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疲労とはなにか の商品レビュー

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82件のお客様レビュー

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2025/12/24

疲労と疲労感の違いや、疲労とウイルスが関係があるなど、初めて聞いた時には全くピンと来なかった。 でも読み進めるうちに少しずつ納得感をもって理解できる実感を得られた。 新しい見地や考え方を知ることができ、とても素晴らしい内容でした。 内容は専門的で難しいので、もう一度読み直したい...

疲労と疲労感の違いや、疲労とウイルスが関係があるなど、初めて聞いた時には全くピンと来なかった。 でも読み進めるうちに少しずつ納得感をもって理解できる実感を得られた。 新しい見地や考え方を知ることができ、とても素晴らしい内容でした。 内容は専門的で難しいので、もう一度読み直したいと思う。

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2025/12/14
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疲労と疲労感の違いがあるとは知らなかった。「疲れた」ってどんな状態?と思っていたけど、本書でとてもよく理解できた。疲労は重要な体からのアラートだけど、まだわかっていないことのほうが多い。現代社会はストレス社会(厳密にはストレッサーが過多でストレスが慢性化しやすい社会)なので、疲労とはいったい何なのか、どういう対処法が必要になのか、治療法はあるのか──判明すれば助かるのになぁと思った。

Posted byブクログ

2025/12/04
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※このレビューにはネタバレを含みます

以前読んだ『「脳の炎症」を防げば、うつは治せる』(最上悠・著/永岡書店、2011年)という本がなかなかおもしろかった。本書では脳内の炎症がどのように起きるかというメカニズムを、疲労とウイルスとの関係から追っていく内容だとのことだったので、興味を感じて手にとってみた。 仕組みの解説というだけでなく、研究のプロセスを研究者ご本人が語ってくれる。一つの発見によって当初考えていた目的とは異なる視野がひらけたりする展開にワクワクした。「研究者の思考回路というのはこうなんだなあ」と感じられるところも楽しい。解明しても解明しても、まだ次の謎が控えている……探求は終わらない。 ちなみに本書の中では、病的疲労の一つである新型コロナ後遺症の治療薬として「ドネペジル」(これまで認知症の治療薬として使われてきた)の臨床治験が実施されているという記述があるが、ネットで調べてみたところ有意な結果は出なかったようだ。アセチルコリン不足を補うだけでは、脳内炎症はおさまらないということなのだろうか? メカニズムの解明と治療方法の間には、まだまだ越えなければならない大きな溝があるのだなあ。

Posted byブクログ

2025/11/06

私はうつで仕事を辞めたことがあるので「うつは脳への疲労の蓄積の結果として起こるのであって、その疲労の蓄積はウイルスによって左右される」という主張と解説によって、うつは気持ちの問題ではないのだ、ということに十分納得ができて気持ちの面でとても救われた。 科学的な説明が丁寧に展開され...

私はうつで仕事を辞めたことがあるので「うつは脳への疲労の蓄積の結果として起こるのであって、その疲労の蓄積はウイルスによって左右される」という主張と解説によって、うつは気持ちの問題ではないのだ、ということに十分納得ができて気持ちの面でとても救われた。 科学的な説明が丁寧に展開されているため使われている言葉が難しくはあるが、論理展開はとても素直なので(化学、生物をあまりやってこなかったため)言葉の意味はきちんとは分からなかったものの、疲労のメカニズムをよく理解することができた。 病的疲労が生活を破壊することは明白なので、疲労とは何かを中学校の理科や保健体育などで噛み砕いて教えるようになって欲しい。

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2025/10/29

いやー面白い。 うつ病とコロナにこんな関係があるとは思いもよらなかったし、うつ病はあくまでも「病気」であることを再認識させられた。 健常者からの偏見は抑制されるべきことがよくわかる一冊。

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2025/10/22

疲労と疲労感は別物で、過労死が英語圏でもkaroshiと表されるほどの日本では疲労の研究が進んでいるのも納得できる。エナドリはあくまでも疲労感を低減するだけのもので、むしろ疲労そのものを感知するセンサーのスイッチを切っていようなもので、つまりは感覚を麻痺させているだけと気付いて空...

