進歩できない。 なぜなら「経営について語られないことについて語る」必要があるからだ。これ...
お茶の水の土屋先生の焼き直し? と途中で読むのをやめかけた。 が、念の為「終わりに」と「謝辞」を読み、そういう意図なら、やっぱり読んでもいいかな、と思った。 「経営学は文学の力を借りないと進歩できない。 なぜなら「経営について語られないことについて語る」必要があるからだ。これは私が以前から抱いていた思いであった。しかしこれは、簡単には叶えられることのない思いでもあった。」 文学、が正しい表現なのか、言葉が正しいのか分からないが、誰かに伝える力をどう備えようとするのか、ということは、なにをするにせよとても大事な視点だと思う。
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価値創造という究極の目的の為に手段を講じて対立を解消し豊かな共同体を作る。分かってはいても人は近視眼的になりがちで、手段が目的化している例も本当に多々ある。文中様々な例や比喩が可笑しくエッセイとしてもとても楽しく読めた。本当に世界は経営でできていた。
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この本を読むだけでなく、とAbemaで岩尾さんがおっしゃっていることを聞くことでよりお伝えしたいことが明確になりました。 経営とは人を豊かにすることを目的としたものであって、手段とは切り離して考える必要がある。 本はエッセイテイストであり読みやすかったです。
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「はじめに」を読みはじめて「令和冷笑系文体」読みにくっ!とやめそうになったけど、他の人のレビューを読んで、諦めずに最後まで読みました。結果、だんだんこの文体に慣れてきた…。 内容はよかったです。特に私には2章の家庭は経営でできている、が目から鱗。夫が赤ちゃんなのは、自分の存在そ...
「はじめに」を読みはじめて「令和冷笑系文体」読みにくっ!とやめそうになったけど、他の人のレビューを読んで、諦めずに最後まで読みました。結果、だんだんこの文体に慣れてきた…。 内容はよかったです。特に私には2章の家庭は経営でできている、が目から鱗。夫が赤ちゃんなのは、自分の存在そのものが妻への価値提供になっていると思いたがるからなのか…。 定期的に読み直したい本。
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経営は、価値創造という目的を通して共同体を幸せをもたらすもので、決して、有限の資源やお金を奪い合うことではない。 この間違いの原因の一つとして、目的と手段の転倒があります。 本来は幸せのために働いお金を稼いでいるのに、お金が目的になっていたり。 家族が幸せになるためのルールが...
経営は、価値創造という目的を通して共同体を幸せをもたらすもので、決して、有限の資源やお金を奪い合うことではない。 この間違いの原因の一つとして、目的と手段の転倒があります。 本来は幸せのために働いお金を稼いでいるのに、お金が目的になっていたり。 家族が幸せになるためのルールが、ルールを守らせるために怒鳴り散らし険悪になったり。 人望が欲しくて自慢をしてしまい、逆に人望を無くしたり。 経営を通して、自分なりの幸せを掴みたいものです
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正直、この文体を令和冷笑体と呼ぶのはどうなのか?一番近しいのは週刊文春連載の土屋賢二氏による平成自虐体ではないかと思うのだが。 軽い調子ですぐに読めるが、各章だいたいパターンは同じなので途中で飽きてきた。
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ビジネス書の顔をしているが、おもしろエッセイである。ベストセラーになったのも頷ける。冷笑体エッセイというらしい。(初めて知った言葉)まず「経営概念」を明確にし、ここでの主張をはっきり箇条書きにしているのでわかりやすい。「●●は経営でできている。」という章立ては。●●に孤独、家庭、...
ビジネス書の顔をしているが、おもしろエッセイである。ベストセラーになったのも頷ける。冷笑体エッセイというらしい。(初めて知った言葉)まず「経営概念」を明確にし、ここでの主張をはっきり箇条書きにしているのでわかりやすい。「●●は経営でできている。」という章立ては。●●に孤独、家庭、恋愛、健康などを当てはめ、見出しは有名な文学や映画などのタイトルを文字っているので笑いながら読む。一章ずつ読み進めていくと今の社会や将来への不安がうまく書き出されていると思った。
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「上司はなぜ無能なのか?」を知りたくて読み始めた。 最後まで飽きずに読めるフレームが散りばめられている。 ワードセンスが面白くユーモアに溢れている。 内容が色々な知識を寄せ集め薄くした感じで、読み終えた後に「ためになる知識を得た!」とは、なりづらいと思う。 表紙に書いてあ...
「上司はなぜ無能なのか?」を知りたくて読み始めた。 最後まで飽きずに読めるフレームが散りばめられている。 ワードセンスが面白くユーモアに溢れている。 内容が色々な知識を寄せ集め薄くした感じで、読み終えた後に「ためになる知識を得た!」とは、なりづらいと思う。 表紙に書いてある「上司はなぜ無能なのか?」を知りたければ、『ピーターの法則』を読んだ方が良かったか…。 楽しめる1冊ではある。
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あらゆるものを経営に結びつけて考える思考法について表されています。 とっつきやすくする手法と思いますが、括弧と軽いジョークを多用されているので、一般的なビジネス本を多数読まれている方からすると違和感があるかもしれません。 論理的思考で参考になる部分がほとんどですが、若干、屁理屈的...
あらゆるものを経営に結びつけて考える思考法について表されています。 とっつきやすくする手法と思いますが、括弧と軽いジョークを多用されているので、一般的なビジネス本を多数読まれている方からすると違和感があるかもしれません。 論理的思考で参考になる部分がほとんどですが、若干、屁理屈的に感じた部分もありました。
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冒頭に書かれている「本来の経営」の定義が全て。その説明が繰り返しなされるので、具体的な解決法を求めている人には向かない。けれど、この概念は本当に素晴らしく己と世の中の為になるとおもうのでなにがしか上手く行かないと思っているときに再読したい。 本文から引用。 仕事も組織も人生の目...
冒頭に書かれている「本来の経営」の定義が全て。その説明が繰り返しなされるので、具体的な解決法を求めている人には向かない。けれど、この概念は本当に素晴らしく己と世の中の為になるとおもうのでなにがしか上手く行かないと思っているときに再読したい。 本文から引用。 仕事も組織も人生の目的にはなりえない。人間の幸せこそがそれらの目的なのだ。 組織、のなかに家庭も恋愛も友情も含まれているのがこの本の特色。 ブルシット・ジョブという言葉もあるけれどもなんの価値も産まない(誰も喜ぶ顧客のいない)仕事をしてないか、身を引き締めよう…
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