錠剤F の商品レビュー
雰囲気は嫌いではないのだけど、各話最後は「ん?」と思ったあと「で?」っていう疑問が残る。 オチを期待しても、オチはなく、謎は残ったまま。そういうお話。
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井上荒野さんだから期待したけどそれほどじゃなかった… 何かバラバラしているというか、いまいちインパクトに欠けるというか、 物足りないなーという感想。
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井上荒野って呼んでも気分が晴れるわけじゃないのに読みたくなって、それでも読んで気分は沈む……みたいな。そんなところが癖になるんだろうか。お気に入りはドクターFから怪しい薬買う表題作「錠剤F」と、夫の20年ごしの秘密が明るみに出てしまった刺繍家の「刺繍の本棚」。
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そうか グロテスクな短編集だったのか なんでこんな胸糞悪い感じのばっかりなんだろうと思って読んでたらそういうテーマだったのか こういうの書こうと思うのってどういう心境なのかなぁ、わざわざ気分悪くなる感じのを書きたい人も読みたい人もいるってことだよね
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虚無。いろんな人の何気ない日常を描いたショートショート。ちまたで流行っているような日常系とは違い、どれも暗くてちょっと下世話。そしてなぜか女性の外見だけ細かく描写してくるのが不快。 最後にすべての話が繋がるのかと一縷の望みをかけて読みすすめたが、最後まで何もなかった。自分はなにを読んでいたのだろうか……。
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コロナ禍の訪問販売、死んだ猫が帰って来る、ご近所トラブル、店員に性交を迫る女、ネットの誹謗中傷など、不気味な10編から成る短編集。 超常的な事は起こらないが、描写のあちこちに話の通じないような不穏さが漂う。メンタル強めの時に読むのがおすすめです。
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短編集。 どの話も結末がぼんやりしていてスッキリしない。そして難解。 読者の想像力に委ねてる部分が多いように思う。
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これを「ホラー小説」と感じる人もいるかもしれないけど、私はなんだか、こんなことが自分の身にも起こるかもしれない…と思ってしまった。 いやむしろ、この作品で描かれていること以上に怖いことが、実際に今の世の中で怒起こっている気がする。 この作品がファンタジーであるからこそ、現実の恐ろ...
これを「ホラー小説」と感じる人もいるかもしれないけど、私はなんだか、こんなことが自分の身にも起こるかもしれない…と思ってしまった。 いやむしろ、この作品で描かれていること以上に怖いことが、実際に今の世の中で怒起こっている気がする。 この作品がファンタジーであるからこそ、現実の恐ろしさが対比される感じ。 怖いんだけど、決して後味が悪いわけではない読後感。
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短編10編。どれをとっても不穏な空気に包まれたゾクッとするはなし。でも読んでいるわたし自身も話の核心は見えていないかもしれない。
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作者については少し知っていたから手に取って読んでみたが、何というかキミの悪い短編集だったとしか言いようがない。
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