疲労と疲労感は別物で、過労死が英語圏でもkaroshiと表されるほどの日本では疲労の研究が進んでいるのも納得できる。エナドリはあくまでも疲労感を低減するだけのもので、むしろ疲労そのものを感知するセンサーのスイッチを切っていようなもので、つまりは感覚を麻痺させているだけと気付いて空恐ろしくなる。オロCの味が好きで常に家に置いてあるけど、付き合い方を考えないといけないかもしれない。 ダーウィン「いかなる痛みも苦しみも、長く続くとうつ病を引き起こし、行動力を低下させる。しかし、うつ病は、巨大あるいは突然の悪からわれわれの身を守るための適応なのです。」 疲労を感じない身体になるのは無理だしむしろ弊害があって、疲労をきちんと感じた上で上手く付き合っていくしかない。

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2025/10/18

専門用語が多くて難しかったけど、疲労のメカニズムが理解できた。 著者はさまざま発見をしていて、驚きの連続だった

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2025/11/08

疲労しない人はいない。誰でも疲れる。そのくせ、「どのくらい」疲れているのか、あのひとの疲労とこのひとの疲労のどっちがひどいのか、わからない。比較のしようがない。そんな身近だけど曖昧な「疲労」を科学のテーブルに乗せるとこうなる、という一書。疲労を第三者的に測定する話から始まって、疲...

疲労しない人はいない。誰でも疲れる。そのくせ、「どのくらい」疲れているのか、あのひとの疲労とこのひとの疲労のどっちがひどいのか、わからない。比較のしようがない。そんな身近だけど曖昧な「疲労」を科学のテーブルに乗せるとこうなる、という一書。疲労を第三者的に測定する話から始まって、疲労の本質に迫っていく。よくできたミステリーを読んでいるようで、面白かった。章ごとにポイントがまとめてあったり、大事な話は繰り返されたり、科学本としては読みやすいほうだが、専門用語は頻出するので、数ページ前を読み直したりすることも多かった。良書。

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2025/10/16

疲労のメカニズムが論理的に説明されていてよく理解できた。ミステリーを読んでいるような感覚になり、一気に進めてしまう魅力がある本だと思う。

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2025/10/11

疲労やうつの原因をウイルスを使って解明していく。 細かいところは難しかったけれど、科学者・研究者の頭の中をのぞき見したようで、面白かった。 現状の確かなもの、と、まだ確かでないものを切り分けて考えるって、難しそうだと思ったり。 疲労やうつの仕組みは分かってきたけれど、 「人類は...

疲労やうつの原因をウイルスを使って解明していく。 細かいところは難しかったけれど、科学者・研究者の頭の中をのぞき見したようで、面白かった。 現状の確かなもの、と、まだ確かでないものを切り分けて考えるって、難しそうだと思ったり。 疲労やうつの仕組みは分かってきたけれど、 「人類は疲労やうつとうまくつきあっていくしかない」というまとめが身に染みた。 以下メモ ・「疲労」のとらえ方 日本:頑張っている、疲労した相手をたたえあう 欧米:疲れたときは休んで、仕事の効率を上げようとする。疲れているのに無理に働いている人は自己管理のできないだらしない人 ・疲労:疲労感の原因となる「体の障害や機能低下」 疲労感:疲れたという感覚 ・疲労の種類 生理的疲労:短期的な疲労 病的疲労:何か月も続き、少々休んだだけでは回復しない疲労(うつ病、慢性疲労症候群) 病的疲労では、脳内炎症が起きている ・SITHー1 うつ病の原因遺伝子、と同時に不安の亢進作用もある。 不安が亢進することで、怒りと憎しみ、それと同時に強い力を得て生き残ってきた種族なのかも。

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