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ブラック・ショーマンと覚醒する女たち の商品レビュー

3.9

223件のお客様レビュー

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    40

  2. 4つ

    114

  3. 3つ

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2024/05/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

感想 流石の東野圭吾。相変わらずサクサク読めて楽しい。短編は苦手だが、ちょうど良い内容と長さにまとめられており、読了感も良し! あらすじ 短編集六編。トラップハンドというバーを経営する神尾が次々と謎を解き明かす。出会い系詐欺、入れ替わり疑惑、愛人だった友人を立ち直らせる嘘、入れ替わった後の親との関係、神尾に玉の輿の相手を査定させる女の話。

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2024/05/28

ブラックショーマンが解く謎の短編集という感じ。一部繋がっているところもあって、伏線回収になっていなくもない。確かにその視点からの解釈も必要だなと思えるし、それがなかったら少し薄っぺらく感じてしまうかもしれないところを、しっかり嫌味なく補完しているあたりはさすがだ。 前回の分から読...

ブラックショーマンが解く謎の短編集という感じ。一部繋がっているところもあって、伏線回収になっていなくもない。確かにその視点からの解釈も必要だなと思えるし、それがなかったら少し薄っぺらく感じてしまうかもしれないところを、しっかり嫌味なく補完しているあたりはさすがだ。 前回の分から読むことをオススメ。その方が人間性も含めてクスッと笑える。このシリーズでまた長編が読みたいと思えるような1冊。 また、ボイスCMのCVが津田さんなのも、今後アニメ化なのど展開が非常に楽しみな部分である。

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2024/05/27

 過去、アメリカで一世を風靡したプロマジシャン、神尾武史。マジシャンを引退した現在はバー「TRAPHAND」のマスターである。  父の事件で武史と交流するようになった神尾真世は、建築士として活躍する中で奇妙な客たちと出会う。とある女は、相続した莫大な遺産を使ってリホームするが、そ...

 過去、アメリカで一世を風靡したプロマジシャン、神尾武史。マジシャンを引退した現在はバー「TRAPHAND」のマスターである。  父の事件で武史と交流するようになった神尾真世は、建築士として活躍する中で奇妙な客たちと出会う。とある女は、相続した莫大な遺産を使ってリホームするが、そこに現れたのは女の兄を名乗る男。彼はその女が偽物であると主張する。これはどういうことなのか。  死んだ息子の遺産整理をする中で、息子の分かれた嫁からおなかの赤ちゃんは息子の子であると言われた老父夫婦。遺産相続をめぐるこの出来事には何やら秘密があるようで・・・  「TRAPHAND」で男を査定する女。過去の男を忘れられず、彼の過去を調べる女。持ち前の推理力、洞察力を披露する武史と何かと巻き込まれている真世の掛け合いも非常に面白い。  一癖も二癖もある女たちの秘密が徐々に暴かれて、最後にはその全貌が明らかになる。細かな推理やちょっとした伏線が回収される瞬間は読んでいて本当に気持ちがいい。 前作とは異なり今作は様々な女性が登場するオムニバス形式のミステリである。前作は真世の父の死を二人で解き明かしていく、本格ミステリ感を楽しむことができた。今作では短い話がいくつんも入っている為、読みやすく、推理の整理がしやすかった。それでいてチープな感じもせずよくできたストーリー構成と不思議感をしっかりと感じることが個人的にはできた。さすが有名作家の東野圭吾であるといった感じ。ぼく個人東野圭吾の作品はあまり読んだことがないが、ほかも読んでみたいと思わされた次第である。 読みやすいミステリが読みたい。推理が終わったときにすっきりとした感じを味わいたい方にオススメの1冊です!!

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2024/05/27

隠れ家的なバー『トラップハンド(罠の手)』。マスターの神尾武史と姪の真世が、来客の不可解な謎を次々と解き明かしてゆく。シンプルな筆致故に、まんまと罠の手に嵌った。

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2024/05/26

ブラックショーマン第2弾!待ってましたー!個人的には長編作を期待してたので、ちょっと残念だったかなー。でもさらっと読めたし、短編集にしてはいろんなことが起きて面白かった。

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2024/05/25

東野圭吾の本シリーズ?2作目の作品ですが、主人公のマジシャン兼バーテンダーがいろいろ持ち込まれる軽微な事件を解決していくという展開の短編集でしたが、ちょうど良い長さのおさまりの良い話ばかりで、短編同士の繋がりもあり、なかなか面白かったです! さすがは東野圭吾ですね!本シリーズ次回...

東野圭吾の本シリーズ?2作目の作品ですが、主人公のマジシャン兼バーテンダーがいろいろ持ち込まれる軽微な事件を解決していくという展開の短編集でしたが、ちょうど良い長さのおさまりの良い話ばかりで、短編同士の繋がりもあり、なかなか面白かったです! さすがは東野圭吾ですね!本シリーズ次回作にも期待したいところです!

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2024/05/24

おもしろかった! 前作より好きだな~連作短編で読みやすかったのもある。 バーのマスターなのが雲散臭さにぴったりで、高級不動産リフォームを職とする姪っ子との距離感もちょうどいい。 それぞれの女性が自立していてすっきり生きてくのもいいし、マスターに恋しないのもいい。

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2024/05/24

東野圭吾さんの作品 『ブラック・ショーマンと覚醒する女たち』 前作の『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人 』を読んでいましたがまさか6話になってるとは思いませんでした。 でも内容も充分でしたし謎解きもそれぞれ面白くて、さすが東野圭吾さんだと思います。 バー『TRAPHAND...

東野圭吾さんの作品 『ブラック・ショーマンと覚醒する女たち』 前作の『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人 』を読んでいましたがまさか6話になってるとは思いませんでした。 でも内容も充分でしたし謎解きもそれぞれ面白くて、さすが東野圭吾さんだと思います。 バー『TRAPHAND(トラップハンド)』のマスター神尾武史と姪の真世との関係性と会話のやりとりが特に好きです。 また続編が読みたくなります! 読んでよかった一冊です!

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2024/05/22

いいなあ、これ。 短編が連続してひとつの物語になってます。 短編だから、ネタあかしまですぐなんだけど、かと言ってあっさりとではなくて、深みがあるから満足感ある。 美菜さん、その後どうなるかな。気になるな。成功すると良いな。

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2024/05/20

元マジシャンの神尾がマスターをする、恵比寿にある隠れ家的バー「TRAPHAND」。夜な夜な繰り広げられる男女の謎物語、そしてその噓を見抜くことができるのか。 読みやすいことこの上ないですね。血もなく死もなく、どの短編も後味が良い。極上エンターテインメント的、謎解き小説です。

Posted byブクログ