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世界はラテン語でできている の商品レビュー

3.8

46件のお客様レビュー

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2024/04/17

*星4つ相当です X (Twitter)で見かけて、ずっと気になっていた本でした。ようやく入手するも、仕事に追われほぼ読めず返却。時間ができたらもっとじっくり読みたいなぁ。ゴールデンウィーク前に買っちゃおうかな。

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2024/04/11

まじで全部ラテン語でできてるんじゃないかくらいに浸透してる。 難しいけど、へぇーと思うことばかりで面白かった。自分の会社を作ることがあったらラテン語から名前を取りたい。なんかかっこいいから。

Posted byブクログ

2024/04/07

ずーーっと、へええ、へええ、の連続だった。知らないことばかりで。 長い長い歴史を経て言葉(英語などヨーロッパの言語)ができあがっているのだなぁと改めて。 p128 fluo「流れる」→fluent, fuid, influenceなど。 p139 サプリなどのカルニチン(ca...

ずーーっと、へええ、へええ、の連続だった。知らないことばかりで。 長い長い歴史を経て言葉(英語などヨーロッパの言語)ができあがっているのだなぁと改めて。 p128 fluo「流れる」→fluent, fuid, influenceなど。 p139 サプリなどのカルニチン(carnitine) ←ラテン語のcaro「肉」から。 →incarnation「肉体化、化身」, reincarnation「生まれ変わり」。花の「カーネーション」の語源でもある。 P146 ファクシミリはラテン語で、「似たものを作れ」fac(facioの命令形) simili から。simili → similar, resemble, simulation 「シミュラクラ現象」はsimulacra「似姿」という意味のラテン語で、similisからの派生語。

Posted byブクログ

2024/03/26

趣味に仕事に、ラテン語を目にする機会は意外にあるんだけど、かといって、ちょっとかじってみるのが難しい分野。そんな自分のニーズに打ってつけの本作、書店に並び始めた頃にも気にはなったんだけど、書評と帯を見て、改めて読んでみることに。語順も独特に思えたし、綴りから推し測れるものもあれば...

趣味に仕事に、ラテン語を目にする機会は意外にあるんだけど、かといって、ちょっとかじってみるのが難しい分野。そんな自分のニーズに打ってつけの本作、書店に並び始めた頃にも気にはなったんだけど、書評と帯を見て、改めて読んでみることに。語順も独特に思えたし、綴りから推し測れるものもあれば程遠いものもあるしで、例文と日本語訳が上手く繋げられない部分も多々あったけど、概ね興味深く読み通せた。『よっしゃ、次はもっと専門的なのに行くぜ!』とはならなかったけど、機会があれば触れ続けていきたいかな。

Posted byブクログ

2024/03/22

ラテン語、と聞くとあまり身近に感じない言語である印象だった。 しかし周りをよく見渡してみると街路樹の木の種類が書かれたプレートであったり、アミューズメントパークで見かけるものに潜んでいる。 意味もわからず言葉を追っていたが、よく見るとラテン語がそのものの性質などをよく表していて興...

ラテン語、と聞くとあまり身近に感じない言語である印象だった。 しかし周りをよく見渡してみると街路樹の木の種類が書かれたプレートであったり、アミューズメントパークで見かけるものに潜んでいる。 意味もわからず言葉を追っていたが、よく見るとラテン語がそのものの性質などをよく表していて興味深かった。 もっとラテン語を学んだら、例えばよく食べているものの言葉に栄養源のラテン語が元になっていたり、また古代ローマの名言を知ることができたりと楽しみが増える本だった。

Posted byブクログ

2024/03/20

いや〜、面白かったなぁ。一気に読んでしまった。ラテン語読めるようになりたいなぁ。という気持ちと共に、漢文も勉強し直したいという気持ちも。こういう知識を生きた教養と呼ぶんだろうな。

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2024/03/04

ラテン語を起源とした単語、フレーズがたくさんあるという紹介もの。知ればまあそうかという内容であり、他人に請け売りで披露したくなるかも知れないが、そういう行為は嫌われる可能性あるものなぁ… それ以前に読んで三日もしないうちにだいたい頭に残らないし… 読了10分

Posted byブクログ

2024/03/02

実はこの言葉の語源はラテン語の◯◯でした。こんなところにもラテン語が使われていて、こんな意味でした。ずっとこの流れで進むので、途中で飽きてしまうとともに、「で?」って思うことばかりであった。

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2024/03/02

 ラテン語にまつわる話を、著者が多岐にわたって語る。ラテン語は一見すると日本人には馴染みのない言語だと思われる。しかし、いくつかの単語を見ていくと、意外なところに関係しており、日本人にとっても身近な言葉だとわかる。また、ラテン語は現代において死語だという意見があるが、それに対して...

 ラテン語にまつわる話を、著者が多岐にわたって語る。ラテン語は一見すると日本人には馴染みのない言語だと思われる。しかし、いくつかの単語を見ていくと、意外なところに関係しており、日本人にとっても身近な言葉だとわかる。また、ラテン語は現代において死語だという意見があるが、それに対して著者は反論する。著者曰く、オンライン形式でラテン語で会話したり、児童文学でラテン語訳が存在するなど、今でも生きた言語だという。本書の巻末に、『テルマエ・ロマエ』の作者ヤマザキマリとの対談が収録されており、ラテン語の学習が、意外と日本人にも向いていることを明かしている。このように、本書はどの部分から読んでも、面白い箇所が満載で、部分読みするだけでも、十分な知見が得られるだろう。

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2024/02/29

第1章 ラテン語と世界史 ・語源で考える“history”と“story” ・地名に残るローマ帝国の遺産 ・「植民地」の語源になったローマ帝国の植民活動 ・「ローマ」と「ロマンス」 ・カエサルは「賽は投げられた」と言ったのか? ・「ブルータス、お前もか」 ・ギリシャ、アラビア、ラ...

第1章 ラテン語と世界史 ・語源で考える“history”と“story” ・地名に残るローマ帝国の遺産 ・「植民地」の語源になったローマ帝国の植民活動 ・「ローマ」と「ロマンス」 ・カエサルは「賽は投げられた」と言ったのか? ・「ブルータス、お前もか」 ・ギリシャ、アラビア、ラテンがつながる ・ロックダウン中の営業は許されるか? ・ありありと語られる伝染病の恐ろしさ ・大航海時代の名残 ・新大陸にまで残ったローマ皇帝の名 ・ラテン語で明らかにされたコロンブスの航海 ・「ラテンアメリカ」と「ラテン語」 ・ネルチンスク条約に使われたラテン語 ・アメリカ独立記念日が刻まれたその板は!? ・「驚くべき年」と「恐るべき年」 第2章 ラテン語と政治 ・アメリカ政治に見られる古代ローマの名残 ・トーマス・ジェファーソンが憧れた丘 ・「シンシナティ」に学ぶ政治家の理想 ・金権を嫌ったローマの政治家たち ・大統領の暗殺者が叫んだラテン語 ・ポエニー戦争の戦術に学べ ・候補者は「誠実」でなくてはならない ・vote「投票する」の語源は「お願い」 ・大統領就任式と鳥占い ・ローマ建国にも登場する鳥占い ・「ファシズム」と古代ローマ ・政治利用されたラテン語 ・政府とサイバーと舵取りと 第3章 ラテン語と宗教 ・聖書の暗唱が左右した裁判 ・パッションフルーツは「情熱の果物」ではない ・クリスマスソングのラテン語 ・グロリア・イン・エクセルシス・デオ ・チャペルとアカペラと雨合羽 ・カプチーノの語源となった修道会 ・“Requiem”は元々「鎮魂歌」ではなかった!? ・主の祈りと「クレド」 ・バレンタインデーの言い伝えは本当か? ・ゴディバのロゴの由来 ・ラテン語で書かれたルター『95か条の論題』 ・『95か条の論題』には何が書かれているのか? ・サン・ピエトロ大聖堂に刻まれたラテン語 ・ローマ神話の時代からキリスト教の時代へ ・モーセ像に角が生えている理由 第4章 ラテン語と科学 ・大プリーニウスの百科事典 ・克明に記されたウェスウィウス火山の噴火 ・有名な科学の本はラテン語で書かれた ・慣性の法則や地動説もラテン語で発表された ・フェルマーの残したメモ ・太陽系のラテン語 ・12星座のラテン語 ・ラテン語を通じて元素が見えてくる ・違いが分かるホモ・サピエンス ・カワイイ学名とジミ・ヘンドリックス ・死者の国からやってきた殺し屋クジラ ・学名を知ると深く理解できる ・人体にひそむヒラメとネズミ ・まだまだある人体のラテン語 ・ラテン語が元になっている栄養素の名前 ・ラテン語が元になっている病気や薬 ・菌の名前になったラテン語 第5章 ラテン語と現代 ・テクノロジーにひそむラテン語 ・アジェンダとアマンダはよく似た構造 ・まだまだあるラテン語由来のカタカナ語 ・商品名や社名の元になっているラテン語 ・自動車業界とラテン語 ・紋章が読めるとよく分かる組織の姿勢 ・ハリー・ポッターのラテン語 ・東京ディズニーリゾートのラテン語 ・パリのディズニーランドにひそむ古代ローマ詩人 ・ラテン語は「死語」と言えるか? ラテン語会話の世界 ・今でもラテン語に訳される児童文学 ・『星の王子さま』に学ぶラテン語訳の思わぬ利点 ・ラテン語だとダサくなるバーテンダー ・宇宙飛行士を表す詩的なラテン語 ・ラテン語で喋るニュース番組がある! 第6章 ラテン語と日本 ・『東方見聞録』に描かれた日本 ・17世紀にローマ市民権を与えられた日本人 ・ラテン語早慶戦 ・街中のラテン語 ・ラテン語由来の施設名 ・日本の地名・人名をラテン語にする方法 ・まだまだあるラテン語由来の施設名 ・漫画に出てくるラテン語 ・ゲームに出てくるラテン語 ・アニメに出てくるラテン語 ・日本語の起源はラテン語!? ・ウェルギリウスのラテン詩を「直した」日本人 ・日本語で読めるラテン語文法書 巻末特別対談 ヤマザキマリ×ラテン語さん

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